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吉田 忠義; 辻村 憲雄; 山野 俊也*
Radiation Protection Dosimetry, 146(1-3), p.72 - 75, 2011/07
被引用回数:2 パーセンタイル:17.82(Environmental Sciences)反跳陽子を測定するZnS(Ag)シンチレータを用いた中性子サーベイメータを開発した。プローブはコンパクトな大きさで携行性に優れ、重量は約2kgである。MOX燃料施設を模擬した減速中性子校正場を用いた性能試験とMOX燃料施設内の中性子スペクトルが既知の実際の作業場において、減速材を用いた従来の測定器との比較測定試験を行った。その結果、MOX燃料施設の作業場で満足な性能を示すことを確認した。本測定器によって、従来の測定器では難しかった、より細やかな中性子モニタリングが可能になると期待される。なお、本論文は、2010年5月に東京で開催された国際会議AOCRP-3(3rd Asian and Oceanic Congress on Radiation Protection)においてCD-ROMとして発表された後、Radiation Protection Dosimetry誌特集号として収録・発刊されたものである。
吉田 忠義; 辻村 憲雄; 山野 俊也*
Proceedings of 3rd Asian and Oceanic Congress on Radiation Protection (AOCRP-3) (CD-ROM), 3 Pages, 2010/05
反跳陽子を測定するZnS(Ag)シンチレータを用いた中性子サーベイメータを開発した。プローブはコンパクトな大きさで携行性に優れ、重量は約2kgである。MOX燃料施設を模擬した減速中性子校正場を用いた性能試験と、MOX燃料施設内の中性子スペクトルが既知の実際の作業場において、減速材を用いた従来の測定器との比較測定試験を行った。その結果、MOX燃料施設の作業場で満足な性能を示すことを確認した。本測定器によって、従来の測定器では難しかった、より細やかな中性子モニタリングが可能になると期待される。
辻村 憲雄; 吉田 忠義; 山野 俊也*; 松原 昌平*
サイクル機構技報, (26), p.87 - 89, 2005/00
特徴的な減速材構造とその内部に配置した2個の熱中性子検出器からなる携帯性に優れる軽量の中性子線量当量率サーベイメータを開発した。
三枝 純; 吉澤 道夫; 谷村 嘉彦; 吉田 真; 山野 俊也*; 中岡 弘*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 516(1), p.193 - 202, 2004/01
被引用回数:18 パーセンタイル:71.44(Instruments & Instrumentation)国産レムカウンタ3機種のエネルギーレスポンスを、熱中性子,15.2MeVまでの単色中性子,Cf等のRI中性子線源について、モンテカルロ計算と実測により評価した。レスポンスの方向依存性及び線量当量レスポンスについても評価を行った。計算では、レムカウンタを構成する比例計数管,減速材,吸収材を詳細に模擬することにより、実測によるレスポンスとよく一致する結果が得られた。また、比例計数計数管内の
He充填気圧とエネルギーレスポンスとの関係について考察を行った。広いエネルギー範囲について得られたレスポンスの計算結果を用い、さまざまな中性子作業場においてこれらのレムカウンタを使用した際の、指示値と真の線量当量との差異についても検討を加えた。
吉田 忠義; 辻村 憲雄; 山野 俊也*
no journal, ,
MOX燃料を取扱うグローブボックスの表面や内部,放射性廃棄物ドラム缶の狭隘部などの中性子線量当量率が測定できる小形で軽量な中性子サーベイメータを開発した。MOX燃料施設の作業場で観測した中性子スペクトル情報から、速中性子成分の線量寄与が支配的であることに着目し、検出器としてZnS(Ag)をベースとした速中性子測定用シンチレータEJ-410を用いることで小形化した。また、今までにMOX燃料からのAm
線に対する感度を抑えるため、検出器及び光電子増倍管の周囲にタングステン合金による遮蔽を施したものを製作したが、今回その構造を最適化し、さらなる軽量化をするべく改造した。グリップを含む検出部の寸法は幅6.3cm,高さ6.3cm,長さ23cm,重量は0.9kgであり、本体を含めた総重量は2.1kgである。
吉田 忠義; 辻村 憲雄; 山野 俊也*
no journal, ,
MOX燃料を取り扱うグローブボックスの表面や内部,放射性廃棄物ドラム缶の狭隘部などの中性子線量当量率が測定できる小形の中性子サーベイメータを開発している。検出器には線感度を抑制する構造を持つ高速中性子測定用シンチレータEJ-410を用いており、グリップを含む検出部の寸法は幅6.3cm,高さ6.3cm,長さ23cm、重量は0.5kgであり、本体を含めた総重量は1.7kgである。中性子及び
線校正場を用いて、特性評価を行った。
飯嶋 信夫; 眞田 幸尚; 作山 光広*; 山野 俊也*; 百瀬 琢麿
no journal, ,
ウラン,プルトニウム及び核分裂生成物を取り扱う再処理施設等においては、作業環境における放射線管理のために、線と
線の表面汚染密度の測定を行っている。近年、
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線同時測定型サーベイメータが開発され、1台で
線と
線の同時測定が可能となり、作業員の汚染検査や区域の表面汚染検査において多大な省力化をもたらしている。このサーベイメータの基本的な特性についてはメーカから公表されているが、通常の校正用線源では確認できない高計数率領域における指示値の直線性に関する特性(高計数率特性)は明らかとなっていない。そこで今回、東海再処理施設で用いられている機種の高計数率特性を実験的に明らかにするため、再処理施設の作業環境で採取した表面汚染密度測定用のスミヤ試料等を用いて試験を行った。