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報告書

再処理特別研究棟における新規熱中症対策の導入

谷 陸; 井上 里司*; 溝口 崇史*; 須田 翔哉; 中嶋 瞭太; 井上 秀毅*; 双石 就朗*; 大内 靖弘; 原賀 智子; 清水 修

JAEA-Technology 2025-018, 32 Pages, 2026/03

JAEA-Technology-2025-018.pdf:2.4MB

夏季の気温上昇に伴い、作業現場での熱中症発生件数が増加傾向にある。特に高温多湿環境下での業務においては、短時間の曝露でも重大な健康障害に至る事例が報告されている。また近年、職場における熱中症対策は法令上の義務として定められ、作業環境の管理および労働者の健康確保が求められている。これまで再処理特別研究棟では、作業前の体調確認および給水所の位置の工夫等を中心とした基本的な熱中症対策を実施してきた。しかし、作業環境温度の上昇傾向や作業時間の長時間化に伴い、従来の対策のみでは十分なリスク低減効果が得られない可能性が指摘されていた。今回、大型スポットクーラーの設置およびクールベストを導入し、作業環境および個人負荷の両面から作業環境の改善を図った。これらの対策導入前後において、温度・湿度・WBGT値等のデータを収集し、環境条件および作業者の快適性に与える影響を評価した。本報告書は、解体作業における熱中症発生リスクを低減するための具体的対策の効果を検証し、今後の作業環境改善につなげることを目的としている。

報告書

再処理特別研究棟の解体廃棄物に対する廃棄体化を考慮した分別の導入

中嶋 瞭太; 酒井 達弥; 谷 陸; 半田 雄一; 砂押 瑞穂*; 井上 秀毅*; 山田 悟志; 清水 修

JAEA-Technology 2025-012, 39 Pages, 2026/01

JAEA-Technology-2025-012.pdf:2.31MB

再処理特別研究棟は1996年から廃止措置に移行し、施設内の設備・機器の解体作業を実施してきた。2022年10月からのグローブボックス等の解体撤去作業では、埋設施設へ処分する際に要求される技術上の基準に適合する廃棄体を作製することを目的として、「解体物分別マニュアル」を作成し、発生した解体廃棄物の分別・仕分け作業を実施した。本報告は、「解体物分別マニュアル」に従い実施したグローブボックス等の解体撤去作業で発生した解体廃棄物の分別・仕分けの結果及び得られた知見についてまとめたものである。

口頭

高レベル放射性廃液からのセレン、白金族元素、スズおよび鉄の分離に関する溶媒抽出挙動の検討

伊藤 健吾*; 矢延 陸*; 沖田 隆文*; 福谷 哲*; 松村 達郎; 藤井 俊行*

no journal, , 

高レベル放射性廃液には、ウランやマイナーアクチニドのみならず、セレン(Se)、白金族元素(PGEs)、スズ(Sn)などの核分裂生成物も含有される。これら元素は従来の再処理工程では抽出されず、廃液中に残存するため、最終処分後の放射能低減や環境安全性の観点から、その選択的分離・回収技術の構築が求められている。本研究では、これら元素に着目し、既存のDGA系抽出剤および新規抽出剤を用いて、硝酸溶液中における溶媒抽出挙動を詳細に評価した。DGA系と新規抽出剤HONTAおよびADAAMで抽出挙動を検討した結果、SeやPd、Rh、Snで高い抽出性を見出した。一方、Feは選択性に乏いことが明らかとなった。

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