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朝倉 伸幸; 芦川 直子*; 上田 良夫*; 大野 哲靖*; 田辺 哲朗*; 仲野 友英; 増崎 貴*; 伊丹 潔; 河野 康則; 川端 一男*; et al.
プラズマ・核融合学会誌, 87(7), p.485 - 486, 2011/07
2011年の5月に2つのITPAトピカルグループの会合が開催された。「スクレイプオフ層とダイバータ物理」トピカルグループはフィンランドで、及び「計測」トピカルグループはオランダで、それぞれ単独で会合を開催した。日本側ITPA委員から合計8名が出席し、活発な議論を行った。それぞれのトピカルグループの次回会合予定(それぞれ2012年1月、及び2011年10月)もあわせて示した。
長壁 正樹*; 篠原 孝司; 東井 和夫*; 藤堂 泰*; 濱松 清隆; 村上 定義*; 山本 聡*; 井戸村 泰宏; 坂本 宜照; 田中 謙治*; et al.
プラズマ・核融合学会誌, 85(12), p.839 - 842, 2009/12
この会合報告は、2009年秋に開催された国際トカマク物理活動(ITPA)の会合報告を取りまとめたものである。取りまとめたトピカルグループは"高エネルギー粒子物理", "輸送と閉じこめ物理", "ペデスタル物理", "MHD安定性", "計測"、及び"統合運転シナリオ"の計6グループである。報告内容は、各トピカルグループの国内委員により、各会合で発表されたITER実現に向けた物理課題の解析結果や装置間比較実験結果報告、また次回会合までに行うべき課題などについてである。
川端 一男*; 河野 康則; 草間 義紀; 間瀬 淳*; 笹尾 真実子*; 井手 俊介; 及川 聡洋; 鈴木 隆博; 高瀬 雄一*; 中村 幸男*; et al.
プラズマ・核融合学会誌, 84(5), p.297 - 298, 2008/05
2007年秋季及び2008年冬季に行われたITPA(国際トカマク物理活動)に関する3つの会合の内容を報告する。「計測」グループ会合は2007年10月に中国・成都で開かれ、日本から4名の参加があった。中性子計測及びITER計測装置の設計レビューについて特別セッションが設けられ、それぞれ、中性子計測で高い信号・ノイズ比を得るための検討結果、及び設計変更要求案(測定範囲,分解能,計測装置の追加など)が報告された。「定常運転」グループ会合は2007年12月にドイツ・ガルヒンで開かれ、日本から1名の参加があった。ITERにおけるプラズマ着火,電流立ち上げ及び運転シナリオなどをコードを用いた検討結果の進展について報告があった。「スクレイプオフ層及びダイバータ物理」グループ会合は2008年1月にスペイン・アビラで開かれ、日本から3名の参加があった。真空容器内部の水素同位体蓄積の測定法と除去,非接触ダイバータプラズマの理解,過渡的な熱負荷の評価と抑制方法などについて進展結果が報告された。
笹尾 真実子*; 草間 義紀; 河野 康則; 川端 一男*; 間瀬 淳*; 杉江 達夫; 藤田 隆明; 福田 武司*; 福山 淳*; 坂本 宜照; et al.
プラズマ・核融合学会誌, 83(9), p.779 - 782, 2007/09
2007年春季に開催された国際トカマク物理活動(ITPA)の7つのトピカルグループ(TG)会合の報告である。各会合では、国際熱核融合実験炉(ITER)等の燃焼プラズマ実験における重要度の高い物理課題に関して、議論・検討が行われた。日本からの参加者数は27人であった。以下に、TGごとの開催日程及び開催地を示す。(1)計測TG:3月26日-30日、プリンストン(米国),(2)輸送物理TG:5月7日-10日、ローザンヌ(スイス),(3)閉じ込めデータベースとモデリングTG:5月7日-10日、ローザンヌ(スイス),(4)周辺及びペデスタルの物理TG:5月7日-10日、ガルヒン(ドイツ),(5)定常運転TG:5月9日-11日、大田(韓国),(6)MHD TG:5月21日-24日、サンディエゴ(米国),(7)スクレイプオフ層及びダイバータ物理TG:5月7日-10日、ガルヒン(ドイツ)。
川端 一男*; 河野 康則; 草間 義紀; 間瀬 淳*; 笹尾 真実子*; 杉江 達夫; 藤田 隆明; 福田 武司*; 福山 淳*; 坂本 宜照; et al.
プラズマ・核融合学会誌, 83(2), p.195 - 198, 2007/02
2006年の秋季にITPA(国際トカマク物理活動)に関する7つの会合が開催された。「輸送物理」,「閉じ込めデータベースとモデリング」,「周辺及びペデスタルの物理」,「定常運転」,「MHD」の5会合は、中国の成都にて「第21回IAEA核融合エネルギー会議」に引き続いて行われ、トピカルグループ間の合同会合も多数開かれた。国際装置間比較実験の結果報告のほか、国際熱核融合実験炉(ITER)のデザインレビューに関して、現状の設計への問題提起と解決策の検討を整理するためまとめられているITER Issue Cardについて活発な議論が行われた。日本の参加者は27名に上った。また、「計測」の会合は、東北大学で、「スクレイプオフ層及びダイバータ物理」の会合は、カナダのトロント大学で行われた。
朝倉 伸幸; 加藤 隆子*; 仲野 友英; 高村 秀一*; 田辺 哲朗*; 飯尾 俊二*; 中島 徳嘉*; 小野 靖*; 小関 隆久; 武智 学; et al.
プラズマ・核融合学会誌, 82(7), p.448 - 450, 2006/07
2006年の1月から4月にかけて開催されたITPA(国際トカマク物理活動)の7つのトピカル物理グループ(「スクレイプオフ層及びダイバータ物理」,「MHD」,「周辺及びペデスタルの物理」,「定常運転」,「計測」,「輸送物理」,「閉じ込めデータベースとモデリング」)の会合に関する報告である。7つの会合を合わせて、原子力機構から担当委員12名が参加するとともに、委員外4名が発表を行った。磁場リップル低減のためのフェライト鋼装着後のプラズマ性能の向上等のJT-60の実験結果が報告された。
河野 康則; 川端 一男*; 草間 義紀; 笹尾 真実子*; 杉江 達夫; 間瀬 淳*; 朝倉 伸幸; 加藤 隆子*; 高村 秀一*; 田辺 哲朗*; et al.
プラズマ・核融合学会誌, 81(2), p.128 - 130, 2005/02
2004年の秋季に、ITPA(国際トカマク物理活動)に関する7つの会合が開催された。「計測」グループ会合は10月に中国で行われたが、その他の6つのグループ(スクレイプオフ層及びダイバータ物理,輸送物理,閉じ込めデータベースとモデリング,定常運転,MHD・ディスラプション・制御,周辺及びペデスタルの物理)会合は第20回IAEA核融合エネルギー会議(2004年11月1日6日,ポルトガル,ヴィラモウラ)の翌週にリスボンのリスボン工科大学に集中して開かれた。調整委員会議長の提案で開催された全体会合をはじめ、トピカルグループの合同会合も多数開かれ、国際装置間比較実験の結果報告と活発な議論が行われた。ITPA及び国際装置間比較実験へ日本側から多くの継続した寄与が望まれることから、本会合では初めて核融合フォーラムから滞在費・旅費の補助が大学及び研究機関の研究者9名に対し行われ、各グループの重要課題の解決及び国際研究活動の進展に貢献した。2005年の会合予定も併せて示した。
朝倉 伸幸; 加藤 隆子*; 高村 秀一*; 田辺 哲朗*; 東島 智; 飯尾 俊二*; 小関 隆久; 小野 靖*; 河野 康則; 中島 徳嘉*; et al.
プラズマ・核融合学会誌, 79(11), p.1194 - 1196, 2003/11
ITPA(国際トカマク物理活動)会合が、ロシアのヨッフェ研究所・科学教育センター(サンクトペテルブルク)で開催された。今回は、「スクレイプ・オフ層及びダイバータの物理」,「MHD, ディスラプション及び制御」,「高エネルギー粒子,加熱及び定常運転」,「計測」の各トピカル物理グループの会合、及び制御に関する合同会合が行われた。日本,欧州,ロシア,アメリカ合衆国,ITER国際チーム、及び中国(オブザーバとして初参加)から多くの参加者を得て活発な議論が行われた。本報告では、各グループ会合、及び制御に関する合同会合での議論の概要を示す。
二宮 博正; 高村 秀一*; 若谷 誠宏*; 藤田 隆明; 福田 武司; 東井 和夫*; 小川 雄一*; 滝塚 知典; 三浦 幸俊; 波多江 仰紀; et al.
プラズマ・核融合学会誌, 78(7), p.692 - 694, 2002/07
国際トカマク物理活動(ITPA)会合が、アメリカ合衆国のジェネラル・アトミック社(サンディエゴ)とプリンストン・プラズマ物理研究所(プリンストン)で開催された。今回は、「調整委員会」,「輸送と内部障壁の物理」,「 閉じ込めデータベースとモデリング」,「周辺及びペデスタルの物理」,「スクレイプオフ層及びダイバータの物理」,「計測」の各トピカル物理グループの会合が行われ、日本,欧州,ロシア,ITER国際チーム,アメリカ合衆国から多くの参加者を得て活発な議論が行われた。一方、今後 JT-60U の実験期間が縮小し日本から ITPA への貢献が減少しそうなことに対して、トピカルグループのメンバーから懸念が表明された。本報告では、各グループでの議論の概要を示す。
原田 秀郎; 高下 浩文; 高橋 武士; 笹尾 信之
7th International Conference on Emerging Nuclear Energy Systems (ICENES '93), 0 Pages, 1993/09
MOX燃料を使用した原型炉クラスの高速炉によりMA及び長寿命FP(99Tc、129I)がどれだけ消滅可能かを評価した。FPを装荷する領域(FP領域)は半径方向ブランケット内に設け、炉心からもれ出る中性子を使って消滅処理を行う。MAに関しては炉心内に装荷し主にMAの核分裂によって消滅させる。MAを炉心に均質に混ぜた場合と非均質に混ぜた場合を評価した。FP及びMAの消滅率、年間消滅量を計算した。また中性子経済をよくするために炉心外径と炉心高さを等しくした加速器制御によるMOX燃料高速炉について議論する。陽子加速器のビームエネルギーやターゲットを支化させたときの系の中性子束分布やMA、FPの消滅率、年間消滅量などを評価した。
原田 秀郎; 高橋 博*; Aronson, A. L.*; 加瀬 健; 小無 健司; 笹尾 信之
Fusion Technology, 24(2), p.161 - 167, 1993/09
本論文では、ミューオンカタライズドフュージョン(CF)反応で発生する14MeV中性子とフィッションプロダクト(FP)及びトランスウラニウム(TRU)より成るサブクリティカルコアを利用した、FPとTRUの消滅処理システムの議論が行われる。TRUのフィッションで発生する熱は、メソンを発生させるためのドライバーエネルギーとして利用される。このシステムの有効性を評価するため、中性子輸送コードMCNPを用いた計算が行われた。この結果、(1)本システムは、サブクリティカルでありながら、FP及びTRUを約1年の半減期で処理し得ること、(2)ドライバーのエネルギーとCFの燃料であるトリチウムは、本体系内でつくられ得ることが判明した。
原田 秀郎; 高橋 博*; 小無 健司; 笹尾 信之
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 322(2), p.286 - 292, 1992/11
被引用回数:3 パーセンタイル:43.66(Instruments & Instrumentation)放射性廃棄物であるSrとCsの消滅処理方法として、慣性核融合ターゲットシステムの利用が検討された。この論文においては、DT燃料と放射性廃棄物から成るターゲットの爆縮を記述するモデルが提案された。このモデルにより爆縮したターゲットの内部エネルギーとDT核融合で発生する中性子の消滅処理への利用率が計算された。これらの計算結果に基づき、消滅処理を行うために必要となるエネルギーの見積もりが行われるようになった。
原田 秀郎; 高橋 博*; Aronson, A. L.*; 小無 健司; 加瀬 健; 笹尾 信之
PSI-Proceedings 92-02, p.383 - 407, 1992/09
高エネルギー中性子を用いたFPとTRUの消滅処理システムに関する吟味を行った。高エネルギー中性子の発生方法としては、CF、慣性核融合及びスポーレーション反応を考えた。解析手法としては、モンテカルロ法による中性子輸送コード(MCNP)と核データライブラリー(ENDF/B-VI)を用いて各体系中の核反応数等を調べ、処理半減期及びTRUの核分裂で発生する熱エネルギーを求めた。これらの検討から、消滅処理研究における高エネルギー中性子利用の有効性とFP-TRUハイブリッドコア利用の有効性が指摘される。
加瀬 健; 小無 健司; 原田 秀郎; 高下 浩文; 野村 昌弘; 岸本 洋一郎; 笹尾 信之
PNC TN8410 92-083, 91 Pages, 1992/04
核燃料技術開発部先端技術開発室では、長寿命核分裂生成物(FP)の消滅処理法の研究を行っている。具体的には、・原子炉や加速器を利用した消滅処理法のエネルギー収支と消滅速度の評価・新しい方式の消滅処理法(Moving target法を利用した消滅処理法)の提案・消滅処理の評価に必要な核反応断面積(SUP137/Cs、SUP90/Srの熱中性子吸収断面積等)の測定等である。本資料は、昭和63年度から平成3年度までに上げたその研究成果をまとめたものである。
遠山 伸一; 江本 隆; 姫野 嘉昭; 平野 耕一郎; 小無 健司; 尾下 博教; 笹尾 信之; 高橋 伸友; 中山 元林; 他12名*
Proceedings of 3rd European Particle Accelerator Conference (EPAC '92), p.533 - 535, 1992/04
大洗工学センターでは,核変換技術開発の一環として、10MeV100mAのLバンドCW電子線形加速器の開発を行っている。現在までクライストロンの試作及び大電力試験、環流型加速管の低電力試験を行った。それによれば、クライストロンからのマイクロ波はCW出力で330kW、20%デューティ出力で780kWが得られており、加速管中のマイクロ波増幅率は凡そ3である。本発表では、加速器の概要とともに、上記の試験結果について述べる。
笹尾 信之
原子力工業, 37(10), p.29 - 32, 1991/10
「原子力工業」誌において"加速器の近未来"の特集を企画しており、その中の一つとしてPNCで計画している加速器の紹介を依頼されたものである。加速器による消滅処理は大電流化が必要であること。大電流化の為のR&D。加速器と原子炉のハイブリッド等について、従来発表済のものをとりまとめた。
高下 浩文; 川島 克之; 小無 健司; 笹尾 信之; 岸本 洋一郎
PNC TN8410 91-239, 118 Pages, 1991/08
前報(PNC N8410 90-057)でFP消減炉の消減率と炉心パラメータの関係を報告した。本報告書ではその結果を踏まえ、消減炉を改良し、核計算,燃焼計算を行い、FP消減炉の最適化を目指した。FPとして187Csを選び、燃焼反応度,出力ピーキング係数を通常の高速炉並に設定し、その範囲内で消減率の高い炉心をサーチした。核定数には高速炉用群定数JFS-3-J2を、炉心計算には拡散計算コードCITATIONを用いた。燃焼反応度,出力ピーキング係数及び消減率の最適化された消減炉の構成と特性が判った。Cs領域で平均熱中性子束31015n/cm2・sが得られた。187Csの消減量は年間220.5kgである。消減率は3.84%/yで自然崩壊の約1.7倍である。現行の高速炉の条件範囲内でFP消減炉の最適化を行った。その結果、平均熱中性子束31015n/cm2・sの消減領域を得ることが可能であることが判った。しかし、187Csは中性子吸収断面積が小さい(c=0.25b)ので、本消減炉でも十分な消減率は得られなかった。187Csをより効率的に消減するには、現行の高速炉の範囲を越えた革新的な炉心を考える必要がある。また、本消減炉は187Csよりも中性子吸収断面積の大きい129Iや99TcなどのFP核種であれば有効であると考えられる。
笹尾 信之; 松本 精夫
PNC TN8410 91-091, 95 Pages, 1991/03
本報告書は核燃料技術開発の1990年度の研究開発の中で、ある程度のまとまりをみたテーマに関する論文集であり、核燃料、レーザー、材料等の広い分野にわたる研究開発が述べられている。なお各々のテーマについては、それぞれ単独の報告書が作成されているが、ここにそれらをダイジェスト版的にまとめたものである。
尾下 博教; 遠山 伸一; 平野 耕一郎; 小無 健司; 笹尾 信之; 佐藤 勇
PNC TN8410 91-048, 92 Pages, 1991/02
高レベル廃棄物中のFission Productに関する消減処理研究は、東海事業所技術開発部フロンティアグループにて昭和63年度に開始した。平成元年度には同グループを核燃料技術開発部先端技術開発室に改組し、消減処理用加速器の要素開発研究を本格的に開始した。本年度の上記テーマの研究内容は、大電力Continuous Wave(以下CWと略す)加速管、大電力CWクライストロンの設計及び試作、大電力CWクライストロン用電源の設計等である。これらは平成元年度から引き続き行っており、現在のところCW運転時の電気的、熱的設計を中心に扱い、データとしては加速管、クライストロン等の試作要素の特性が得られている。また、これと並行して加速器建屋の設計を行った。本資料は、上記テーマに関して平成2年度の活動成果を中心にまとめたものである。内容は、消減処理要素技術開発用の大強度CW電子線形加速器の研究開発の計画及び現状から成っている。第1章では、消減処理に使用する核変換装置として加速器に要求される性能とその開発計画について述べ、以下の章では、大強度CW電子線形加速器の要素技術開発に関する今年度の開発成果について述べる。