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論文

炉内トリチウム

上田 良夫*; 大宅 薫*; 芦川 直子*; 伊藤 篤史*; 小野 忠良*; 加藤 太治*; 川島 寿人; 河村 学思*; 剣持 貴弘*; 斎藤 誠紀*; et al.

プラズマ・核融合学会誌, 88(9), p.484 - 502, 2012/09

特定領域科研費「核融合炉実現を目指したトリチウム研究の新展開」のレビューのうち第3章4節を執筆した。JT-60Uの30秒Hモード放電では外側ダイバータ板からの炭化水素の発生量が多いときに容器内に残留する水素量が増加することを示した。さらに外側ダイバータ板から発生した炭化水素がプラズマ中でどのような経路を輸送されるのかを調べるため、人為的に外側ダイバータから$$^{13}$$CH$$_{4}$$を注入する実験を行い、実験後にダイバータ・タイルを取り出しタイル上の堆積物を同定した。その結果、注入口のほぼ正面の内側ダイバータ・タイル上に$$^{13}$$Cが多量のHとともに検出された。この結果は、磁力線を横切った輸送が支配的であること、及び$$^{13}$$CとHが結合した形態で輸送された可能性が高いことを示しており、これらから中性の炭化水素、すなわち$$^{13}$$CH$$_{x}$$, x=1$$sim$$4の形態で外側ダイバータから内側ダイバータまで輸送されたと解釈される。

論文

Efficient induction of flower-color mutants by ion beam irradiation in petunia seedlings treated with high sucrose concentration

長谷 純宏; 岡村 正愛*; 竹下 大学*; 鳴海 一成; 田中 淳

Plant Biotechnology, 27(1), p.99 - 103, 2010/03

 被引用回数:26 パーセンタイル:60.02(Biotechnology & Applied Microbiology)

We examined the effect of pretreatment on the frequency of flower-color mutants induced by ion beams. We found that petunia seedlings treated with 3% sucrose from 8 days after sowing accumulated significant amount of pigments within 4 days compared to non-treated control seedlings. The petunia seedlings treated with sucrose were exposed to 320-MeV carbon ions. The sucrose treatment did not affect the survival rate and seed fertility of the M1 plants. In the M$$_{2}$$ lines obtained by self-pollination of individual M1 plants, chlorophyll mutants were obtained in both treated and non-treated groups with a similar frequency. Flower-color mutants that included magenta, purple, light pink and white were obtained from the original violet color. The frequency of flower-color mutants was significantly higher in the sucrose-treated group than in the non-treated group. These results suggest that sucrose pretreatment specifically increases the frequency of flower-color mutation following ion beam irradiation.

論文

Efficient induction of flower-color mutants by ion beam irradiation in Petunia seedlings treated with high sucrose concentration

長谷 純宏; 岡村 正愛*; 竹下 大学*; 鳴海 一成; 田中 淳

JAEA-Review 2009-041, JAEA Takasaki Annual Report 2008, P. 66, 2009/12

We examined the effect of stress treatment on the frequency of flower-color mutants induced by ion beams. We found that petunia seedlings treated with 3% sucrose from 8 days after sowing accumulated significant amount of pigments within 4 days compared to non-treated control seedlings. The petunia seedlings treated with sucrose were exposed to 320-MeV carbon ions. The sucrose treatment did not affect the survival rate and seed fertility of the M1 plants. In the M2 lines obtained by self-pollination of individual M1 plants, chlorophyll mutants were obtained in both treated and non-treated groups with a similar frequency. Flower-color mutants such as magenta, purple and light pink were obtained from the original color of purplish blue. The frequency of flower-color mutants was significantly higher in sucrose-treated group than in non-treated group. These results suggest that the sucrose pretreatment specifically increases the frequency of flower-color mutation following ion beam irradiation.

論文

New type flower colored petunia obtained by ion beam irradiation at JAEA-TIARA

岡村 正愛*; 竹下 大学*; 長谷 純宏; 鳴海 一成; 田中 淳

JAEA-Review 2009-041, JAEA Takasaki Annual Report 2008, P. 69, 2009/12

Cultivars of ${it Petunia hybrida}$ (petunias) have been bred since early 1830s and are now available as a popular bedding plants that have enormous market worldwide. This paper reports the production of new type flower color variations in petunia obtained by ion beam irradiation at JAEA-TIARA. Very vigorous variety of petunia cv. "Kirin Hana-Saka Rose" that has a bright rose flower was used as a plant material. Buds placed in perti-dishes containing Murashige and Skoog medium were irradiated with 320 MeV carbon ions of 10 Gy. Regenerated plants were grown in a green house to examine flower color. As a result, the individual of the pink color and the cherry color appeared respectively at the frequency of 1%. In addition, the individual that has minutely striped white and the individual with the petal of a spotted pattern appeared.

論文

核融合炉実現を目指したトリチウム研究の新展開,3; 核融合炉のトリチウム蓄積・排出評価のための理論及びシミュレーションコードの開発

大宅 薫*; 井内 健介*; 清水 勝宏; 滝塚 知典; 川島 寿人; 星野 一生; 畑山 明聖*; 藤間 光徳*; 冨田 幸博*; 河村 学思*; et al.

プラズマ・核融合学会誌, 85(10), p.695 - 703, 2009/10

平成19年度より採択された文部科学省科学研究費特定領域「核融合炉実現を目指したトリチウム研究の新展開」の中の6研究項目の一つである「核融合炉のトリチウム蓄積・排出評価のための理論及びシミュレーションコードの開発」に関して、研究目的,研究開発の現状及び今後の課題について述べる。特に、(1)炉内プラズマ中のトリチウム輸送と対向壁への蓄積と放出,(2)ダスト粒子の炉内プラズマ中の挙動とトリチウム蓄積,(3)プラズマ対向材料のトリチウム蓄積と放出にかかわるモデル構築,コード開発及びシミュレーションの現状を紹介する。

論文

空隙率の高い水平多孔質体内の自然対流熱伝達

椎名 保顕; 石川 広太*; 菱田 誠*; 田中 学*

日本機械学会2006年度年次大会講演論文集, Vol.3, p.173 - 174, 2006/09

相変化物質を多孔体中に含浸させて実効熱伝導率を向上させる伝熱促進法の、融解時における有効性を調べるために、水平流体層に垂直に円柱細線を張り、自然対流熱伝達について調べた。自然対流発生の臨界レイリー数及びヌッセルト数を、ダルシー流れを仮定して解析により求め、実験と比較した。実験では空隙率及びレイリー数を0.822$$sim$$1及び10$$^3$$から10$$^4$$の範囲で変えた。その結果、実験範囲では空隙率が高く、厳密にはダルシー流れは成立しないこと,そのため、臨界レイリー数は実験の方が理論よりも高くなるが、空隙率が減少すると差は小さくなること,空隙率が1に近い場合、ダルシー流れの場合と異なり、円柱細線の挿入によりヌッセルト数は低下することが示された。

論文

矩形流路内に生じるヘリウム-空気対向流に関する研究

文沢 元雄; 田中 学*; Zhao, H.*; 菱田 誠*; 椎名 保顕

日本原子力学会和文論文誌, 3(4), p.313 - 322, 2004/12

国際原子力総合技術センターで整備した高温ガス炉用の炉内核熱解析コードのサブモジュールを使用して、ヘリウム-空気対向流の流速分布と濃度分布を数値解析によって求め、以下の事項を実験結果と照合した。(1)準定常的な置換流が形成されるまでの時間,(2)流れのパターンと流路の傾斜角$$theta$$との関係,(3)上昇流と下降流の流速分布の発達過程,(4)上昇流及び下降流の流路幅及び流速分布と傾斜角$$theta$$との関係,(5)濃度分布と流路の傾斜角との関係,(6)正味流入流量と流路の傾斜角との関係その結果、流速分布及び正味流入流量について実験値と解析値は、両者が良い一致を示すことも確認した。

報告書

多孔体に相変化物質を含浸させた複合蓄熱体の温度特性に関する研究; セラミックス及び金属多孔体を用いた場合(協力研究)

椎名 保顕; 小牧 克哉*; 田中 学*; 菱田 誠*

JAERI-Tech 2001-076, 49 Pages, 2001/11

JAERI-Tech-2001-076.pdf:2.3MB

高熱伝導率の多孔体に相変化物質を含浸させ、実効熱伝導率を向上させた潜熱蓄熱体により、熱伝達流体の温度変動を効果的に吸収することができる。これを用いると、高温ガス炉に接続された熱利用系の安全性を高めることができるのみならず、一般産業においても、一定温度の安定した熱源を作ることができるなど、多方面に利用することができる。多孔体にはセラミックスとしてジルコニア(ZrO$$_{2}$$,気孔率45.3%),金属としてニッケル・クロム(92.6%)及びニッケル(95.3%)を用い、それらにパルミチン酸を含浸させた複合蓄熱体を製作し、温度変動実験及び数値解析を行うことにより、複合蓄熱体の空間的・時間的温度変動を調べた。その結果、セラミックスを用いた複合蓄熱体に対して、金属多孔体を用いた複合蓄熱体は、内部温度の均一性が高いこと、長時間相変化温度に保持されることが示された。この理由は、金属多孔体を用いた複合蓄熱体は、気孔率が非常に高いにもかかわらず実効熱伝導率が高くなること、高い気孔率のために多量の相変化物質を含浸できるためであると結論できる。数値解析結果は実験結果と比較的良く一致した。さらに精度を上げるためには、気孔率の高い複合蓄熱体の物性値評価の精度向上,相変化物質の融解・凝固特性の正確な把握等が必要であることが示された。これらから、セラミックス多孔体より、金属多孔体を用いた方が温度吸収に用いる潜熱蓄熱体として有効であることが明らかになった。

報告書

Parameter study on Japanese proposal of ITER hydrogen isotope separation system

吉田 浩; 榎枝 幹男; 小原 敦*; 田中 茂; 大川 慶直; 長倉 正昭*; 内藤 大靖*; 長島 一寛*

JAERI-M 90-233, 38 Pages, 1991/01

JAERI-M-90-233.pdf:0.72MB

国際熱核融合実験炉(ITER)の燃料系概念設計において、日本はトリチウムにかかわる全てのサブシスを考慮した総合設計を行った。ITERでは以下のサブシステムが必要とされる:燃料供給系(ガスパフ系,ペレット入射系)、トーラス排気系、プラズマ排ガス精製系、水素同位体分離系、NBI及びRFまわりのトリチウム系、ブランケット系、一次冷却水処理系、安全系、廃液処理系。水素同位体分離系は、これらの系統から回収されるトリチウムを分離、濃縮し、プラズマ条件を満足する燃料ガスとする役目を持つものである。本報は、日本が提案した水素同位体分離システムに関するパラメータ解析及び設計の結果をまとめたものである。

口頭

高蔗糖濃度処理したペチュニア幼苗へのイオンビーム照射による効率的な花色変異体の獲得

長谷 純宏; 鳴海 一成; 田中 淳; 岡村 正愛*; 竹下 大学*

no journal, , 

放射線によって生成される変異の方向性を制御することは、変異誘発の効率化の点で極めて有効である。もし、遺伝子発現が高まることによって、遺伝子の変異率に差が出るとすれば、花色遺伝子の発現を高める前処理によって花色変異率が向上する可能性がある。本研究では、ペチュニアを材料として、照射前処理による花色変異率への影響を調査した。その結果、照射前の蔗糖処理によって、花色変異体の獲得頻度が有意に向上することが示された。花色変異体の獲得頻度が向上したメカニズムはまだ不明な点が多いが、材料の状態によって特定の遺伝子群の変異頻度が有意に高まることは、変異の方向性をある程度制御できる可能性を示すものと考えられた。

口頭

JAEA-TIARAを利用した、新しい花色パターンを持つペチュニアの獲得

岡村 正愛*; 竹下 大学*; 長谷 純宏; 野澤 樹; 鳴海 一成; 田中 淳

no journal, , 

本研究では、園芸花きで最も人気の高いペチュニアのイオンビーム育種を報告する。非常に生育が旺盛で、横にもよく広がり多数の花をつけるペチュニア品種「花咲かローズ」の培養物に炭素イオンビームを照射し、伸びた芽を切戻した後、伸長した腋芽を用いて、開花検定を実施した。その結果、新しい花色パターンを持つ変異個体2系統を得ることに成功した。1つは、非常に細やかな縞模様を持つ変異体であり、もう一つは、花の開花から時間が進むにつれ、ローズ$$rightarrow$$濃赤紫$$rightarrow$$紫青と、その花色を変化させる。前者はトランスボゾンの挿入による変異に由来し、後者は液胞内のpHの変化により色素が変化することによるものと推察された。

口頭

高蔗糖濃度処理したペチュニア幼苗へのイオンビーム照射による効率的な花色変異体の獲得

長谷 純宏; 岡村 正愛*; 竹下 大学*; 鳴海 一成; 田中 淳

no journal, , 

放射線によって生成される変異の方向性を制御することは、変異誘発の効率化の点で極めて有効である。遺伝子発現の程度によって遺伝子の変異率に差が生じるならば、花色遺伝子の発現を高める前処理とイオンビーム照射を組合せることにより、花色変異体を効率的に獲得できる可能性がある。本研究では、ペチュニアを材料として、照射前処理による花色変異体の獲得効率への影響を調査した。その結果、幼苗に高濃度の蔗糖を与える前処理によって、イオンビーム照射による花色変異体の獲得頻度が有意に向上することが示された。一方、葉緑素変異体の獲得頻度には蔗糖処理は影響しなかった。花色変異体の獲得頻度が向上したメカニズムにはまだ不明な点が多く残されているが、材料組織の状態によって特定の形質の変異頻度が有意に高まることは、変異の方向性をある程度制御できる可能性を示すと考えられる。

口頭

突然変異の方向性制御の可能性; ショ糖処理による花色変異の選択的誘発

長谷 純宏; 鳴海 一成; 田中 淳; 岡村 正愛*; 竹下 大学*

no journal, , 

放射線による突然変異は全体としてはランダムに生じるものである。したがって、突然変異を利用した植物育種においては、求める形質を持つ変異体を獲得するために、できるだけ数多くの変異集団を扱う必要がある。もし求める形質を持つ変異体を特異的に誘発することができれば、突然変異育種の効率化において極めて有効である。植物はストレス等の外的要因によって色素の蓄積が促進されることが知られている。色素の蓄積が促進された組織では、色素の生合成にかかわる遺伝子群が活発に発現しているものと考えられる。もし遺伝子の発現状態が変異率に影響するとすれば、色素の蓄積が促進された状態で放射線を照射すると、色素の生合成を支配する遺伝子群の変異頻度が向上すると考えられる。そこで本研究では、実用園芸植物であるペチュニアを材料として、照射前処理による色素蓄積の促進が、花色変異体獲得頻度にどのように影響するかを調査した。花色変異体の獲得頻度が向上するメカニズムについてはまだ不明な点が多いが、本研究の結果は、突然変異の方向性をある程度制御できることを明確に示すものである。

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