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大貫 敏彦; 吉田 崇宏*; 尾崎 卓郎; Samadfam, M.*; 香西 直文; 湯葢 邦夫*; 三頭 聰明*; 笠間 武史*; Francis, A. J.*
Chemical Geology, 220(3-4), p.237 - 243, 2005/08
被引用回数:53 パーセンタイル:69.92(Geochemistry & Geophysics)6価ウランの微生物及びカオリナイトとの相互作用について、吸着,脱離実験を行った。その結果、ウランはカオリナイトに比べて微生物表面官能基に強く吸着することがわかった。さらに、微生物とカオリナイトとの混合物へのウランの吸着実験を行い、ウランが微生物に選択的に吸着していることを電子顕微鏡による分析から明らかにした。選択的吸着には微生物表面のリン酸基が関与することが示唆された。
大貫 敏彦; 香西 直文; Samadfam, M.; 安田 良; 山本 春也; 鳴海 一雅; 楢本 洋; 村上 隆*
Chemical Geology, 211(1-2), p.1 - 14, 2004/11
被引用回数:49 パーセンタイル:64.78(Geochemistry & Geophysics)Uのアパタイトへの濃集機構を解明するため、吸着実験を行った。その結果、アパタイト表面にウラニルリン酸塩鉱物であるサレアイトが生成した。溶液中の化学組成からサレアイトの生成について検討した結果、不飽和であることがわかった。SEM及びRBSによる分析から表面におけるUとアパタイト層の間に溶解層が形成されていることがわかった。これらの結果から、アパタイトの溶解層における部分的な過飽和状態によるサレアイトの生成が支配的な機構であることがわかった。
大貫 敏彦; 青柳 寿夫*; 北辻 章浩; Samadfam, M.; 木村 康彦; Purvis, O. W.*
Journal of Environmental Radioactivity, 77(3), p.339 - 353, 2004/08
被引用回数:16 パーセンタイル:33.34(Environmental Sciences)地衣類によるPu(VI)及びU(VI)の濃集実験を行い、吸着したPu及びUの分布をSEMで分析し、溶液中及び吸着したPuの酸化数を吸光光度計で測定した。その結果、Puは地衣の表面に濃集したがUはずい層にも浸透していた。溶液中及び吸着したPuはV及びIVに還元された。一方、UはVIのままであった。これらの結果から、Pu(VI)が地衣類により溶解度の低いPu(IV)に還元されて、地衣表面に濃集したことがわかった。
大貫 敏彦; 坂本 文徳; 香西 直文; Samadfam, M.; 酒井 卓郎; 神谷 富裕; 佐藤 隆博*; 及川 将一*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 190(1-4), p.477 - 481, 2002/09
被引用回数:7 パーセンタイル:43.62(Instruments & Instrumentation)ヒ素鉱山付近の地表水中に成長したバイオマットに含まれるAs,Fe,Si及びSを原研TIARAのマイクロPIXEで分析した。その結果、Fe及びAsがバイオマット中に濃集していることを明らかにした。地下水中のヒ素の濃度がバイオマットと接触後減少したことから、バイオマットがヒ素の地表水からの除去に重要な役割を果たしていることを明らかにした。
大貫 敏彦; 香西 直文; Samadfam, M.; 安田 良; 神谷 富裕; 酒井 卓郎; 村上 隆*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 181(1-4), p.586 - 592, 2001/07
被引用回数:14 パーセンタイル:68.50(Instruments & Instrumentation)-PIXEはUの検出に関し、L線を用いるため、従来のSEM-EDS,EPMAよりも感度について優れていると考えられる。TIARAに設置されている
-PIXEは、ビームを1
m
まで絞ることができ、元素の空間分布を求めることができる。本研究では、岩石試料を用いて、Uの移行挙動を検討するうえで重要な、検出感度と空間分解能に関し、
-PIXE法と従来法について比較した。その結果検出限界については、
-PIXE
EPMA
SEM-EPSの順序となり、空間分解能においては、
-PIXE
EPMA
SEM-EDSとなった。これらの結果から、Uの分布を調べる方法として
-PIXEは有効であることがわかった。
大貫 敏彦; 香西 直文; Samadfam, M.; 山本 春也; 鳴海 一雅; 楢本 洋; 神谷 富裕; 酒井 卓郎; 村上 隆*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 181(1-4), p.644 - 648, 2001/07
被引用回数:4 パーセンタイル:33.63(Instruments & Instrumentation)アパタイトとスメクタイトの混合薄膜を用いて、Euの水溶液からの除去について検討した。薄膜中のEuの分布について、深さ方向に関してはRBSを、水平方向については、Micro-PIXEを用いて分析した。その結果、Euは深さ方向には一様に分布した。一方、水平方向についてはPの分布とほぼ同じになった。このことは、Euがアパタイトに収着していることを示している。
大貫 敏彦; Samadfam, M.; 木村 康彦; 北辻 章浩; 青柳 寿夫; Purvis, O. W.*
Proceedings of the International Workshop on Distribution and Speciation of Radionuclides in the Environment, p.174 - 180, 2000/00
ライケンへのPu(VI)とU(VI)の吸着実験を行い、吸着に伴う化学形の変化を検討した。その結果、Pu(VI)は吸着過程でIVに環元された。一方、U(V)は価数の変化はなかった。SEM-EDSにより、吸着サイトについて検討した結果、PuはLichen表面に一様に、Uは裏面に吸着していることがわかった。