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論文

Neutron powder diffraction and difference maximum entropy method analysis of protium- and deuterium-dissolved BaSn$$_{0.5}$$In$$_{0.5}$$O$$_{2.75+alpha}$$

長崎 正雅*; 塩谷 真也*; 井川 直樹; 吉野 正人*; 岩崎 航太*; 深澤 裕; 内海 渉

Journal of Solid State Chemistry, 182(10), p.2632 - 2639, 2009/10

 被引用回数:6 パーセンタイル:23.82(Chemistry, Inorganic & Nuclear)

プロトン伝導体中の水素の結晶位置の詳細を明らかにするため、中性子回折データを用いた差最大エントロピー法(差MEM)を提案した。この方法は結晶中に取り込まれた水素と重水素の構造因子の差を利用した手法である。本法のシミュレーションでは水素原子の分布のみではなく、水素原子付近の空間分解能を改善させることを明らかにした。また、本法を水素と重水素を溶解させたBaSn$$_{0.5}$$In$$_{0.5}$$O$$_{2.75+alpha}$$の9Kで測定した回折データに適用することで、O-D結合が第2近接酸素方向へ傾いていること、そしてその水素と酸素原子の分布は格子間位置には存在しないことを明らかにした。

論文

Location of deuterium atoms in BaZr$$_{0.5}$$In$$_{0.5}$$O$$_{2.75+alpha}$$ by neutron powder diffraction

長崎 正雅*; 伊藤 剛*; 吉野 正人*; 岩崎 航太*; 塩谷 真也*; 深澤 裕; 井川 直樹; 石井 慶信*

Journal of Nuclear Science and Technology, 45(Suppl.6), p.122 - 127, 2008/09

 被引用回数:5 パーセンタイル:35.13(Nuclear Science & Technology)

燃料電池用固体電解質としての利用が期待されるプロトン伝導性物質BaZr$$_{0.5}$$In$$_{0.5}$$O$$_{2.75+alpha}$$について、プロトンが占める結晶位置を特定するため10Kの低温にて粉末中性子回折実験を行い、リートベルト解析及び最大エントロピー法解析を行った。試料は固相反応によって作製し、重水を含水させることで物質中にプロトンを導入した。本物質は空間群が${it Pm}$-$$overline{3}$$${it m}$の立方晶プロベスカイト型構造であること,重水含前後の核密度分布図の変化からプロトン位置は12$$h$$サイト近傍に存在することが明らかになった。

口頭

重水・軽水を溶解したBa(Sn,In)O$$_{3}$$系プロトン伝導体の粉末中性子回折と差MEM解析,1; 差MEM解析の原理とその空間分解能

長崎 正雅*; 塩谷 真也*; 井川 直樹; 岩崎 航太*; 吉野 正人*; 深澤 裕; 内海 渉

no journal, , 

Ba(Sn,In)O$$_{3}$$系プロトン伝導体は燃料電池の電解質,水素センサーなどへの応用が期待されている。これら材料中の水素の位置を正確に求めるために、水素まわりの構造に対するMEM解析の空間分解能を実質的に向上させる方法として、重水素溶解試料と軽水素溶解試料の構造因子の差をMEM解析する「差MEM」を考案し、シミュレーションによってその効果を検証した。

口頭

重水・軽水を溶解したBa(Sn,In)O$$_{3}$$系プロトン伝導体の粉末中性子回折と差MEM解析,2; 実測データの差MEM解析とその評価

塩谷 真也*; 長崎 正雅*; 井川 直樹; 岩崎 航太*; 吉野 正人*; 深澤 裕; 内海 渉

no journal, , 

重水・軽水を溶解したBa(Sn,In)O$$_{3}$$系プロトン伝導体の粉末中性子回折と差MEM解析(1)の発表において、最大エントロピー法(MEM)解析の空間分解能を向上させる方法として「差MEM」を考案し、その効果をシミュレーションによって検証した。本報では、差MEM解析を実測データに適応し、その効果を評価した。差MEM法は通常のMEM法に比べて、より真に近いプロトンの存在領域を決定することができ、水素同位体の中性子散乱長の違いを利用したMEM法の空間分解能が向上したことを実証した。

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