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論文

Depth profiling of oxide-trapped charges in 6H-SiC MOS structures by slant etching method

斎藤 一成; 吉川 正人; 大島 武; 伊藤 久義; 梨山 勇; 高橋 芳浩*; 大西 一功*

JAERI-Conf 97-003, p.243 - 248, 1997/03

傾斜エッチング法を用いて、$$^{60}$$Co-$$gamma$$線照射前後の6H-SiC MOS構造の酸化膜中の電荷分布評価を行った。その結果、照射前の酸化膜中には、6H-SiC/SiO$$_{2}$$界面付近には、負電荷が存在しており、界面から40nm離れたところには正電荷が存在していることがわかった。また負電荷の一部は、時定数の大きな界面準位が、固定電荷として振る舞っているためであることもわかった。$$^{60}$$Co-$$gamma$$線照射すると、照射中に印加している電圧の極性によりVmgの変化は異なり、これは、印加電圧の極性によって6H-SiC/SiO$$_{2}$$界面付近に捕獲される電荷が異なるためであることがわかり、ゲートに+10Vの電圧を印加すると界面には正電荷の蓄積が起こり、-10Vの電圧を印加すると界面には負電荷が蓄積されることがわかった。傾斜エッチング法は6H-SiC MOS構造の酸化膜中電荷分布評価に有効であることが確認された。

口頭

Radiation safety at J-PARC

中島 宏; 柴田 徳思; 澤畠 啓; 宮本 幸博; 中根 佳弘; 増川 史洋; 関 一成; 佐藤 浩一; 小栗 朋美*; 平山 英夫*; et al.

no journal, , 

大強度陽子加速器計画(J-PARC)では、世界最大強度を有する高エネルギー陽子加速器が建設されている。本施設は大強度,高エネルギー,大規模であるために、放射線安全性上の困難な問題が生じている。そこで、本発表では、これら放射線安全上の諸問題にかかる考え方、方策及び許認可にかかる放射線安全評価の現状について報告する。

口頭

陽子加速器施設における被ばく事故発生時の迅速的・簡易的な線量推定方法に関する検討

西藤 文博; 増川 史洋; 関 一成; 春日井 好己; 宮本 幸博

no journal, , 

陽子加速器施設における最悪の被ばく事故は、加速器トンネル内に作業者がいる状態でビーム運転を行ってしまうことである。その際、作業者は中性子によって大線量の急性被ばくを受けることになる。本研究では、事故発生時の初期段階において、中性子による被ばく線量を迅速的・簡易的に推定する手段として、人体中のナトリウムの放射化を使った方法について検討した。推定にあたっては、JCO事故の線量推定最終報告書(放射線医学総合研究所: NIRS-M-153)を参考にし、J-PARCの加速器トンネル内(50GeVシンクロトロン入射部)の中性子スペクトルを用いて、単位フルエンスあたりの人体の吸収線量とそれによって人体中で生成される$$^{24}$$Naの放射能、さらにそれを線源とした体外線量率を評価した。評価の結果、中性子による1Gyの被ばくに相当する線量率(身体表面から10cmの位置)は、5.8$$mu$$Sv/hとなることがわかった。

口頭

J-PARCにおける非常事態を想定した訓練について

西藤 文博; 春日井 好己; 関 一成; 中根 佳弘; 谷 教夫; 佐藤 浩一; 山崎 寛仁*; 別所 光太郎; 沼尻 正晴

no journal, , 

J-PARCで事故等が発生した際は、組織的な対応を行うため「事故現場指揮所」が開設され、関係者が招集される。事故現場指揮所では、発生した事象に対して迅速に状況を把握しつつ、事故現場における活動を指揮するとともに、現場からの情報を正確かつ迅速に発信することが求められる。事故等への対応に係る訓練として、非常事態を想定した訓練(非常事態総合訓練)を毎年実施している。非常事態総合訓練は、大まかに「想定事象の検討」、「訓練シナリオの作成」、「訓練の実施」、「訓練の評価・改善」の4つのプロセスで構成される。非常事態総合訓練を通して、事故対応における課題等を抽出し、これまでにソフト面・ハード面の両面で改善を行ってきた。また、訓練自体に対しても、Web会議システムを利用した遠隔モニタリングなど、訓練の評価に資するための工夫を行ってきた。今後もより有意義な訓練となるように、内容の充実化を進めていく。

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