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目時 直人; 金子 耕士; Colineau, E.*; Javorsk, P.*; 青木 大*; 本間 佳哉*; Boulet, P.*; Wastin, F.*; 塩川 佳伸; Bernhoeft, N.*; et al.
Physical Review B, 72(1), p.014460_1 - 014460_8, 2005/07
被引用回数:50 パーセンタイル:83.62(Materials Science, Multidisciplinary)単結晶のNpCoGaの中性子散乱実験によって、磁気構造とメタ磁性転移を明らかにした。その結果Npの磁気モーメントはC軸方向に向き、C面内で強磁性的に配列したNp層が反強磁性的に積層した、いわゆるA-typeの構造であることを明らかにした。磁気モーメントは0.8ボーア磁子であった。C軸方向に5Tの磁場をかけると強磁性構造になることを明らかにした。
Magnani, N.*; Caciuffo, R.*; Colineau, E.*; Wastin, F.*; Amoretti, G.*; Carretta, S.*; Santini, P.*; Baraldi, A.*; Capelletti, R.*; Adroja, D. T.*; et al.
no journal, ,
近年Mn, Fe等の3d電子(遷移金属)系錯体が、新規な高密度記憶媒体や量子コンピューター素子としての応用の可能性を含めて広く注目されるようになっている。しかし、実用的には、希土類4f電子系の中心金属イオンを有する系が、より強い磁気異方性やより高い磁気ブロッキング温度を持った、より高性能の分子磁性体として期待されている。われわれは、この中でも最近特に注目を集めている4f希土類(Ln)系ダブルデッカー型フタロシアニン化合物の一つ、ツリウム(Tm)系のマクロ量(グラムオーダー)の試料合成に、初めて成功した。本試料を用い、ヨーロッパ超ウラン元素研究所らとの国際研究協力の下、光吸収,非弾性中性子散乱,比熱測定など多角的な手法で、本系の分子磁性にかかわる基礎物性の解明を開始した。本発表では、これらの成果について報告する。