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JRR-2管理課; 神原 豊三; 荘田 勝彦; 平田 穣; 庄司 務; 小早川 透; 両角 実; 上林 有一郎; 蔀 肇; 小金澤 卓; et al.
JAERI 1027, 57 Pages, 1962/09
1961年3月に行われたJRR-2の第1次出力上昇試験全般にわたって記してある。まず第1章に出力上昇の問題となった第1次燃料について、燃料要素の仕様・検査及び問題点と安全性についての検討をした結果を述べてある。この検討に従い、万一燃料被覆破損が生じた場合、でき得る限り早期に発見し、処置を容易にするために破損燃料検出装置を追加設置した。この破損燃料検出装置の検出の方法,装置の内容について第2章に記してある。最後に第3章に実施した第1次出力上昇試験の経過について述べてある。
島宗 弘治; 奥 達雄
JAERI 1026, 33 Pages, 1962/07
JRR-2第一次燃料要素は検査の結果U-Al合金中に高い熱発生率を持つ金属ウランあるいは炭化ウラン等のInclusionが存在することが判明した。この欠陥のある燃料の出力限界を決定するため、Inclusionの形状及び大きさを簡単な模型に置き換え検討を試みた。この結果、Inclusionの大きさが直径100mil(2.54mm),厚さ20mil(0.51mm)の円板状とすると、Inclusion部最高温度がInclusionがない場合の正常値を上まわらないという条件で金属ウランの場合2000kWまで出すことが可能であるとの結論を得た。また、ヒーターによる模擬燃料板の実験からも、この近似計算が安全側にたったほぼ妥当な結果を与えるものであることが確かめられた。
JRR-2臨界実験グループ; 神原 豊三; 荘田 勝彦; 平田 穣; 庄司 務; 小早川 透; 両角 実; 上林 有一郎; 蔀 肇; 小金澤 卓; et al.
JAERI 1025, 62 Pages, 1962/03
第2号研究用原子炉JRR-2は、20%濃縮ウランのMTR型燃料を用いた重水減速・冷却の熱中性子研究炉である。この炉の最大熱出力は10MW,平均熱中性子束密度は110n/cmsecである。この論文は昭和35年10月1日、臨界に到達し、翌36年1月末まで実施した各種の特性試験についての報告書である。内容はJRR-2の臨界試験,制御棒の校正,重水上部反射体効果,燃料要素の反応度効果,温度係数等の特性試験,熱中性子束分布の測定と出力の校正について述べてある。これらの実験は、JRR-2管理課並びに技術研究室より特別に編成されたJRR-2臨界実験グループによって実施されたものである。