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太田 久仁雄; 梅木 博之; 天野 健治; P.A.Smith*; Mori, A.*; M.M.Cowper*
Proceedings of 24th Symposium on the Scientific Basis forNuclear Waste Management (MRS 2000), P. 47, 2000/00
サイクル機構とNagraでは、これまで15年間にわたり、より現実的な核種移行モデルの構築とその信頼性の確認を主目的とした原位置試験研究(共同研究)を実施してきている。とくに、グリムゼル岩盤研究所および釜石鉱山において、核種移行の場(透水性割れ目とその近傍)とそこで生じる現象(収着/マトリクス拡散)について、解析的あるいは直接的に様々な手法を用いて評価を行うことにより、核種移行モデルの高度化とそのための技術の開発・確認を図ってきた。本報告では、上記の原位置試験研究において採用した、核種移行モデルの構築とその信頼性の確認のための手法、これまでに得られた成果の概要ならびに将来のサイト特性評価への反映などについて論じる。