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森田 泰治; 久保田 益充; Y.J.Shin*
Solvent Extr. Ion Exch., 8(4-5), p.529 - 555, 1990/00
被引用回数:7 パーセンタイル:50.35(Chemistry, Multidisciplinary)DIDPA(diisodecyl phosphoric acid)によるNpの抽出の実プロセスへの適用性検討の一環として、DIDPAの放射線分解とNp抽出への影響について研究した。0.5M DIDPA及び0.1M TBPを含む溶媒において、溶媒が単独で照射された場合のDIDPA分解及びDBP生成のG値は、それぞれ0.47及び0.14であった。また硝酸共存下で照射された溶媒では、DIDPA分解のG値は0.78であり、単独照射の場合の1.7倍であった。照射溶媒を用いたNp(V)の抽出では、溶媒が単独で照射された場合、Npの抽出速度は生成するMIDPA(monoisodecyl phosphoric acid)の濃度でよく説明できることがわかった。硝酸共存で照射した場合は、他の分解生成物の影響が現れたが、実際のプロセスで溶媒が受ける線量として比べ大きい線量を吸収してもNpの抽出速度は大きく変化せず、この方法の実プロセス適用に問題がないことが確かめられた。