Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
渡辺 収*; 岸田 雅子*; 白滝 康次*; 平沢 義也*
PNC TJ906 79-02, 109 Pages, 1979/12
ナトリウム冷却高速炉の蒸気発生器において,伝熱管小リーク発生時の,リーク検出計一水素濃度計一の検出性能評価は,いわゆる「セーフティ・マップ」でおこなわれる。本報告書は原型炉用「セーフティ・マップ」作成コードSWAC-10-MJ/2の取扱いマニュアルとして作成されたものである。以下,本コードの特徴を記す。1)計算対象は高速原型炉「もんじゅ」とする。2)ウェステージ式はリーク点と隣接伝熱管間距離を考慮したPNC実験式を用いている。3)初期水リーク率とリーク孔拡大比の関係は外部入力で与える。4)水素濃度計算時にはリーク孔拡大効果が考慮される。5)Na中(プレナム部)水素濃度のミキシング効果が考慮できる。6)Naスタグナント部(ダウンカマー部)リークに対するカバーガス中検出特性を評価できる。7)Na部とカバーガス部との間の水素移行効果が考慮できる。8)検出器の応答計算において,Ni膜中の水素拡散応答特性が考慮できる。9)計算可能なリーク率計算点数は,50点であり約20,000秒までの計算が可能である。(時間きざみ巾4sec最大計算ステップ数5,000)尚,本コードに必要なリージョンサイズは,約470KBであり,計算時間(CPUTime)は,IBM370/168で,約0.83msec/リーク率/ステップである。