検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 3 件中 1件目~3件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

阿寺断層の垂直変位量と活動開始時期に関する熱年代学的研究

山田 国見; 安江 健一; 岩野 英樹*; 山田 隆二*; 梅田 浩司; 小村 健太朗*

地質学雑誌, 118(7), p.437 - 448, 2012/07

上下変位を伴うA級の活断層である阿寺断層の周辺から採取された地表・ボーリングコア試料に対してフィッション・トラック分析を行い、上下変位量と活動開始時期を推定した。その結果、白亜紀以降の上下変位量は約1kmであり、基盤岩や地形的な変位量と変わらないことが明らかになった。これは阿寺断層の現在の活動様式が鮮新世末以降に開始したという従来の見解と整合的である。また、破砕帯内の地表・ボーリングコア試料から20Ma頃に破砕帯内で断層に沿って広い範囲で加熱があったことが明らかになった。これはこの時期には既に破砕帯が存在し、おそらく断層運動が始まっていたことを示す。

報告書

種々の核燃料物質における無限体系の核特性パラメタ及び臨界データ; MGCL-J3とSIMCRIの組合せによる計算

奥野 浩; 梅田 健太郎*; 小室 雄一; 内藤 俶孝

JAERI-M 93-135, 98 Pages, 1993/08

JAERI-M-93-135.pdf:4.1MB

種々の核燃料物質における無限体系の核特性パラメタ及び臨界データをMGCL-J3ライブラリとSIMCRIコードの組合せにより計算した。対象とした核燃料物質は、U-H$$_{2}$$O、UO$$_{2}$$-H$$_{2}$$O、UO$$_{2}$$F$$_{2}$$水溶液、UO$$_{2}$$(NO$$_{3}$$)$$_{2}$$水溶液、Pu-H$$_{2}$$O、PuO$$_{2}$$-H$$_{2}$$O、Pu(NO$$_{3}$$)$$_{4}$$水溶液、PuO$$_{2}$$・UO$$_{2}$$-H$$_{2}$$Oの8種類である。核特性パラメタは、無限増倍率k$$infty$$、移動面積M$$^{2}$$及び拡散係数Dで、臨界寸法の推定に役立つ。無限体系の臨界データとしては未臨界領域判定図、推定臨界下限濃縮度及び推定臨界下限濃度があり、臨界安全管理に有用である。MGCL-J3は、評価済み核データJENDL-3に基づき作成された多群定数ライブラリで、臨界計算コードシステムJACSに組込まれている。得られた核特性パラメタ及び臨界データは旧版の多群定数ライブラリMGCL-B-IVにより計算したものと大きな差異はなかった。

口頭

阿寺断層の垂直変位量と活動開始時期に関する熱年代学的研究

山田 国見; 安江 健一; 岩野 英樹*; 山田 隆二*; 梅田 浩司; 小村 健太朗*

no journal, , 

上下変位を伴うA級の活断層である阿寺断層の周辺から採取された地表試料と破砕帯内のボーリングコア試料に対してフィッション・トラック年代測定、フィッション・トラック長測定、それらの順モデリングを行い、垂直変位量と活動開始時期を推定した。その結果、(1)約70Ma以降の垂直変位量は約1kmであり、基盤岩や地形の高度差に基づく変位量と変わらないこと、(2)40-60Maに局所的な加熱があったこと、(3)20Ma頃に破砕帯内で断層に沿って広い範囲で加熱があったこと、が明らかになった。(1)は阿寺断層の現在の変位様式の活動が第四紀初頭以降に開始したという従来の見解と整合的である。(2)は60-70Maを示す西南日本内帯東部に分布する複数の小規模な火成活動との関連が考えられる。(3)はこの時期には既に破砕帯が存在し、おそらく断層運動が始まっていたことを示す。すなわち、阿寺断層の現在の活動は、かつて存在した古阿寺断層の再活動にあたると考えられる。

3 件中 1件目~3件目を表示
  • 1