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分島 亮*; 平 靖之*; 日夏 幸雄*; 石井 慶信
Solid State Communications, 125(6), p.311 - 315, 2003/02
被引用回数:26 パーセンタイル:73.73(Physics, Condensed Matter)本研究はCaIrOの磁気構造,磁化率,比熱測定を行い、7.5Kに弱いフェロマグネテックな相転移を、105Kに型比熱異常の観測をするなど、新たな知見を報告するものである。105Kの比熱異常を明らかにするため、この温度の前後(90K, 120K)の温度でJRR-3に設置されている高分解能中性子粉末回折装置(HRPD)により測定し、リートベルト解析を詳細に行った。その結果、両者に結晶構造の相変態に掛かる変化が見られなかった。また電気伝導度の測定から、本物質の伝導はMott型一次元バリアブルレンジ・ホッピング(VRH)による伝導機構であることが明らかになった。CaIrOについて、新たな知見を得たので発表する。