Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
大塚 孝治*; 鈴木 俊夫*; 本間 道雄*; 宇都野 穣; 角田 直文*; 月山 幸志郎*; Hjorth-Jensen, M.*
Physical Review Letters, 104(1), p.012501_1 - 012501_4, 2010/01
被引用回数:342 パーセンタイル:98.93(Physics, Multidisciplinary)近年われわれのグループにより、安定核から不安定核に移動に伴う原子核における殻構造の変化は、モノポール相互作用と呼ばれる二体力の軌道依存性によってよく記述されることがわかった。その依存性の起源の一つとしてスピンに依存するテンソル力があるが、テンソル力を引いた残りの部分はスピン依存性があまりない単純な構造をしていることが見いだされた。さらに、この部分は、1レンジのガウス型中心力によって定量的によく記述されることがpf殻の現実的相互作用との比較からわかった。以上の知見から、核図表全体に適用できる普遍的なモノポール相互作用を提唱し、それを不安定核研究で注目を集めているNi近傍及びSn近傍に適用した結果、知られている実験の殻変化を説明することができ、非常に有望な手法であることがわかった。