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米田 安宏; 高田 愛梨*; 長井 遥*; 菊池 丈幸*; 森下 正夫*; 小舟 正文*
Japanese Journal of Applied Physics, 56(10S), p.10PB07_1 - 10PB07_7, 2017/10
被引用回数:3 パーセンタイル:15.22(Physics, Applied)錯体重合法を用いて作製した(NaKLi)NbOの単射晶相を放射光を用いて構造解析した。(NaKLi)NbOの平均構造は単射晶構造であるが、局所構造はKNbOと同じ菱面体晶構造モデルで再現することができた。この結果から平均構造の単射晶構造は菱面体晶がdisorderして変調されて観測されたと考えられる。
米田 安宏; 高田 愛梨*; 長井 遥*; 菊池 丈幸*; 小舟 正文*
no journal, ,
鉛フリー圧電体として(Na,K)NbOが注目されている。(Na,K)NbOはLiNbOと固溶体を作製することで高い圧電特性を示すことが報告されている。(Na,K,Li)NbOの結晶構造は正方晶と斜方晶の相境界にあるため、これまでに種々の二相共存構造が報告されている。我々は(Na,K,Li)NbOの結晶構造を再検討するため放射光高エネルギーX線回折を行った。その結果、(Na,K,Li)NbOは室温で既に単斜晶構造であることがわかった。さらに室温以下の200KでBragg反射の強度変化を伴う相転移を観察することができた。室温近傍に存在する相転移を変調することによって高い圧電特性を示すものと考えられる。