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千田 康英*; 山田 誠也*
JNC TJ9420 2005-005, 117 Pages, 2005/02
金属燃料リサイクルプラント(38tHM/年)の燃料製造設備について、これまでの設計研究及び品質管理概念をベースに、主要機器の概念設計を進めた。あわせて、製品のハンドリング装置の概念設計も行い、製品等のハンドリング時間を検討するとともに、燃料成分調整手法を考慮して、燃料製造設備の機器台数を最適化した。(1)代表的な主工程設備及び燃料ハンドリング・秤量設備の構造概念設計燃料成分調整装置、燃料ピン組立装置、Naボンディング装置、燃料スラグパレットハンドリング装置、燃料ピンパレットハンドリング装置、燃料ピンハンドリング装置及び秤量器の構造概念設計を実施した。(2)ハンドリング時間を考慮した必要設備台数の見直し上述の概念設計結果を基に、燃料スラグ及び燃料ピンをハンドリングするための所要時間を見積り、機器の処理時間に対応するよう、燃料製造設備の機器台数を最適化した。(3)設備間バッファの検討機器相互の処理能力を比較するとともに、製品のハンドリング時間を考慮して、設備間バッファ量を検討した。あわせて、被覆管等の部材のバッファ量も検討し、燃料製造設備内の保管棚等のバッファ量を最適化した。
千田 康英*; 森 行秀*
JNC TJ9420 2004-004, 192 Pages, 2003/12
金属燃料リサイクルプラント(38tHM/y)の燃料製造設備について、これまでの設計研究および品質管理概念をベースに、主要機器設備と附帯設備(分析設備および有機廃液処理設備)についてより詳細な検討を行い、プラント概念を示した。合わせて、設備建設費、保守費、消耗品費、廃棄物発生量等のコストデータベースを整備し、燃料製造設備の建設費および操業費を明らかにした。
大久保 忠恒*; 佃由 晃*; 上村 勝一郎*; 村井 健志*; 後藤 健*; 土井 荘一*; 千田 康英*; 高阪 裕二*; 木戸 俊哉*; 村田 保*; et al.
日本原子力学会誌, 43(9), p.906 - 915, 2001/09
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)我が国の原子力発電では、ウラン資源の有効活用及び稼働率向上を目的として、高燃焼度化が進められており、その一環として通商産業省の支援のもと高燃焼度燃料等確証試験が実施されている。PWRにおいては、高燃焼変化が2段階のステップを踏んで進められており、ステップI燃料(~48GWd/t)は平成元年から使用が開始されている。本報告では、関電(株)高浜3号機で照射されたステップI燃料について照射後試験を行い、その照射挙動について解析・評価を行った。その結果、ペレット,燃料要素,被覆管及び燃料集合体の照射挙動は従来燃料の挙動データから予測される範囲であり、特異な挙動は見られないことが確認され、ステップI燃料の健全性・信頼性を確証することができた。