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渡部 直史*; Liu, Y.*; 兼田 加珠子*; 佐藤 達彦; 白神 宜史*; 大江 一弘*; 豊嶋 厚史*; 下瀬川 恵久*; Wang, Y.*; 羽場 宏光*; et al.
International Journal of Molecular Sciences (Internet), 23(16), p.9434_1 - 9434_11, 2022/08
被引用回数:5 パーセンタイル:68.18(Biochemistry & Molecular Biology)線放出核種であるAt-211(
At)は、甲状腺がん治療に従来使われてきた
線放出核種である
Iよりも高い治療効果を有することが期待されている。そこで本研究では、担癌マウスを用いた動物実験、及びK1-NIS細胞を用いたDNA損傷収率及び細胞生存率測定を実施し、
Atと
Iの効果の違いを検証した。その結果、いずれの実験においても
Atの方が高い効果があることが認められた。
佐藤 達彦; 古田 琢哉; Liu, Y.*; 仲 定宏*; 永森 收志*; 金井 好克*; 渡部 直史*
EJNMMI Physics (Internet), 8, p.4_1 - 4_16, 2021/01
被引用回数:9 パーセンタイル:83.45(Radiology, Nuclear Medicine & Medical Imaging)標的核医学治療は、高い治療効果と低い副作用を兼ね備えた新しいがん治療方法として注目を集めているが、その治療計画に患者の個性(体格や薬剤集積性など)は反映されていなかった。そこで本研究では、患者個人のPET-CT画像から自動で体内の積算放射能分布を推定し、PHITSを用いて吸収線量分布を計算するシステムを構築した。
線の高い細胞殺傷効果や腫瘍内における薬剤不均一性を考慮し、同じ効果を与えるX線治療の線量(等効果線量)を推定する新しいモデルを確立した。構築したシステムは、PET用核種をラベルした新しいプローブ(NKO-035)を健常者に投与した臨床試験結果を用いて検証した。その結果、重要臓器の吸収線量は、従来手法と比べて最大で20%程度の差があることが分かった
工藤 健治; 川妻 伸二; 林道 寛; 渡部 晃三; 富居 博行; 白石 邦生; 八木 直人; 福島 正; 財津 知久
Proceedings of 14th International Conference on Nuclear Engineering (ICONE-14) (CD-ROM), 8 Pages, 2006/07
2001年12月の閣議決定にしたがい、2005年10月1日、日本原子力研究所(以下、原研)と核燃料サイクル開発機構(以下、サイクル機構)は統合し、新たに日本原子力研究開発機構(以下、原子力機構)となった。この新しい法人は、総合的な原子力研究開発法人であり、政府関連法人の中で最も大きな法人となった。法人の主要な業務は、原子力の基礎研究開発、核燃料サイクル研究開発、自らの原子力施設の廃止措置及び放射性廃棄物処理・処分にかかわる技術開発、安全と核不拡散に関する寄与、などである。原子力機構には、JRR-2や常陽などの試験研究炉、ふげんやもんじゅなどの研究開発段階炉、人形峠ウラン濃縮原型施設や東海MOX燃料製造施設や東海再処理施設などの核燃料サイクル施設、その他JRTFやFMFなどのホットラボ施設がある。二法人統合準備の一環として、原研とサイクル機構は、これまでの施設解体や改修工事などの実績をもとに、総合的な廃止措置費用評価手法を共同で開発した。また、費用評価試算にあたっては、評価項目を増加する等により信頼性の向上を図った。本評価手法を用いた原研とサイクル機構における廃止措置費用の総計は、約6,000億円(約50億$)と試算した。
佐藤 達彦; 古田 琢哉; 佐々木 秀隆*; 渡部 直史*
no journal, ,
核医学用線量評価ソフトウェアとして一般的に用いられるOLINDAやIDACは、個人の体格差を考慮した詳細な臓器線量評価はできない。また、標的核医学治療で重要となる腫瘍への吸収線量は、全くの評価対象外となる。そこで、我々の研究チームは、線を用いた標的核医学治療(TAT)への応用を念頭に、PET-CTもしくはSPECT-CT画像から汎用モンテカルロ放射線挙動解析コードPHITSの入力ファイルを自動作成して体内の吸収専用3次元空間分布を評価するシステムRT-PHITSの開発を進めている。発表では、RT-PHITSの概要や利用方法について説明するとともに、大阪大学で実施した標的核医学治療に対してRT-PHITSを適用した例を紹介する。
佐藤 達彦; 古田 琢哉; 佐々木 秀隆*; 渡部 直史*
no journal, ,
近年、TAT(Targeted Alpha Therapy)の普及やTheranosticsの概念の発展に伴い、核医学治療はより標的性の高い「標的アイソトープ治療」として大きな注目を集めている。それに伴い、全身や各臓器に滞留する放射能ではなく、より詳細な線量評価結果に基づいて治療計画を決定する動きが世界中で拡がっている。このような背景から、本発表では、標的アイソトープ治療の高度化に向けた線量評価研究の現状と今後の課題について、我々が開発している個人用核医学線量評価システムRT-PHITSの概要を紹介しながらレビューを行う。
佐藤 達彦; 古田 琢哉; 佐々木 秀隆*; 渡部 直史*
no journal, ,
放射線挙動解析研究グループは、線を用いた標的核医学治療(TAT)への応用を念頭に、PET-CTもしくはSPECT-CT画像から汎用モンテカルロ放射線挙動解析コードPHITSの入力ファイルを自動作成して体内の吸収専用3次元空間分布を評価するシステムRT-PHITSの開発を進めている。本研究では、RT-PHITSを大阪大学で実施した標的
線治療の臨床研究における線量評価に適用した。その結果、SPECT-CTの撮像数が少ない場合、各ボクセルにおける積算放射能の推定精度が下がるため、線量評価結果に大きな誤差が生じることが明らかとなった。発表では、RT-PHITSの概要やその利用方法について説明するとともに、今後、標的
線治療の臨床現場にRT-PHITSを導入する際に必要となる改良点などを紹介する。