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口頭

新規カルボン酸系抽出剤を用いたレアアースからのスカンジウムの選択的抽出分離

笹貫 武丸; 杉田 剛; 上田 祐生; 岡村 浩之; 長縄 弘親; 下条 晃司郎

no journal, , 

スカンジウムは飛行機の機体や燃料電池に用いられ、近年需要が増加している元素である。本研究では、スカンジウム(Sc$$^{3+}$$)に対し極めて高い選択性と抽出能を有する新規カルボン酸系抽出剤Tetraoctyl nitriloacetic acid diacetamide (TONAADA)を開発した。また、TONAADAの抽出挙動を市販の有機リン酸系抽出剤(D2EHPA, PC-88A)やカルボン酸系抽出剤(Versatic 10)と比較した。その結果、TONAADAはREからのSc$$^{3+}$$の選択的分離が可能な抽出剤であることが示された。D2EHPA, PC-88Aでは、Sc$$^{3+}$$の定量的な抽出が可能であったが、逆抽出によるSc$$^{3+}$$の回収が困難であった。Versatic 10を用いることでSc$$^{3+}$$を選択的に分離可能であったが、抽出能が低く、中性付近のpHでのみ抽出が可能であった。これに対しTONAADAは、低pH条件下でSc$$^{3+}$$の選択的抽出が可能であり、また5M HNO$$_{3}$$またはHClを用いることで定量的に逆抽出が可能であることが明らかとなった。

口頭

Selective separation of scandium from rare-earth elements with a novel carboxylic acid type extractant

笹貫 武丸; 杉田 剛; 上田 祐生; 岡村 浩之; 長縄 弘親; 下条 晃司郎

no journal, , 

スカンジウム(Sc)は工業的に重要な金属であり、飛行機の機体や燃料電池に用いられている。市販の抽出剤を用いることでScをレアアース(REEs)から分離可能であるが、抽出能の低さや逆抽出が問題点であった。本研究では、新規カルボン酸系抽出剤Tetraoctyl nitriloacetic acid diacetamide (TONAADA)を開発した。TONAADAは、二つのアミド基と一つのカルボキシル基を窒素ドナーで連結した四座配位子である。TONAADAを用いたREEsの抽出を行い、市販の抽出剤とのSc$$^{3+}$$の抽出分離能を比較した。その結果、TONAADAはSc$$^{3+}$$に対する高い抽出分離能を有し、5M HNO$$_{3}$$およびHClを用いることで定量的な逆抽出が可能であった。

口頭

酸解離型ジアミド系配位子によるレアアースの抽出分離と錯体構造の解明

下条 晃司郎; 笹貫 武丸*; Sch$"o$ne, S.*; 杉田 剛; 岡村 浩之; 池田 篤史*

no journal, , 

本研究では酸解離型ジアミド配位子を新規に合成し、希土類金属イオンの抽出分離について検討した。その結果、希土類金属イオンの中でスカンジウムに対して高い選択性を示すことを明らかにした。また、単結晶X線回折によって、スカンジウム錯体の立体化学構造を解明した。

口頭

酸解離型ジアミド系配位子によるレアアースの抽出分離と抽出錯体構造解析

下条 晃司郎; 笹貫 武丸*; Sch$"o$ne, S.*; 杉田 剛; 岡村 浩之; 池田 篤史*

no journal, , 

本研究では新規な酸解離型ジアミド配位子を合成し、レアアース金属の抽出分離について検討した。その結果、新規抽出剤はスカンジウムに対して高い選択性を示し、レアアース金属の中からスカンジウムのみを分離することに成功した。また、単結晶X線回折によって、金属錯体の立体構造を解明した。

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