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伊能 康平*; 今野 祐多*; 幸塚 麻里子*; 廣田 明成*; 東郷 洋子*; 福田 朱里*; 小松 大介*; 角皆 潤*; 田辺 章文*; 山本 智*; et al.
Environmental Microbiology Reports (Internet), 8(2), p.285 - 294, 2016/04
被引用回数:26 パーセンタイル:68.59(Environmental Sciences)瑞浪超深地層研究所の深度300mの花崗岩中の地下水を対象として、ボーリング孔を利用した微生物特性の調査を行った。ボーリング孔から得られた地下水は、当初、好気性の水素酸化に関わるHydrogenophaga spp.が優勢種であったが、3年後にはNitrospirae門の微生物が優勢種となった。後者の微生物種は系統学的に深部地下水や陸域の温泉水において観察される種であり、この地域の土着の微生物種と考えられた。
東郷 訓*; 滝塚 知典*; 中村 誠; 星野 一生; 小川 雄一*
Journal of Nuclear Materials, 463, p.502 - 505, 2015/08
被引用回数:9 パーセンタイル:60.64(Materials Science, Multidisciplinary)仮想ダイバータモデルと非等方イオン温度を導入した1D SOL-ダイバータプラズマシミュレーションコードを開発した。非等方イオン温度を導入することにより、運動量輸送方程式の2階微分イオン粘性項を排除できた。その結果として、ダイバータ板での境界条件は不要となった。ダイバータとシースを模擬するために、仮想ダイバータモデルを導入した。これは粒子、運動量、エネルギーについての人為的なシンク項として記述する。仮想ダイバータモデルの導入により、数値計算上取り扱いが容易な周期境界条件の適用が可能になった。このモデルを用いて、ボーム条件を満足するようなSOL-ダイバータプラズマをシミュレートすることができた。イオン温度の非等方性の規格化平均自由行程への依存性、Braginskii形式のイオン粘性の妥当性についても調べた。
中村 誠; 東郷 訓*; 清水 勝宏; 滝塚 知典*; 小川 雄一*; 星野 一生
no journal, ,
非接触ダイバータプラズマは、ダイバータ熱負荷低減化のための有力な手段と考えられている。しかしながら、非接触ダイバータプラズマの動的特性はまだ明らかになっていない。ELMはコアからSOLへの粒子・エネルギーインプットの過渡変化の原因になると考えられる。このような状況でもプラズマの非接触状態は維持され、ダイバータへの再接触は避けなければならない。本研究では、コアからSOLへの粒子・エネルギーインプットの過渡変化に対するダイバータプラズマの応答を解析した。とりわけ、温度勾配が小さい場合、温度勾配が大きい場合、非接触状態におけるプラズマ密度・温度の変化の時間スケールを解析する。