Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
赤羽 温; 青山 誠; 杉山 僚; 久保 亮一; 小川 奏; 辻 公一; 山川 考一
Optics Letters, 33(5), p.494 - 496, 2008/03
被引用回数:2 パーセンタイル:14.69(Optics)低温冷却Yb:LuLiF結晶を用いたダイオード励起再生増幅レーザーを世界で初めて開発した。シード光は周波数チャープさせパルス伸張させた状態で再生増幅器に入力され、増幅器中で増幅と同時にパルス圧縮を受ける。このためこの装置ではパルス圧縮器なしでエネルギー6mJ,パルス幅13psの999nm増幅パルスが発生可能である。またこの再生増幅器では999nmと1024nmの2波長同時発振も可能で、THz領域での差周波発生に応用することができると思われる。
赤羽 温; Ma, J.; 福田 祐仁; 青山 誠; 桐山 博光; 井上 典洋*; 辻 公一*; 中井 善基*; 山本 洋一*; Sheldakova, J. V.*; et al.
Japanese Journal of Applied Physics, Part 1, 44(8), p.6087 - 6089, 2005/08
被引用回数:1 パーセンタイル:4.7(Physics, Applied)フィードバック制御波面補償光学系により日本原子力研究所100TWチタンサファイアレーザーシステムにおいてレーザー集光強度の向上が達成された。レーザーパルスの光学パラメータ計測結果及び観測された希ガス原子のトンネルイオン化レートのレーザーエネルギースケーリング性により10W/cmを越える超相対論的強度が10Hzの繰り返し動作で発生することを実験的に確認した。
神門 正城; 益田 伸一; Zhidkov, A.*; 山崎 淳; 小瀧 秀行; 近藤 修司; 本間 隆之*; 金沢 修平; 中島 一久; 林 由紀雄; et al.
Physical Review E, 71(1), p.015403_1 - 015403_4, 2005/01
被引用回数:33 パーセンタイル:77.37(Physics, Fluids & Plasmas)現在まででは最短のパルス幅(23fs)で相対論的な高出力(20TW)のレーザーを、不足密度プラズマ中に強く集光する実験を行った。プラズマ密度が10cmの領域で、MeVを越えるエネルギーの電子の発生を確認した。このMeV電子は、2温度分布をしており、シミュレーションの結果から、波の破砕機構の違いから生じていると考えられる。高温部の電子は、レーザーのプリパルスにより作られるプラズマ密度のキャビティー部での速い入射により形成され、パルス幅はフェムト秒であり、一方、低温部の電子は相対論的強度による波の破壊により加速されたもので、ピコ秒のパルス幅を持つことがわかった。
福田 祐仁; 赤羽 温; 青山 誠; 井上 典洋*; 上田 英樹; 中井 善基*; 辻 公一*; 山川 考一; 弘中 陽一郎*; 岸村 浩明*; et al.
Applied Physics Letters, 85(21), p.5099 - 5101, 2004/11
被引用回数:11 パーセンタイル:42.77(Physics, Applied)レーザー光(レーザー強度610W/cm,パルス幅30fs)を巨大アルゴンクラスターに照射して発生させたX線を用いてSi(111)結晶からのX線回折実験を行った。発生したHe線(3.14keV)のフォトン数、及び、線幅は、それぞれ、410photons/shot/4sr、及び、3.7eV(FWHM)であった。これらは、時間分解X線回折実験を行うためのデブリフリー光源として十分な値を有している。
有澤 孝; 的場 徹; 山川 考一; 丸山 庸一郎; 貴家 恒男; 若井田 育夫; 中島 一久*; 佐々木 明; 峰原 英介; 大島 真澄
Proc. of the 1st International Induced Gamma Emision Workshop, p.29 - 41, 1999/00
光量子科学では、超高ピーク出力レーザーでX線レーザー及びX線光源を駆動し、さらにそれによって線を駆動するというような手順で研究開発を進めている。今までに得られた超高ピーク出力レーザーについて紹介しながら、X線や線の放出方法について説明を行う。特に、核異性体を用いた線核分光及び線放出研究について述べる。
赤羽 温; 青山 誠; 杉山 僚; 久保 亮一; 小川 奏; 辻 公一; 山川 考一
no journal, ,
低温冷却Yb:LuLiF(Yb:LLF)結晶を用いた再生増幅器を構築し、波長999nmでのピコ秒マルチmJ動作を確認した。液体窒素温度まで冷却するとYb:LLF(偏光)は999nmと1024nmでの断面積が増大し、1000nm付近の再吸収が激減するためこれら2波長において再生増幅が可能である。実験では4msec励起時に波長999nmにおいて最大エネルギー6mJが得られた。増幅光は増幅と同時にGain-Narrowingによりパルス圧縮され、増幅光のパルス幅として13.2psが得られた。また1024nmの増幅光では最大エネルギー及びパルス幅はそれぞれ8.5mJ, 27.4psであった。この再生増幅器では励起LDの集光強度調整により前述2波長の同時発振も可能であり、差周波発生によるTHz領域での応用も期待される。
赤羽 温; 青山 誠; 久保 亮一; 杉山 僚; 小川 奏; 辻 公一; 山川 考一
no journal, ,
低温冷却Yb:LuLiF結晶を用いたレーザーダイオード(LD)励起再生増幅器を構築し、波長でのピコ秒マルチmJ動作を確認した。液体窒素温度まで冷却するとYb:LuLiF結晶の偏光では999nmと1024nmでの蛍光断面積が増大し、付近の再吸収が激減するためこれら2つの波長において再生増幅が可能である。実験では波長999nm増幅において最大エネルギー6mJが得られた。増幅光は増幅と同時に利得狭帯域化効果によりパルス圧縮され、増幅光のパルス幅として13.2psが得られた。また1024nm増幅では最大エネルギー及びパルス幅はそれぞれ8.5mJ, 27.4psであった。この再生増幅器では励起LDの集光強度調整により前述2波長の同時発振も可能であり、差周波発生によるテラヘルツ領域での応用も期待される。
赤羽 温; 青山 誠; 杉山 僚; 久保 亮一; 辻 公一; 小川 奏; 山川 考一
no journal, ,
われわれが世界で初めて開発した低温冷却Yb:LuLiF結晶を用いたレーザーダイオード励起の再生増幅器について報告する。このレーザー増幅器は999nm及び1024nmの周波数チャープしたシード光をそれぞれ6mJ, 8.5mJまで増幅することができる。増幅レーザー光のパルス幅はチャープパルスの利得狭帯域化により999nm増幅の場合で13.2ps, 1024nm増幅の場合で27.4psまで増幅中にパルス圧縮されており、増幅後にパルス圧縮器等でパルス圧縮することなしに直接非線形過程の誘起光として利用することができる。われわれはこの増幅器を用いて999nmと1024nmの2波長同時増幅のテストも行っており、差周波混合による高輝度テラヘルツ波への応用が期待される。
赤羽 温; 青山 誠; 杉山 僚; 久保 亮一*; 小川 奏; 辻 公一; 山川 考一
no journal, ,
低温冷却Yb:LuLiF結晶を用いたダイオード励起再生増幅をわれわれの知る限り世界で初めて行った。再生増幅器ではチャープさせたシード光が増幅と同時にパルス圧縮もされており、パルス圧縮器なしで999nm波長時に6mJで13ps、1024nm増幅時に8.5mJで27psのピコ秒増幅パルスが得られた。実験では999nmと1024nmの2波長同時レーザー発振も行っておりテラヘルツ領域での差周波混合に有用な光源であることがわかった。
赤羽 温; 青山 誠; 杉山 僚; 久保 亮一*; 小川 奏; 辻 公一; 山川 考一
no journal, ,
低温冷却Yb:LuLiF結晶を用いて999nm及び1024nm波長でのチャープパルス再生増幅を行い、それぞれ6mJ, 8.5mJの出力を得た。出力光パルス幅は999, 1024nm出力でそれぞれ13ps, 27psに圧縮されており、非線形過程の誘起光として利用可能である。またこの再生増幅器では999, 1024nmの2波長同時発振も可能で、THz領域での差周波発生への応用が期待できる。
野村 拓司; 山川 洋一*; 柳 有起*; 大野 義章*
no journal, ,
最近発見された鉄ニクタイド超伝導体に対して鉄K吸収端を用いた共鳴非弾性X線散乱(RIXS)の実験がなされた。本研究では、この実験結果を解析することを目的として理論計算を行った。具体的には、鉄の3d軌道と砒素の4p軌道を考慮した16バンドdp模型を用いて、乱雑位相近似(RPA)の範囲で電子相関の効果を取り入れて計算した。
野村 拓司; 山川 洋一*; 柳 有起*; 大野 義章*
no journal, ,
鉄ニクタイド超伝導体に対して鉄K吸収端を用いて観測された共鳴非弾性X線散乱(RIXS)スペクトルは鉄3dバンドにおける電子相関と軌道励起を反映していることが自然に期待される。そこで、この実験結果を解析することを目的として行った理論計算について講演する。具体的には、基底状態として常磁性状態と反強磁性状態をハートレー-フォック近似により取り扱い、励起過程における電子相関の効果を乱雑位相近似(RPA)の範囲で取り入れて計算する。計算結果を最も新しい実験結果と比較することによって、鉄系超伝導体における電子相関の強さは中程度(UeV)であることが示唆される。また、スペクトルの形状と波数依存性について実験結果と良い一致を得るためには、基底状態として反強磁性状態を仮定する必要があり、この事情は超伝導相であっても局所的な反強磁性相関が存在していることを意味している。また、励起スペクトルのウェイトがFe3dの5軌道間におけるどのような軌道励起に対応しているのかについても説明する。
社本 真一; 梶本 亮一; 石角 元志*; 山川 洋一*; 綿重 達哉*; 笠原 成*; 中村 充孝; 紺谷 浩*; 芝内 孝禎*; 松田 祐司*
no journal, ,
FeSeはバルクでは磁気秩序がなく、構造相転移のみ示すことが特徴の超伝導体である。光電子分光や電気抵抗から電子ネマティック感受率が発散することが見つかっており、軌道とスピンとの関連からスピンネマティック感受率との関連に興味が持たれている。今回は中性子非弾性散乱実験の結果から、そのスピンネマティック感受率について検討したので報告する。