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Chrysalidis, K.*; Barzakh, A. E.*; Ahmed, R.*; Andreyev, A. N.; Ballof, J.*; Cubiss, J. G.*; Fedorov, D. V.*; Fedosseev, V. N.*; Fraile, L. M.*; Harding, R. D.*; et al.
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 463, p.472 - 475, 2020/01
被引用回数:3 パーセンタイル:36.4(Instruments & Instrumentation)放射壊変によって生成された多数のジスプロシウム同位体について、ISOLDEのレーザー共鳴イオン源(RILIS)を用いてイオン源内レーザー分光法によって研究した。Dyに対する相対的な同位体シフトを (gs) 共鳴遷移を用いて測定した。電子的因子Fとマスシフト因子Mを導出し、それらを使ってDyとDyの平均自乗荷電半径の変化を初めて決定した。
Detlefs, B.*; Wilkins, S. B.*; Caciuffo, R.*; Paixo, J. A.*; 金子 耕士; 本多 史憲*; 目時 直人; Bernhoeft, N.*; Rebizant, J.*; Lander, G. H.*
Physical Review B, 77(2), p.024425_1 - 024425_10, 2008/01
被引用回数:17 パーセンタイル:58.3(Materials Science, Multidisciplinary)NpCoGa and NpRhGaについて共鳴X線散乱実験を行い、以下で強い磁気的な共鳴信号を観測した。Np吸収端の結果は、中性子の報告と一致した。またNpRhGaについては、9Tの縦磁場を印加することでドメインの比率が変化することを観測した。Gaの吸収端においても、UGaで報告されたようなNp 5との混成によりGa 4に誘起された磁気的な信号を観測した。Gaの信号強度についての定量的な解析から、化合物により2つのGaサイトの信号強度が異なっていることを明らかにした。
葛下 かおり*; 石井 賢司; Wilkins, S. B.*; Janousova, B.*; 稲見 俊哉; 大和田 謙二; 坪田 雅己; 村上 洋一; 金子 耕士; 目時 直人; et al.
Physical Review B, 73(10), p.104431_1 - 104431_5, 2006/03
被引用回数:8 パーセンタイル:38.44(Materials Science, Multidisciplinary)反強磁性ウラン化合物UGa(=Ni, Pd, and Pt)について、Gaの吸収端で行った共鳴X線散乱について報告する。ネール温度以下で大きな共鳴シグナルが観測された。-及び-偏光に対するアジマス依存性から共鳴シグナルは磁気双極子の対称性を持っていることがわかった。このバンド電子の共鳴はUの電子との強い混成によりGaの状態の軌道偏極が誘起されたとする半局在モデルで解釈できる。以上の結果は、陰イオンでの共鳴磁気X線散乱は、対称性の議論からUのモーメントの配置を決定でき、混成に関する情報を与えることを示している。
Janousova, B.*; Di Matteo, S.*; Wilkins, S. B.*; Caciuffo, R.*; Paixo, J. A.*; 本多 史憲; 目時 直人; Colineau, E.*; Lander, G. H.
no journal, ,
NpTGa (T=Co and Rh)のGa-K吸収端における共鳴X線散乱実験を行い、GaサイトにNpの5f電子とGaの4p電子の混成による誘起軌道磁気モーメントが現れていることを確認した。共鳴散乱ピークのアジマス角依存性を調べ、誘起軌道磁気モーメントの方向や5f-4p混成の大きさについて考察した結果について報告する。