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土屋 晴文; 日比野 欣也*; 川田 和正*; 大西 宗博*; 瀧田 正人*; 宗像 一起*; 加藤 千尋*; 霜田 進*; Shi, Q.*; Wang, S.*; et al.
Progress of Earth and Planetary Science (Internet), 11, p.26_1 - 26_14, 2024/05
被引用回数:3 パーセンタイル:31.85(Geosciences, Multidisciplinary)From 1998 to 2017, neutron monitors located at an altitude of 4300 m on the Tibetan plateau detected 127 long-duration bursts of high-energy radiation in association with thunderclouds. These bursts typically lasted for 10-40 min, and 89% of them occurred between 10:00 and 24:00 local time. They were also found to be more likely to occur at night, especially during 18:00-06:00 local time period. The observed diurnal and seasonal variations in burst frequency were consistent with the frequencies of lightning and precipitation on the Tibetan plateau. Based on 19 years of data, the present study suggests that an annual variation in burst frequency has a periodicity of
16 years and a lag of
3 years relative to solar activity.
小林 峰*; 大西 剛*; 大澤 崇人; Pratt, A.*; Tear, S.*; 霜田 進*; 馬場 秀忠*; Laitinen, M.*; Sajavaara, T.*
Small, 18(46), p.2204455_1 - 2204455_9, 2022/11
被引用回数:16 パーセンタイル:70.35(Chemistry, Multidisciplinary)全固体電池は、正極と負極の間でリチウムイオンを輸送することで充放電を行う二次電池である。エネルギー密度の向上、充電時間の短縮、安全性の向上など、この電池技術の大きなメリットを十分に発揮するためには、動作中に電池内でリチウムイオンがどのように輸送・分布しているかを理解することが不可欠となる。しかし、3番目に軽い元素であるリチウムは、全固体デバイスの動作中に定量的に分析する方法が限られており、リチウムの輸送をリアルタイムで追跡することはまだ実証されていない。ここでは、熱中性子誘起核反応を利用し、リチウム6をトレーサーとして、高強度熱中性子源を用いて、全固体半電池内のリチウムイオンの輸送をほぼリアルタイムで定量的に追跡することに成功したことを報告する。さらに、リチウムイオンの移動機構と移動領域についても言及した。リチウムイオンの輸送を追跡することで、使用した固体電解質中のリチウムイオンの移動領域を決定することができたと述べている。これらの結果から、全固体電池の開発は、電池内のリチウムイオンの輸送を把握しながら、さらなる進化を遂げることができる段階に入ったと言える。その結果、全固体電池の研究開発はさらに加速されることになるだろう。
土屋 晴文; 日比野 欣也*; 川田 和正*; 大西 宗博*; 瀧田 正人*; 宗像 一起*; 加藤 千尋*; 霜田 進*
no journal, ,
地上や高山における雷雲に伴って放射線(雷雲放射線)が観測されており、その生成メカニズムの解明を目指した研究が国内外で進んでいる。これまでの研究から、雷雲放射線は雷雲内の強い電場によって高エネルギーに加速された電子が放つ制動放射線であると考えられているが、その観測地点の高度によって継続時間や発生時期が大きく異なることが分かってきた。実際、北陸地域においては雷雲放射線は冬にのみ観測され、典型的に1分ほど継続する。一方、標高3000mを超える地点においては雷雲放射線は夏の雨季の時期にのみ捉えられ、10分ほど続くことが報告されている。この差異の解明には、さまざまな高度での雷雲放射線のデータが必須である。そこで、高度4300mのチベット高原において1998年から稼働している宇宙線観測装置で捉えられた雷雲放射線の時間特性と、雷や降雨の時間特性を比較した。この比較により、チベット高原の雷雲放射線は雷が発生しやすい雨季の5月-9月においてよく観測されていることが分かった。また、一般的には雷雲が衰退する夜の時間帯である18時-6時に雷雲放射線が多く発生している傾向も見られた。これは、雷雲放射線の発生には、従来考えられていたほど強い電場が必要ない可能性を示す。さらに、チベット高原で観測された雷雲放射線の年ごとの発生頻度が周期的に変動する兆候が見られた。この周期変動を11年周期を持つ太陽活動の変動と比較した結果、雷雲放射線の発生は太陽活動の影響を受けているかもしれないことが示唆された。