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及川 諒太*; 内一 哲哉*; 高木 敏行*; 浦山 良一*; 根本 義之; 高屋 茂; 欅田 理*
International Journal of Applied Electromagnetics and Mechanics, 33(3-4), p.1303 - 1308, 2010/10
被引用回数:5 パーセンタイル:35(Engineering, Electrical & Electronic)本研究では、非線形渦電流法によるオーステナイト系ステンレス鋼の、照射誘起応力腐食割れ(IASCC)に関連した材料劣化診断の可能性を検討した。その目的のため、照射誘起偏析模擬材の高温での引張り試験を行い、その前後での試料振動型磁力計(VSM)による磁化曲線の評価を行った。また磁気力顕微鏡(MFM)による引張り試験片の微視的な磁気特性の評価を行った。さらに、非線形渦電流法による評価を行い、その結果検出された第3高調波比が引張り試験における公称ひずみと相関性があることが示された。以上の結果から磁気的手法による材料劣化診断原理について議論を行った。
伊藤 孝; 髭本 亘; 大石 一城*; 西田 信彦*; Heffner, R. H.; 青木 勇二*; 鈴木 博之*; 鬼丸 孝博*; 谷田 博司*; 高木 滋*
Journal of Physics; Conference Series, 225, p.012021_1 - 012021_6, 2010/06
被引用回数:2 パーセンタイル:66.93(Physics, Applied)固体中における拡散はスピン回転・緩和法(SR)により長年にわたって研究され、低温における荷電粒子の量子拡散や高温における水素様粒子の拡散現象の理解に貢献してきた。本研究発表では、横磁場SR法によって立方晶電子系化合物PrPb及びSmAgInにおける拡散を観測した結果について報告する。単結晶試料中のサイトは強い横磁場を[001]方向に印加することによって磁気環境の異なる2つのサイトに分裂する。SR線形はこれらのサイト間のの運動によって劇的な変化を生じる。この温度依存性を詳細に解析することにより、両物質に対しの拡散に関するパラメータが精度よく得られた。
金子 広久; 花屋 博秋; 羽田 徳之; 山縣 諒平; 清藤 一; 金沢 孝夫; 小嶋 拓治; 小山 茂*; 山口 敏行*; 川島 郁男*; et al.
JAEA-Review 2007-060, JAEA Takasaki Annual Report 2006, P. 209, 2008/03
1号電子加速器は、新材料開発のためのグラフト重合,半導体の照射効果,外部ユーザーの種々の実験等に利用されている。電子加速器の年間運転時間は、597.4時間であった。コバルト60線照射施設は、3つの照射棟に合計8つの照射室があり、0.04kGy/hから20kGy/hまでの、広い範囲の線量率で照射が可能である。コバルト第1照射棟,コバルト第2照射棟及び食品照射棟のそれぞれの年間運転時間は、20,844h, 6,335h, 3,150hであった。
小嶋 拓治; 金子 広久; 羽田 徳之; 花屋 博秋; 山縣 諒平; 清藤 一; 金沢 孝夫; 小山 茂*; 山口 敏行*; 川島 郁男*; et al.
JAEA-Review 2007-060, JAEA Takasaki Annual Report 2006, P. 208, 2008/03
1台の電子加速器及び3棟の線照射施設を、年間の運転計画に基づいて照射利用に供した。18年度の利用件数は1号電子加速器が544件,コバルト第1照射棟は159件,コバルト第2照射棟は622件,食品照射棟は357件であり、研究成果の創出に寄与している。
金沢 孝夫; 金子 広久; 羽田 徳之; 花屋 博秋; 山縣 諒平; 清藤 一; 小山 茂*; 山口 敏行*; 川島 郁男*; 八木 紀彦*; et al.
JAEA-Review 2006-042, JAEA Takasaki Annual Report 2005, P. 200, 2007/02
1台の電子加速器及び3棟の線照射施設を、年間の運転計画に基づいて照射利用に供した。2号加速器は17年度から運転を停止した。17年度の利用件数は、1号加速器が544件,コバルト第1棟は287件,コバルト第2棟は630件,食品照射棟は339件であり、成果の創出に寄与している。
羽田 徳之; 山縣 諒平; 金子 広久; 花屋 博秋; 清藤 一; 金沢 孝夫; 小山 茂*; 川島 郁男*; 八木 紀彦*; 高木 雅英*; et al.
JAEA-Review 2006-042, JAEA Takasaki Annual Report 2005, P. 202, 2007/02
Co-60線照射施設は、3つの照射棟に合計8つの照射室があり、0.04Gy/hから20kGy/hまでの広い範囲の線量率で照射が可能である。すべての照射施設は、順調に稼働して、新材料の開発,耐放射線性試験,バイオ技術の開発研究等の所内外の利用に供している。
伊藤 孝; 髭本 亘; 大石 一城*; 高木 滋*; 谷田 博司*; 鈴木 博之*
no journal, ,
ホイスラー化合物SmAgInは低温において逐次相転移を起こすことが知られている。結晶場基底四重項の多極子自由度に基づき、高次多極子の逐次相転移の可能性が指摘されていたが、詳細は明らかにされていなかった。われわれはこの逐次相転移を微視的な観点から研究するために、単結晶試料に対しSRによる内部磁場の測定を行った。秩序相における内部磁場の温度依存性には、秩序変数の切り替わりを示唆するような顕著な異常は観測されず、CeBに見られる高次多極子秩序の逐次相転移とは状況が大きく異なることがわかった。よって、SmAgInにおける逐次相転移は高次多極子秩序以外の要因を持つ可能性が高い。Smイオンの配置(fcc)に由来するフラストレーションが有力であると考えられる。
内一 哲哉*; 高木 敏行*; 根本 義之; 高屋 茂; 欅田 理*
no journal, ,
本研究では、非線形渦電流法によるオーステナイト系ステンレス鋼の、照射誘起応力腐食割れに関連した材料劣化診断の可能性を検討した。そのため照射誘起偏析模擬材の高温での引張り試験を行い、その前後での非線形渦電流法による評価を行った。さらに磁気力顕微鏡による引張り試験片の微視的な磁気特性の評価を行った。その結果、結晶粒界でのCr欠乏とNi富化に関連した磁性相の生成により、非線形渦電流法における検出信号の高調波比が変化することを確認した。
及川 諒太*; 内一 哲哉*; 高木 敏行*; 浦山 良一*; 根本 義之; 高屋 茂; 欅田 理*
no journal, ,
照射誘起偏析を模擬したオーステナイト系ステンレス鋼モデル合金の引張り試験を行い、照射誘起偏析と格子欠陥に相当する材料劣化を評価した。具体的には、試験片の磁区構造及び結晶構造の変化を観察し、測定した磁化曲線と比較検討することで、組織変化と磁気特性との関係を考察した。以上の考察に基づき、電磁非破壊評価法の一種である非線形渦電流法を適用し、照射誘起応力腐食割れに伴う材料劣化の非破壊評価可能性を示した。
内一 哲哉*; 及川 諒太*; 高木 敏行*; 浦山 良一*; 根本 義之; 高屋 茂; 欅田 理*
no journal, ,
This paper discusses the feasibility of nondestructive evaluation of micro-structure related to susceptibility to stress corrosion cracking in austenitic stainless steels. For the purpose, tensile tests at elevated temperatures were conducted using model alloys simulating radiation-induced segregation (RIS), and magnetization curves of the tensile test specimens were measured by vibrating sample magnetometer (VSM). Microstructure of magnetization of the tensile test specimens was observed by magnetic force microscopy (MFM). The mechanism of magnetization change was discussed through these observations. Finally, non-linear eddy current method was carried out for the tensile test specimens. It is shown that the 3rd higher harmonic ratio of the pick-up signal is related to the targeted nominal strain.
澁谷 健太郎*; 内一 哲哉*; 高木 敏行*; 高屋 茂
no journal, ,
改良9Cr-1Mo鋼の熱時効材,クリープ破断材について磁気特性を非線形渦電流法及び磁気カー効果評価法により評価した。残留時価相当値を比較したところ、熱時効材については測定手法による違いが認められなかったのに対し、クリープ破断材では異なる傾向が確認された。熱時効とクリープにおける材料組織変化の差異から、MX炭窒化物の析出量変化もしくは転位密度変化が測定結果の違いに影響していると考えられる。
松本 貴則*; 内一 哲哉*; 高木 敏行*; 高屋 茂
no journal, ,
新鋭の火力発電プラントには改良9Cr-1Mo鋼が使用されており、蒸気条件の高温・高圧化に伴い、そのクリープ損傷に対する管理が重要となっている。本研究では非線形電流法を用いてクリープ損傷による微細組織変化を磁気特性に着目して評価することを目的とする。まず、改良9Cr-1Mo鋼のクリープ試験片の非線形渦電流法の信号と微細組織の関係を調べた。次に、有限要素法による非線形電磁場解析を実験体系に基づいて行い、微細組織と磁気特性との間のモデルを議論した。以上の検討により、本手法による改良9Cr-1Mo鋼のクリープ損傷に伴う組織変化の定量的評価可能性を示す。
松本 貴則*; 内一 哲哉*; 高木 敏行*; 高屋 茂
no journal, ,
本研究の目的は、改良9Cr-1Mo鋼のクループ損傷による微細組織の変化を電磁気的非破壊評価手法により評価することである。この目的のために、時効材の交流磁化曲線について議論する。実験結果と数値解析結果との比較から等価導電率と等価比透磁率を評価し、磁気特性と微細組織の関係について議論する。