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玉置 哲男*; 酒井 拓彦*; 遠藤 寛*; 羽賀 一男; 高橋 亮一*
Nuclear Technology, 99(1), p.58 - 69, 1992/07
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)遅発中性子(DN)法燃料破損検出(FFD)系の計数率信号の処理により破損検出感度を向上させる技術の開発を目標に、東芝教育訓練用原子炉TTR-1に設置された炉内核分裂生成物挙動試験ループFPI-IIにおいてDN系計数率変動の測定解析を実施した。殊に、計数率雑音と他の運転パラメータの変動との相関に注目し、その雑音源を明らかにする目的で多変量自己回帰(AR)モデルを用いた時系列解析を行った。その結果、定状的な燃料破損状態で生じる計数率変動の周波数特性は白色であること、その振幅は高流量、高温になるほど増大すること、低温時には配管等の構造材表面へのFP沈着効果のために系統温度の変動が計数率変動の大きな要因となること、が示された。
酒井 拓彦*; 遠藤 寛*; 宮地 延吉*
PNC TJ2164 86-013, 452 Pages, 1986/03
破損燃料から核分裂生成物(FP)が放出される場合を想定し、液体金属高速増殖炉(LMFBR)の一次冷却系内におけるFP挙動を明らかにするため、炉内核分裂生成物挙動試験ループ(FPL-II)を用いた33回の照射試験、ループ解体部材に対する照射後試験、および装荷燃料の照射後試験が実施された。本報告書は、これ等の試験結果に基づき、下記の項目に関する総合的な評価を実施した結果についてまとめたものである。(i)ループ配管に対する線分布解析に基づく不揮発性、および揮発性FPの沈着特性、(ii)ナトリウム中ステンレススチール表面におけるFPの微視的な沈着メカニズム、(iii)遅発中性子の測定、および装荷燃料の照射後試験に基づく燃料表面粗さ因子(k-factor)、(iv)実機線源評価上の問題点の検討。遅延配管に対する線分布解析の結果、不揮発性、および揮発性FPの沈着特性に関し下記の結論が得られた。(1)流動冷却材中の不揮発性、および揮発性FP核種は冷却材の乱流領域から層流領域を介して拡散過程により構造材表面に接近する。(2)構造材表面に接近したFP核種は化学種に応じて異なる沈着挙動を示すが、その特性は表の如くまとめられる。(3)スティッキング係数あるいは分配係数が不揮発性FP(Sr,Y,Zr,Mo,Nb,Ba,La,Ce,Ru)、揮発性FP(Cs,Br,Sb,Te,I)、および希ガスFP(Xe,Kr)について得られ、これ等はSAFFIRE-79コードなどChilton-Colburnの物質移動モデルを用いた実機評価コードに直接適用することができる。
酒井 拓彦*; 原世 悦*; 宮地 延吉*; 三塚 哲正*; 遠藤 寛*; 羽賀 一男*
Journal of Nuclear Science and Technology, 1074 Pages,
None