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論文

Neutron diffraction study of distorted-triangular-lattice ising-like antiferromagnet TlCoCl$$_{3}$$

西脇 洋一*; 加藤 徹也*; 大原 泰明*; 大沢 明*; 轟木 義一*; 井川 直樹; 石井 慶信; 飯尾 勝矩*

Journal of the Physical Society of Japan, 75(3), p.034707_1 - 034707_8, 2006/03

 被引用回数:12 パーセンタイル:58.26(Physics, Multidisciplinary)

歪んだ三角格子イジング型反強磁性体TlCoCl$$_{3}$$の結晶及び磁気相転移前後の結晶構造を粉末及び単結晶中性子回折法によって決定した。粉末中性子回折実験によって、75$$<$$T$$<$$165Kの温度範囲では空間群${it {P}}$6$$_{3}$$${it {cm}}$であり、68K以下の温度では${it {Pbca}}$となることを明らかにした。一方、単結晶中性子回折実験から、ネール点(29.5K)以下の温度でイジングスピン配列はUUDD型と同定できた。さらに、ネール点直下の温度領域のみで付加的な不整合ピークが観察された。磁気秩序に関するこれらの結果は、Zigzag-row格子におけるイジングスピンのスピン秩序がANNNI型モデルと関係があることを示している。

口頭

中性子散乱によるRbCoBr$$_{3}$$の磁気相転移の研究

西脇 洋一*; 大沢 明*; 加倉井 和久; 中村 統太*; 轟木 義一*; 黒江 晴彦*; 加藤 徹也*

no journal, , 

RbCoBr$$_{3}$$はCoBr$$_{3}$$の鎖状構造がc-面内で三角格子を形成するイージング的異方性を持つスピンフラストレート系物質である。Ts=89.6Kの構造相転移により面内三角格子が歪むために、フラストレーションが部分的に解消され、T$$_{N}$$=37.2Kでフェリ磁性秩序を起こすことが知られていた。今回RbCoBr$$_{3}$$の中性子散乱測定により31KからT$$_{N}$$の温度領域に部分無秩序相が存在することを明らかにした。この磁気部分無秩序相とこの系特有な弱強磁性・強誘電性の発現の相関がマルチフェロイックスの物理として興味深い。

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