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Tolmachyov, S.; 桑原 潤*; 野口 宏
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 261(1), p.125 - 131, 2004/07
被引用回数:24 パーセンタイル:80.15(Chemistry, Analytical)人の体液(尿と血液)中のトリウムとウランを同時に定量するため、ICP-MSと結合したフローインジェクション抽出クロマトグラフィーを用いた方法を開発し、その妥当性を検証した。抽出クロマトグラフィーを用いることによって、Th, U及びUの検出下限値として、それぞれ0.06, 0.0014及び0.05ng/lを達成した。本方法のaccuracyはThとUに対して、それぞれ、102.4と101.5%であり、全precisionは5.3と4.9%であった。U/Uの比は1.8%のprecisionで測定できた。この技術をマイクロウェーブ法で灰化した人の尿と血液試料中のトリウムとウランの同時分析に適用し、その妥当性を検証した。
桑原 潤; Tolmachyov, S.; 野口 宏
Journal of Nuclear Science and Technology, 39(Suppl.3), p.556 - 559, 2002/11
迅速な尿中ウラン分析のためのフローインジェクションシステムを開発した。このシステムは自動サンプリング装置,抽出クロマトグラフィによる分離装置及び誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS)から構成される。自動サンプリング装置から導入された尿試料は、抽出クロマトグラフィ樹脂により化学分離され、目的元素であるウランは樹脂中に保持される。次にウランを溶離する液を分離装置に通すが、このときに液の流路をICP-MSに接続することで溶離したウランは直ちに測定される。このシステムを用いることで化学分離から測定までを1試料あたり10分以内に完了することができる。また、化学分離操作を自動化したことで分析者の労力を大幅に削減できる。