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Xianglian*; Basar, K.*; Sainer, S.*; 大原 宏太*; 佐久間 隆*; 高橋 東之*; 井川 直樹; 石井 慶信
no journal, ,
室温で斜方構造を持つ超イオン電導体-PbFのX線及び中性子回折実験を行い、散漫散乱の振動的な部分に最も関与している原子の相関効果を検討した。散漫散乱強度の理論式に4.3Aまでの原子間相関効果を取り入れて解析した結果、温度294K及び15Kにおける散漫強度散乱強度差において生じる振動的な形状は、X線回折の場合はおもにPb-Pb原子間の熱相関効果によって決まり、中性子回折の場合はPb-FとPb-Pb原子間の熱振動による相関効果で決まることがわかった。
Sainer, S.*; Xianglian*; Basar, K.*; 佐久間 隆*; 高橋 東之*; 井川 直樹; 石井 慶信*
no journal, ,
六方晶系に属するVSeについてX線及び中性子粉末回折実験を行い、熱振動との相関効果を取り入れた解析式を導入して散漫散乱を解析した。X線回折法ではV-Se間及びV-V間の相関関係を、中性子回折法ではSe-Se間の相関関係を得ることができ、これら相関効果の距離依存性はこれまで解析してきた立方晶系に属する結晶と同様の傾向を示すことを明らかにした。
Basar, K.*; Xianglian*; Sainer, S.*; 小原 航太*; 佐久間 隆*; 高橋 東之*; 阿部 修実*; 井川 直樹; 石井 慶信*
no journal, ,
リチウム系酸化物は次世代の充電型リチウムイオン電池として期待されている。LiMnOは安価で安定性に優れるために、これら次世代電池の正極材料としての研究が進んでいる。本研究では、LiMnO粉末をLiOHとMnOの固相反応によって合成した。得られた試料の結晶子径を粉末中性子回折法とScherra式によって解析し、また、その電気伝導度をDC法によって測定した。発表では、LiMnO試料の結晶子径と電気伝導度の相関関係及びその合成時のアニール温度効果について考察する。