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山敷 庸亮*; 前原 裕之*; Airapetian, V.*; 野津 湧太*; 佐藤 達彦; 野津 翔太*; 黒木 龍介*; 村嶋 慶哉*; 佐藤 啓明*; 行方 宏介*; et al.
Astrophysical Journal, 881(2), p.114_1 - 114_24, 2019/08
被引用回数:31 パーセンタイル:83.73(Astronomy & Astrophysics)系外惑星における生命存在の可能性を検討する際、恒星が引き起こすスーパーフレアによる影響を評価することは重要となる。そこで本研究では、いくつか実在する恒星と仮想的な惑星を想定し、その大気・海洋内における被ばく線量を様々なタイプの太陽フレアに対して推定する方法を提案する。具体的には、粒子・重イオン輸送計算コードPHITSと系外惑星データベースシステムExoKyotoを組み合わせ、実際に観測された太陽フレアと恒星フレアの比較から影響を推定する。その結果、ある程度の大気圧があれば、惑星地表面における被ばく線量は複雑系生物の致死量には至らない可能性が高いことが分かった。
粟飯原 はるか; 駒 義和; 竹内 正行; 小泉 務; 小山 真一; 高木 一成*
no journal, ,
フェライト系被覆管の高速炉燃料を再処理する場合には被覆管成分の溶解による影響を評価しておく必要がある。高放射性廃液から被覆管主成分であるFeとCrを分離除去することが廃棄物低減の観点から有効と考えられるため、硝酸溶液からのFeとCrの分離に関し二座配位抽出剤による溶媒抽出を検討した。Cr(VI)を抽出するため、硝酸溶液中でCr (III)を酸化調整する検討を行い、Ce(IV)による酸化並びに定電位電解による酸化によって90%以上の収率でCr(VI)に酸化することができた。溶媒抽出の検討ではリン系抽出剤CMPO、アミド系抽出剤DMDBTDMAと比較のためにTBP及びTOPOを用い、Fe(III), Cr(VI), Nd及びCeを含む硝酸溶液系からの分配比を求めた。Cr(VI)はCMPO, DMDBTDMAとTOPOにより抽出が可能であった一方Fe(III)は抽出されなかった。模擬高レベル放射性廃液からの抽出では、希土類やZr等の分配比が高いためにCrの有効な分配比を得られなかった。CrとFeを分離するためには、あらかじめ希土類等を除去する段階的な分離の必要性が示唆された。
川上 智彦*; 中野 菜都子*; 高木 一成*; Spaziani, F.*; 花本 行生*; 阿部 雄太
no journal, ,
ガラス固化体は、高線量で人が近づけず遠隔での成分分析ができると非常に有用である。福島第一原子力発電所事故で汚染水を浄化した吸着剤等は、今後、ガラス固化体のような最終形態になると考えられる。また、福島第一原子力発電所の集束は、30年40年とされているが燃料デブリの取り出しが工程を大きく左右するといわれている。燃料デブリの回収は、水中での冠水工法が第一候補であるが、壊れている容器の止水が困難なために気中工法も検討されている。燃料デブリを取り出しは、合金化やセラミック化により硬度が異なるために、燃料デブリ切断部の元素情報や硬さ情報は重要である。一方でLIBSによる元素組成分析は、遠隔測定による応用や水中での測定などオンサイト分析として研究開発されている。今回の発表は、ガラス固化体を模擬したガラス片を作製し、LIBS計測の定量分析への応用の検討、プラズマ加熱試験体の元素同定と酸素濃度比をLIBSにより計測した。