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三原 守弘; Osvaldo, C.*; 鳥居 和之*; 伊藤 康文*
no journal, ,
長寿命の放射性核種を含む廃棄物を地層処分する際に用いられるコンクリートとして、フライアッシュを高含有したシリカフュームセメント(HFSC)の使用が検討されている。本研究では電子線プローブ微小部分分析装置を用いて、処分の評価に重要なセシウム-135やヨウ素-129を想定して、安定同位元素のセシウム及びヨウ素を用いて、HFSCのフライアッシュ混合率の影響を把握するとともに、HFSCにおける各元素の移動挙動の特徴を検討した。フライアッシュ40%のHFSCがセシウムの拡散係数が最も小さく、その移動は浸漬面から数mmで制限されていた。一方、ヨウ素については、特性エックス線の強度は小さいものの緩やかに内部に移動していることが確認された。ヨウ素の見掛けの拡散係数はセシウムより一桁程度大きくフライアッシュ40%及び30%のHFSCが小さな値を示した。