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内山 雄介*; 徳永 夏樹*; 東 晃平*; 上平 雄基; 津旨 大輔*; 岩崎 理樹*; 山田 正俊*; 立田 穣*; 石丸 隆*; 伊藤 友加里*; et al.
Science of the Total Environment, 816, p.151573_1 - 151573_13, 2022/04
被引用回数:9 パーセンタイル:67.74(Environmental Sciences)福島県新田川を対象に、台風201326号に伴う出水イベントに着目し、台風通過直後に実施された海底堆積調査結果と、高解像度海洋モデルを併用することによって新田川起源の懸濁態放射性核種の海底での堆積状況を評価した。数値モデルによる底面せん断応力、残差流による懸濁質輸送、局所的土砂収支に対応する侵食・堆積パターンは、現地観測結果を定性的によく説明しており、モデルの妥当性を示すとともに観測による懸濁態Cs分布パターンの形成機構について明確な解釈を与えた。
石澤 明宏*; 井戸村 泰宏; 今寺 賢志*; 糟谷 直宏*; 菅野 龍太郎*; 佐竹 真介*; 龍野 智哉*; 仲田 資季*; 沼波 政倫*; 前山 伸也*; et al.
プラズマ・核融合学会誌, 92(3), p.157 - 210, 2016/03
幅広いアプローチ協定に基づいて国際核融合エネルギー研究センター(IFERC)の計算機シミュレーションセンター(CSC)に設置された高性能計算機システムHeliosは、2012年1月に運用を開始し、日欧の磁気核融合シミュレーション研究に供用され、高い利用率の実績を示すとともに、炉心プラズマ物理から炉材料・炉工学にわたる広い分野で多くの研究成果に貢献している。本プロジェクトレビューの目的は、国内の大学や研究機関においてHeliosを利用して進められているシミュレーション研究プロジェクトとその成果を一望するとともに、今後予想される研究の進展を紹介することである。はじめにIFERC-CSCの概要を示した後、各研究プロジェクト毎にその目的、用いられる計算手法、これまでの研究成果、そして今後必要とされる計算を紹介する。
徳永 知倫*; 渡辺 英雄*; 吉田 直亮*; 長坂 琢也*; 笠田 竜太*; Lee, Y.-J.*; 木村 晃彦*; 時谷 政行*; 光原 昌寿*; 檜木 達也*; et al.
Journal of Nuclear Materials, 442(1-3), p.S287 - S291, 2013/11
被引用回数:13 パーセンタイル:68.28(Materials Science, Multidisciplinary)VPS-W coating formed on F82H kept at about 873K in conventional plasma spray conditions has inhomogeneous texture; namely mixture of disarranged area composed of large re-solidified/un-melted grains, fine randomly oriented grains and pores, and well ordered area composed columnar grains. Heat load test indicate that elimination of the disarranged area is necessary to improve the heat load resistance of VPS-W. One can get W coating with texture of homogeneous columnar crystal grains by eliminating the re-solidified/un-melted large particles. Optimization of the W powder size was also effective to reduce number of randomly oriented fine grains and pores.
高田 幸生*; 中川 貴*; 徳永 仁寿*; 福田 泰成*; 田中 貴佳*; 山本 孝夫*; 橘 武司*; 川野 眞治*; 石井 慶信; 井川 直樹
Journal of Applied Physics, 100(4), p.043904_1 - 043904_7, 2006/08
被引用回数:73 パーセンタイル:89.35(Physics, Applied)CoZ型六方晶フェライト(Ba, Sr)CoFeOの高温中性子粉末回折を行い、回折パターンのRietveld解析から結晶構造及び磁気構造の温度依存性を調べた。BaCoFeO及びBaSrCoFeOでは、磁気モーメントが523-573Kにおいてc面方向からc軸方向へと変化することがわかった。また、SrCoFeOではその磁化容易方向の変化温度が50K低下することを見いだした。
高田 幸生*; 中川 貴*; 福田 泰成*; 徳永 仁寿*; 山本 孝夫*; 橘 武司*; 川野 眞治*; 井川 直樹; 石井 慶信
Japanese Journal of Applied Physics, 44(5A), p.3151 - 3156, 2005/05
被引用回数:4 パーセンタイル:17.70(Physics, Applied)CoZ型六方晶フェライト、BaCoFeOの透磁率の温度変化を測定した結果、540Kと680Kに磁気低下が観察された。原研・JRR-3に設置した高分解能中性子粉末回折装置(HRPD)を用いた高温中性子回折実験を行い、さらにRietveld解析した結果、523573Kで磁気構造が変化し、磁気容易方向がc面方向からc軸方向へ変化していることがわかった。この変化はコバルトの磁気構造に対する寄与の消失によるものであることを明らかにした。
中川 貴*; 多田 大*; 阿部 正紀*; 高田 幸生*; 徳永 仁寿*; 山本 孝夫*; 石井 慶信*; 井川 直樹; 橘 武司*
no journal, ,
CoZ型フェライトBaCoFeOは850MHz近傍での電磁波吸収材料として期待されている。本研究では、透磁率の向上や限界周波数の制御を目的として、CoZ型フェライト中のCoのFeへの変換や、BaのSrへの変換を試み、その透磁率を測定し、これら置換が透磁率に与える磁気構造の影響を高温粉末中性子回折法によって評価した。BaをSrに置換していくと限界周波数を高温周波数側にシフトすること、また、Coの入り得るサイトが増えるができることがわかった。また、CoをFeに置換することで透磁率が向上した。結晶中の磁気モーメントの傾きがc面に近いほど回転磁気配向の効果が大きくなることが明らかになり、高透磁率材料を合成するためには、無配向試料の透磁率が高いことに加えて、磁気モーメントがc面に完全に横たわっていることが重要な要素である。
染谷 洋二; 飛田 健次; 近藤 正聡*; 柳原 敏*; 宇藤 裕康; 坂本 宜照; 朝倉 伸幸; 星野 一生; 中村 誠; 徳永 晋介
no journal, ,
炉内機器の交換のたびに大量の放射性廃棄物が発生する核融合原型炉では、運転開始後の比較的早期から放射性廃棄物の管理が必要となる。この影響は建屋設計や安全性にとどまらず、廃棄物の低減化まで考慮すれば、炉構造、炉内機器、遠隔保守の概念検討にも波及する課題である。本研究では、(1)廃棄物の誘導放射能、トリチウム及び残留熱の管理手法、(2)そのために求められる保守概念とホットセル及び廃棄物管理施設の機能と規模、(3)放射性廃棄物の物量評価とその減量化のためのリサイクル処理の作業フローについて検討した。廃棄物量の大半を占めるブランケットを固定するバックプレートの再利用は減容化のために有効であることが明らかになった。しかし、線量率の観点から全て遠隔機器での製作・検査が求められ、炉内に搬入する機器の品質・信頼性の低下、延いては事象・事故リスクの増加に繋がることが課題である。また、ホットセルの設計においては、遮蔽壁で区切られた多数の区画で構成して廃棄物を処理・一時保管し、残留熱除去、トリチウムや放射性ダスト回収、汚染拡大リスクの抑制、遠隔保守機器のアクセスのための空間線量率低減を考慮した。その結果、ホットセルと廃棄物一時保管の総床面積は、ITERのホットセルの約6倍程度と試算した。