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論文

Temporal change in radiological environments on land after the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident

斎藤 公明; 三上 智; 安藤 真樹; 松田 規宏; 木名瀬 栄; 津田 修一; 佐藤 哲朗*; 関 暁之; 眞田 幸尚; Wainwright-Murakami, Haruko*; et al.

Journal of Radiation Protection and Research, 44(4), p.128 - 148, 2019/12

Massive environmental monitoring has been conducted continuously after the Fukushima accident with different monitoring methods having different features together with migration studies of radiocesium in diverse environments. At three months after the accident, multiple radionuclides were detected at many places; while it was confirmed that radiocesium was most important from the viewpoint of long-term exposures. The air dose rates in environments related to human living have decreased faster than expected from radioactive decay by a factor of 2-3 on average. An empirical model for predicting air dose rate distribution was developed based on statistical analysis of massive car-borne survey data. Some trials were performed to integrate different types of contamination maps to obtain an integrated map of better quantity. Annual external exposure doses for residents who would return to their home were estimated to less than a few mSv as a whole. The environmental data and knowledge have been provided for diverse-spectrum of people in different ways.

論文

Measurement of air dose rates over a wide area around the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant through a series of car-borne surveys

安藤 真樹; 中原 由紀夫; 津田 修一; 吉田 忠義; 松田 規宏; 高橋 史明; 三上 智; 木内 伸幸; 佐藤 哲朗*; 谷垣 実*; et al.

Journal of Environmental Radioactivity, 139, p.266 - 280, 2015/01

 被引用回数:49 パーセンタイル:82.98(Environmental Sciences)

福島第一原子力発電所周辺の空間線量率分布を評価し空間線量率の経時変化傾向を把握するため、KURAMA及びKURAMA-IIシステムを用いた一連の走行サーベイを2011年6月から2012年12月まで東日本の広範囲において実施した。約100台の装置を用いて得られる大量のデータを短時間に解析する自動処理システムを開発した。第1次走行サーベイにおいて放射性セシウムの移行状況を調査するための初期データを取得し、その後の走行サーベイにおいて測定範囲を拡大して測定を実施した。空間線量率の経時変化について調べた結果、放射性セシウムの物理減衰による減少やNaI(Tl)サーベイメータを用いた道路周辺の攪乱のない平坦地での測定結果よりも走行サーベイでの測定結果の方が減少の割合が大きいことが分かった。

論文

高レベル放射性物質研究施設(CPF)における保全活動への取組み,1; 高レベル放射性物質閉じ込め用負圧コントロール弁の経年劣化への対応

小林 雄樹; 高橋 哲郎; 篠崎 忠宏; 小笠原 甲士; 小泉 健治; 中島 靖雄

日本保全学会第7回学術講演会要旨集, p.161 - 166, 2010/07

当該施設の負圧制御弁は、他施設等でも使用実績もあり信頼性の高い機器であるが、施設の運転開始以来25年以上稼働を続け、経年劣化による安定な負圧維持機能への影響が見受けられるようになってきた。そこで、負圧制御機能を確実にし、施設の安定運転を図るため、負圧制御弁駆動部の更新を実施してきている。本発表では、更新作業を通じて得られた知見(作業上の課題への対応,構成部品の劣化状況,故障要因の推定)について報告する。

論文

In-beam $$gamma$$-ray spectroscopy of $$^{248,250,252}$$Cf by neutron-transfer reactions using a Cf target

高橋 竜太; 石井 哲朗; 浅井 雅人; 長江 大輔*; 牧井 宏之; 塚田 和明; 豊嶋 厚史; 石井 康雄; 松田 誠; 牧嶋 章泰*; et al.

Physical Review C, 81(5), p.057303_1 - 057303_4, 2010/05

 被引用回数:13 パーセンタイル:63.36(Physics, Nuclear)

放射能の強いCf標的と$$^{18}$$Oビームによる中性子移行反応を用いてインビーム$$gamma$$線分光を行い、$$^{248,250,252}$$Cfの基底バンドをそれぞれ10$$^{+}$$, 12$$^{+}$$, 10$$^{+}$$まで新たに確立した。$$^{248,250,252}$$Cfからの$$gamma$$線は、Si$$Delta E$$-$$E$$検出器を用いて、散乱粒子である$$^{16-19}$$Oの質量数とエネルギーを識別しながら測定した。本実験はCf標的を用いた最初のインビーム$$gamma$$線分光である。

論文

Lifetime measurements for the first 2$$^{+}$$ states in $$^{162,164}$$Gd populated by the $$beta$$ decay of $$^{162,164}$$Eu

長江 大輔*; 石井 哲朗; 高橋 竜太*; 浅井 雅人; 牧井 宏之; 長 明彦; 佐藤 哲也; 市川 進一; 清水 良文*; 小路 拓也*

AIP Conference Proceedings 1224, p.156 - 160, 2010/04

 被引用回数:2 パーセンタイル:64.17

Lifetimes of the first 2$$^{+}$$ states in $$^{162,164}$$Gd have been measured by means of $$beta$$ - $$gamma$$ delayed coincidence technique for mass-separated $$^{162}$$Eu and $$^{164}$$Eu isotopes. Using the obtained lifetimes $$tau$$($$^{162}$$Gd) = 3.98(8) ns and $$tau$$($$^{164}$$Gd) = 4.0(2) ns, $$B(E2;0^{+}rightarrow 2^{+})$$ values were deduced as $$B(E2;0^{+}rightarrow 2^{+})$$($$^{162}$$Gd) = 5.45(11) e$$^{2}$$b$$^{2}$$ and $$B(E2;0^{+}rightarrow 2^{+})$$($$^{164}$$Gd) = 5.2(3) e$$^{2}$$b$$^{2}$$.

報告書

TRU廃棄物の処理・処分技術に関する研究開発; 平成19年度報告

亀井 玄人; 本田 明; 三原 守弘; 小田 治恵; 村上 裕; 増田 賢太; 山口 耕平; 松田 節郎; 市毛 悟; 高橋 邦明; et al.

JAEA-Research 2008-082, 84 Pages, 2008/11

JAEA-Research-2008-082.pdf:2.52MB
JAEA-Research-2008-082(errata).pdf:0.15MB

TRU廃棄物の地層処分研究開発については国の全体基本計画に基づき、併置処分の評価にかかわる信頼性向上,ジェネリックな評価基盤の拡充及び幅広い地質環境に柔軟に対応するための代替技術開発が進められている。JAEAにおいても処理,処分の両面で全体基本計画の中の分担課題に取り組んでいる。本年報は平成19年度のそれらの進捗を記すもので、具体的課題としては、(1)TRU廃棄物の処理・廃棄体化技術(廃棄物の開梱・分別へのか焼技術の適用性,廃棄体の品質保証・検認手法),(2)ニアフィールドの構造力学評価(構造力学評価モデルの開発・整備,岩盤クリープモデルの導入,岩盤及び人工バリア変形の連成解析),(3)性能評価(核種移行データ取得・整備,セメント変質,高アルカリ性環境における緩衝材及び岩盤の長期化学挙動,硝酸塩影響)及び(4)代替技術(硝酸塩分解技術)である。

論文

Investigation of Radioactive Inventory in the TRU Solid Wastes Generated from the Tokai Reprocessing Plant

榊原 哲朗; 田辺 務; 高橋 邦明; 圷 茂; 小嶋 裕; 坂下 章*; 黒田 一彦*

Proceedings of International Waste Management Symposium 2005 (WM 2005), 0 Pages, 2005/00

TRU廃棄物の放射能濃度決定方法の検討に資するため、東海再処理施設から発生する雑固体廃棄物中の核種組成・放射能濃度を調査するため、実廃棄物のサンプリング・分析計画を立案した。その計画に基づき一部のサンプルを取得し分析した。

論文

Acoustic emission and disturbances in central solenoid model coil for international thermonuclear experimental reactor

新井 和邦*; 二ノ宮 晃*; 石郷岡 猛*; 高野 克敏*; 中嶋 秀夫; Michael, P.*; Vieira, R.*; Martovetsky, N.*; Sborchia, C.*; Alekseev, A.*; et al.

Cryogenics, 44(1), p.15 - 27, 2004/01

 被引用回数:3 パーセンタイル:15.51(Thermodynamics)

ITER計画のもとで中心ソレノイド・モデル・コイルの試験を行い、コイルで発生するAE信号を直流運転時に測定した。その結果、コイルで発生するAE信号は、超伝導導体で発生する交流損失と関係があることが明らかになった。このことは、コイルの繰り返し通電時の撚線の動き及び素線間接触の剥がれにより交流損失が発生し、それらの動きをAE信号として測定したことを示している。また、AE信号はコイルのバランス電圧で見られる電圧スパイクとも関係があり、機械的攪乱が存在していることが明らかとなった。このことから、CSモデル・コイルにおいては、機械的攪乱の発生場所はAE信号及び電圧スパイクの情報を用いることで求めることが可能である。

論文

Beamline for surface and interface structures at SPring-8

坂田 修身*; 古川 行人*; 後藤 俊治*; 望月 哲朗*; 宇留賀 朋哉*; 竹下 邦和*; 大橋 治彦*; 大端 通*; 松下 智裕*; 高橋 直*; et al.

Surface Review and Letters, 10(2&3), p.543 - 547, 2003/04

 被引用回数:140 パーセンタイル:96.39(Chemistry, Physical)

SPring-8に建設された表面界面の結晶構造決定用の新しいビームラインのあらましを述べる。ビームライン分光器のステージは、X線による表面研究のために、強度がより安定になるよう改造を施した。X線エネルギーの関数として、絶対光子密度を測定した。新しい超高真空装置、並びに、それを用いて得られたPt(111)上の酸素分子吸着構造のX線回折測定の結果を紹介する。

口頭

貴金属触媒を用いる硝酸イオンの還元分解,4; フロー方式分解法による高濃度硝酸イオンの分解

門脇 春彦; 加藤 篤; 富岡 修; 榊原 哲朗; 山口 大美; 目黒 義弘; 高橋 邦明

no journal, , 

フロー方式による化学的還元分解法によって、高濃度の硝酸ナトリウム溶液中の硝酸イオンを分解した。触媒としてパラジウム-銅担持活性炭,還元剤としてヒドラジンを用いた。フロー方式においても、高効率で硝酸イオンを分解できることを確かめた。分解効率に及ぼす、触媒量,流速,カラム長等の実験因子の影響を調べた。

口頭

原子力機構におけるイオントラップの開発状況

長江 大輔; 石井 哲朗; 牧井 宏之*; 高橋 竜太

no journal, , 

原子力機構ではアクチノイド領域の研究を行っている。これまでの研究はおもに化学分離を用いて行われてきたが、短寿命の核種には応用するのが難しい。そこでビームの飛行中に質量数,陽子数を分離できるようイオントラップの開発を進めている。これまでに$$^{21}$$Na, $$^{92}$$Rb, $$^{142}$$Csで数十$$%$$の効率でトラップに成功した。本講演ではトラップの開発状況を紹介する。

口頭

原子力機構におけるイオントラップ開発の現状

長江 大輔; 石井 哲朗; 牧井 宏之*; 高橋 竜太; 市川 進一; 長 明彦; 乙川 義憲

no journal, , 

原子力機構ではアクチノイド領域の研究を行っている。これまでの研究はおもに化学分離を用いて行われてきたが、短寿命の核種には応用するのが難しい。そこでビームの飛行中に質量数,陽子数を分離できるようイオントラップの開発を進めている。これまでに$$^{21}$$Na, $$^{92}$$Rb, $$^{142}$$Csで数十%の効率でトラップに成功した。本講演ではトラップの開発状況を紹介する。

口頭

中性子移行反応を用いた$$^{248,250,252}$$Cfのインビーム$$gamma$$線分光

高橋 竜太; 石井 哲朗; 長江 大輔; 浅井 雅人; 塚田 和明; 豊嶋 厚史; 石井 康雄; 松田 誠; 静間 俊行; 牧井 宏之*; et al.

no journal, , 

原子力機構東海タンデム加速器施設において、中性子移行反応を用いた$$^{248,250,252}$$Cfのインビーム$$gamma$$線分光を行い、基底回転バンドをそれぞれ10$$^{+}$$, 12$$^{+}$$, 10$$^{+}$$まで確立した。ビームと標的には、それぞれ$$^{18}$$Oと$$^{249,250,251}$$Cf(63%, 13%, 24%)を用いた。核子移行反応で生成された原子核は、Si $$Delta E$$-$$E$$検出器を用いて、散乱粒子の原子番号と質量数を分離するとともに運動エネルギーから$$Q$$値を選択することにより同定した。Cf標的は厚さ0.8mg/cm$$^{2}$$のAlフォイルに電着して作製した。標的は比放射能が高いために、標的サイズを0.8mm$$phi$$、厚さ0.45mg/cm$$^{2}$$にし、放射能強度を1.4MBqに押さえた。標的の総量は2$$mu$$gである。標的自身の放射能のために、高計数率下での$$gamma$$線測定となるが、本実験の成功により、$$simmu$$gしか入手できない標的や、比放射能の高い標的に対しても、インビーム$$gamma$$線分光を行えることを実証した。

口頭

$$alpha$$-$$gamma$$ coincidence spectroscopy of $$^{259}$$Rf using a mixed Cf target

浅井 雅人; 塚田 和明; 笠松 良崇*; 佐藤 哲也; 豊嶋 厚史; 石井 康雄; 高橋 竜太; 永目 諭一郎; 石井 哲朗; 西中 一朗; et al.

no journal, , 

$$alpha$$-$$gamma$$同時計数測定法を用いて、$$^{259}$$Rfの$$alpha$$崩壊に伴う$$gamma$$線を初めて観測することに成功した。$$^{259}$$Rfは、原子力機構タンデム加速器を用いて$$^{251}$$Cf($$^{12}$$C,4n)$$^{259}$$Rf反応によって合成した。$$^{259}$$Rfの8770keV $$alpha$$線と同時計数する97.3keVと146.7keVの2本の$$gamma$$線を観測した。これらの$$gamma$$線のエネルギー差と強度は、同じ中性子数155を持つ$$^{257}$$Noの$$alpha$$崩壊で観測される$$gamma$$線のものとよく似ており、このことから$$^{259}$$Rfの基底状態と娘核$$^{255}$$Noの146.7keV準位の軌道配位を3/2$$^{+}$$[522]と同定した。この結果は、中性子数155を持つ$$^{255}$$Fmと$$^{257}$$Noの間で中性子軌道のエネルギー順序が逆転していることを示している。

口頭

$$^{238}$$U($$^{18}$$O,$$^{16}$$O)反応による複合核$$^{240}$$U$$^{*}$$の核分裂確率の測定

西尾 勝久; 西中 一朗; 光岡 真一; 牧井 宏之; 古高 和禎; 若林 泰生; 高橋 竜太; 石井 哲朗; 千葉 敏; 廣瀬 健太郎*; et al.

no journal, , 

高燃焼度を目指した次世代原子炉の設計においては、従来炉では問題とならなかった高次のマイナーアクチノイドが炉の性質に影響を与える可能性がある。このため、寿命が短い原子核の中性子入射核データも考慮する必要があるが、実際にこれら試料標的を用意し、中性子を使ってデータを取得することは困難である。そこで、中性子吸収によって生成される複合核と同じ原子核を核子移行反応によって生成し、中性子入射断面積を決定する方法(代理反応)の研究を進めている。本研究は、$$^{238}$$U($$^{18}$$O,$$^{16}$$O)$$^{240}$$U$$^{*}$$に続く核分裂の測定から$$^{239}$$U(n,f)の核分裂断面積を決定することを目指し、核分裂片と$$^{16}$$Oの同時計測率を調べるテスト実験を行った。

口頭

核子移行反応で生成されるアクチノイド原子核の核分裂片質量数分布

西尾 勝久; 西中 一朗; 光岡 真一; 牧井 宏之; 古高 和禎; 若林 泰生; 高橋 竜太*; 石井 哲朗; 千葉 敏; 廣瀬 健太郎*; et al.

no journal, , 

重イオン核子移行反応により、中性子源を用いた実験ではデータの取得が不可能な核データを取得する代理反応において、核分裂片の質量数分布の決定を目指す実験を行った。実験は、タンデム加速器施設から供給される$$^{18}$$Oを用いて行った。$$^{18}$$Oを$$^{238}$$U標的に照射してウラン,ネプツニウム,プルトニウム同位体を生成するとともに、これらの核分裂で生成される2つの核分裂片を多芯線比例計数管(MWPC)で検出した。$$^{240}$$Uの核分裂で質量非対称性を示すスペクトルが得られた。

口頭

高レベル放射性物質研究施設(CPF)の高経年化対応; 負圧コントロール弁駆動部の更新

小林 雄樹; 高橋 哲郎; 篠崎 忠宏; 小笠原 甲士; 小泉 健治; 中島 靖雄

no journal, , 

当該施設の負圧制御弁は、他施設等での使用実績もあり信頼性の高い機器であるが、施設の運転開始以来25年以上稼働を続け、経年劣化による安定な負圧制御機能への影響が見受けられるようになってきた。そこで、負圧制御機能を確実にし、施設の安定運転を図るため、負圧制御弁駆動部の更新を実施してきている。本発表では、更新作業を通じて得られた知見(技術上の課題への対応,構成部品の劣化状況,故障要因の推定)について報告する。

口頭

Alpha-decay spectroscopy of Rf and Lr isotopes

浅井 雅人; 羽場 宏光*; 塚田 和明; 佐藤 望; 笠松 良崇*; 加治 大哉*; 森本 幸司*; 森田 浩介*; 佐藤 哲也; 豊嶋 厚史; et al.

no journal, , 

陽子や中性子の一粒子軌道状態を実験的に確立するため、奇質量数のRf及びLr同位体の$$alpha$$崩壊核分光実験を行った。$$alpha$$-$$gamma$$同時計数測定により$$^{259}$$Rfの$$alpha$$崩壊に伴う$$gamma$$線の観測に初めて成功し、$$^{259}$$Rfの基底状態の中性子軌道配位を同定した。その結果、$$^{259}$$Rfの基底状態の配位は同じ中性子数155の軽い核$$^{255}$$Fmや$$^{253}$$Cfとは異なることを明らかにした。また、高分解能$$alpha$$線微細構造測定法を用いて、$$^{255}$$Lrの基底状態と核異性体準位並びに$$^{257}$$Lrと$$^{259}$$Lrの基底状態の陽子軌道配位を実験的に同定した。巨視的微視的模型を用いた理論計算により、中性子数155を持つ原子核の基底状態の配位の変化は、陽子数が増えることによる原子核の16重極変形度の急激な減少と強い関連があることを明らかにした。

口頭

$$alpha$$-$$gamma$$ and high-resolution $$alpha$$ fine-structure spectroscopy for the heaviest nuclei

浅井 雅人; 羽場 宏光*; 塚田 和明; 佐藤 望; 笠松 良崇*; 加治 大哉*; 森本 幸司*; 森田 浩介*; 佐藤 哲也; 豊嶋 厚史; et al.

no journal, , 

超重核の核構造を明らかにするため、104番元素Rf及び103番元素Lr同位体の$$alpha$$-$$gamma$$核分光実験及び高分解能$$alpha$$線微細構造分光実験を行った。$$alpha$$-$$gamma$$同時計数測定により$$^{259}$$Rfの$$alpha$$崩壊に伴う$$gamma$$線の観測に初めて成功し、$$^{259}$$Rfの基底状態の中性子軌道配位を同定した。その結果、$$^{259}$$Rfの基底状態の配位は同じ中性子数155の軽い核$$^{255}$$Fmや$$^{253}$$Cfとは異なることを明らかにした。また、高分解能$$alpha$$線微細構造測定法を用いて、$$^{255}$$Lrの基底状態と核異性体準位並びに$$^{257}$$Lrと$$^{259}$$Lrの基底状態の陽子軌道配位を実験的に同定した。巨視的微視的模型を用いた理論計算により、中性子数155を持つ原子核の基底状態の配位の変化は、陽子数が増えることによる原子核の16重極変形度の急激な減少と強い関連があることを明らかにした。

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