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論文

Irradiation effect of swift heavy ion for Zr$$_{50}$$Cu$$_{40}$$Al$$_{10}$$ bulk glassy alloy

小野寺 直利*; 石井 顕人*; 石井 康嗣*; 岩瀬 彰宏*; 横山 嘉彦*; 齋藤 勇一; 石川 法人; 薮内 敦*; 堀 史説*

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 314, p.122 - 124, 2013/11

 被引用回数:3 パーセンタイル:26.71(Instruments & Instrumentation)

金属ガラスには転位や点欠陥が存在せず、そのため自由体積の制御によって機械的特性が大きく変化することが指摘されている。自由体積の変化を陽電子寿命の測定により評価することができる。Zr$$_{50}$$Cu$$_{40}$$Al$$_{10}$$において重イオン照射に伴う自由体積の変化を陽電子消滅法により調べた。その際、系統的にイオン種,イオンエネルギーを変えて、自由体積の減少と阻止能(イオンから試料へのエネルギー伝達の線密度)との関係を解析した。その結果、陽電子寿命の減少が、核的阻止能(弾性衝突に伴うエネルギー伝達)ではなく、電子的阻止能(試料中の電子系へのエネルギー伝達)に対応して変化していることがわかり、電子系へのエネルギー伝達が自由体積の減少を引き起こしていることが示唆された。

論文

A Study of defects in electron- and ion-irradiated ZrCuAl bulk glassy alloy using positron annihilation techniques

堀 史説*; 小野寺 直利*; 福本 由佳*; 石井 顕人*; 岩瀬 彰宏*; 河裾 厚男; 薮内 敦; 前川 雅樹; 横山 嘉彦*

Journal of Physics; Conference Series, 262, p.012025_1 - 012025_4, 2011/01

 被引用回数:5 パーセンタイル:84.8(Physics, Applied)

200MeV又は2.5MeVのXeイオン,180keVのHeイオン、及び2MeV電子線をそれぞれ室温で照射したZr$$_{50}$$Cu$$_{40}$$Al$$_{10}$$バルク金属ガラス中の自由体積変化について陽電子消滅法を用いて調べた。X線回折測定の結果、いずれの試料においても照射による結晶化は確認されなかった。陽電子寿命測定の結果、電子線照射試料及びHeイオン照射試料では陽電子寿命値の増大が観測された一方で、重イオンであるXeイオン照射試料では陽電子寿命値の減少が観測された。金属ガラスの陽電子寿命値の減少は構造緩和又は結晶化を示唆するものであるが、本研究試料では結晶化は確認されていない。したがって、Xeイオン照射試料の陽電子寿命値の減少は照射粒子から与えられたエネルギーにより生じた構造緩和に起因するものであると考えられる。一方で、軽イオンであるHeイオン照射試料では照射損傷領域において自由体積の増大を示す陽電子消滅$$gamma$$線ピーク強度の増大が観測されたことから、ZrCuAlバルク金属ガラスへの照射効果は照射粒子の1粒子あたりの原子弾き出し数の違いに依存することを見いだした。

論文

Unusual antiferromagnetic properties affected by antiferroquadrupolar interaction in TbB$$_{2}$$C$$_{2}$$

金子 耕士; 目時 直人; 大山 研司*; 小野寺 秀也*; 山口 泰男*

Journal of Magnetism and Magnetic Materials, 272-276(Suppl.), p.e375 - e376, 2004/05

 被引用回数:0 パーセンタイル:0(Materials Science, Multidisciplinary)

正方晶RB$$_{2}$$C$$_{2}$$の特徴は、強い反強四極子相互作用の存在である。DyB$$_{2}$$C$$_{2}$$, HoB$$_{2}$$C$$_{2}$$の無磁場下で反強四極子(AFQ)秩序相、また反強磁性(AFM)秩序との共存相の存在が明らかとなった。TbB$$_{2}$$C$$_{2}$$では、磁場下でDyB$$_{2}$$C$$_{2}$$, HoB$$_{2}$$C$$_{2}$$のAFQ+AFM共存相と酷似した物性が表れるが、無磁場下では$$T_{N}$$=21.7Kの反強磁性体である。この反強磁性相では、帯磁率を初めとして、特異な物性が明らかとなっているが、その中の一つに(100)逆格子点近傍に現れる特異な散漫散乱の存在がある。この散漫散乱は、同じRB$$_{2}$$C$$_{2}$$化合物のうち、反強四極子秩序化合物HoB$$_{2}$$C$$_{2}$$と反強磁性体ErB$$_{2}$$C$$_{2}$$双方の中間相でも観測されているが、その起源を含めよく理解されていない。本講演では、AFQ相互作用の影響が現れる磁場下を初めとして、${it H-T}$相図等TbB$$_{2}$$C$$_{2}$$全般の物性を紹介するとともに、無磁場下での散漫散乱に焦点を当てる。

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