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論文

Magnetic structure of short-range ordering in intermetallic antiferromagnet Mn$$_3$$RhSi

樹神 克明; 本田 孝志*; 山内 宏樹; 社本 真一*; 池田 一貴*; 大友 季哉*

Journal of the Physical Society of Japan, 90(7), p.074710_1 - 074710_7, 2021/07

 被引用回数:1 パーセンタイル:16.57(Physics, Multidisciplinary)

Magnetic pair distribution function (mPDF) of intermetallic antiferromagnet Mn$$_3$$RhSi is estimated from the powder neutron diffraction data. The mPDF exhibits negative peak at about $$r$$ = 2.7 ${AA}$ corresponding to the nearest neighbor Mn-Mn distance above the antiferromagnetic transition temperature $$T_{N}$$. Below $$T_{N}$$, the mPDF is a superposition of the mPDF with the negative peak at about $$r$$ = 2.7 ${AA}$ and the mPDF calculated from the antiferromagnetic structure which is determined by the previous neutron diffraction study, indicating the coexistence of the short range ordering and the antiferromagnetic long range ordering. The mPDF of the short range ordering is not reproduced by the magnetic structure model with the symmetry consistent with that of the crystal structure. The possible magnetic structure which can reproduce the observed mPDF of the short range ordering is proposed.

論文

Neutron diffraction of ice and water in hydrogels

関根 由莉奈; 小林 理気*; Chi, S.*; Fernandez-Baca, J. A.*; 鈴谷 賢太郎; 藤崎 布美佳*; 池田 一貴*; 大友 季哉*; 深澤 倫子*; 山内 宏樹; et al.

JPS Conference Proceedings (Internet), 8, p.033009_1 - 033009_6, 2015/09

ハイドロゲル中の水の構造や特性を調べるため、100-300Kにおける低含水率のポリN,N,-ジメチルアクリルアミドハイドロ(PDMAA)ゲルの中性子回折パターンを測定した。低温下で観察されたブロードな回折パターンは昇温過程において変化し、220Kにおいて鋭いピークが観察された。これらの回折パターンを解析することにより、低含水率のゲル中には低温下でアモルファス氷が存在し、それらは昇温と共に立方晶氷, 六方晶氷に変化することを明らかにした。

論文

Bipartite magnetic parent phases in the iron oxypnictide superconductor

平石 雅俊*; 飯村 壮史*; 小嶋 健児*; 山浦 淳一*; 平賀 晴弘*; 池田 一貴*; Miao, P.*; 石川 喜久*; 鳥居 周輝*; 宮崎 正範*; et al.

Nature Physics, 10(4), p.300 - 303, 2014/04

 被引用回数:103 パーセンタイル:95.46(Physics, Multidisciplinary)

High-temperature (high-$$T_{rm c}$$) superconductivity appears as a consequence of the carrier-doping of an undoped parent compound exhibiting antiferromagnetic order; thereby, ground-state properties of the parent compound are closely relevant to the superconducting state. On the basis of the concept, a spin-fluctuation has been addressed as an origin of pairing of the superconducting electrons in cuprates. Whereas, there is growing interest in the pairing mechanism such as an unconventional spin-fluctuation or an advanced orbital-fluctuation due to the characteristic multi-orbital system in iron-pnictides. Here, we report the discovery of an antiferromagnetic order as well as a unique structural transition in electron-overdoped LaFeAsO$$_{1-x}$$H$$_x$$ ($$x sim 0.5$$), whereby another parent phase was uncovered, albeit heavily doped. The unprecedented two-dome superconducting phases observed in this material can be interpreted as a consequence of the carrier-doping starting from the original at $$x sim 0$$ and advanced at $$x sim 0.5$$ parent phases toward the intermediate region. The bipartite parent phases with distinct physical properties in the second magnetic phase provide us with an interesting example to illustrate the intimate interplay among the magnetic interaction, structural change and orbital degree of freedom in iron-pnictides.

論文

Quadrupole and hexadecapole ordering in DyB$$_2$$C$$_2$$; Direct observation with resonant X-ray diffraction

田中 良和*; 稲見 俊哉; Lovesey, S. W.*; Knight, K. S.*; Yakhou, F.*; Mannix, D.*; 國分 淳*; 金澤 雅行*; 石田 興太郎*; 七尾 進*; et al.

Physical Review B, 69(2), p.024417_1 - 024417_11, 2004/01

 被引用回数:36 パーセンタイル:79.6(Materials Science, Multidisciplinary)

Dy L$$_{III}$$吸収端における電気四重極遷移による共鳴X線回折を用いて、DyB$$_2$$C$$_2$$の4$$f$$四重極及び十六重極秩序の直接観測を行った。回折データは24.7KにおけるDyの点群の4/$$m$$から2/$$m$$への対称性の低下と時間に偶でA$$_{g}$$対称性を持ったDy多重極の秩序に伴う構造変化を示した。この温度以下では結晶構造は空間群$$P$$4$$_2$$/$$mnm$$で記述され、Dyイオンは4$$c$$サイトを占める。この温度ではBとCからなる格子の変形が起こり、これは2/$$m$$の2回軸に垂直なBC面のバックリングに等しい。Dyの低エネルギー状態のモデルを示し、比熱,われわれのX線回折データ,中性子回折による磁気秩序との関係を論じる。

口頭

J-PARCの共用開始と中性子利用高圧研究の戦略

内海 渉; 阿部 淳; 服部 高典; 深澤 裕; 山内 宏樹; 井川 直樹; 鍵 裕之; 有馬 寛*; 荒川 雅; 小松 一生*; et al.

no journal, , 

J-PARCが、2008年12月より施設共用運転が開始され、世界最高レベルのパルス中性子を利用して、高圧下における物質・材料研究や地球科学研究が大きく発展することが期待されている。J-PARCのビームライン整備状況や、中性子利用高圧研究の戦略について概要を報告する。

口頭

Current status of sample environment in MLF, J-PARC

河村 聖子; 横尾 哲也*; 神原 理; 稲村 泰弘; 中谷 健; 鳥居 周輝*; 梶本 亮一; 中島 健次; 金子 耕士; 川北 至信; et al.

no journal, , 

J-PARC物質・生命科学実験施設では、2008年12月に供用が開始され、現在、基礎科学研究から産業利用まで幅広い分野の中性子実験が行われている。試料環境(SE)機器の標準化は、その初期段階において最も重要なもののひとつである。特に我が国では、各装置が独立にSE機器を運用することが多いため、ガイドラインを整備しないと、コストが増加し、装置間の互換性も失われてしまう。そこでわれわれSEチームは、例えばフランジサイズや温度センサー、コントローラー等の標準化を図るため、SEプロトコルについて議論を重ねてきた。これにより、コストやマンパワーの削減,互換性の向上等が期待できる。現在SEチームは、SEにおける利用者支援体制とSE機器保守エリアの整備について議論している。また、SEチームの技術系メンバーは、冷凍機の冷却試験などの実務も開始している。

口頭

Current status and future plan of sample environment in MLF, J-PARC

河村 聖子; 横尾 哲也*; 神原 理; 宗像 孝司*; 梶本 亮一*; 中谷 健; 金子 耕士; 川北 至信; 高田 慎一; 中島 健次; et al.

no journal, , 

中性子実験施設のような大型施設において、試料環境は、質の高い研究成果を生み出すための重要な要素のひとつである。J-PARC物質・生命科学実験施設(MLF)では、基礎研究から産業利用に至るまでの幅広い分野において、さまざまな中性子実験が行われており、申請課題の件数と多様さはJ-PARC再稼働後もさらに増えていくことが予想される。MLFの試料環境チームは、発足当時より、試料環境の標準化について議論してきた。これは、コストとマンパワーを抑え、装置間の互換性をもたせ、また機器や操作の技術を共有することで実験を効率化することが目的である。また最近では、機器のメンテナンスや冷凍機の予冷などを行う「試料環境エリア」の整備を開始した。試料環境チームではさらに、試料環境に関する利用者支援の体制などを含めた将来計画についても議論している。

口頭

粒子法シミュレーションによる2成分混合プールの流動挙動解析

山内 俊也*; 小川 竜聖*; 加藤 正嗣*; Liu, X.*; 松元 達也*; 守田 幸路*; 神山 健司; 鈴木 徹

no journal, , 

これまで予備的に行ったEAGLE ID1試験の粒子法解析では、プールからダクト壁への熱伝達機構は、プール内の溶融燃料と溶融ステンレス鋼の混合・分離挙動に大きく依存することが示唆されている。そこで、新たに実施した2液相混合流動実験に基づき、混合プール内の流動挙動に対する粒子法解析の妥当性の検証を試みた。

口頭

2液相混合流動挙動に関する粒子法シミュレーションの検証

小川 竜聖*; 山内 俊也*; 加藤 正嗣*; Liu, X.*; 松元 達也*; 守田 幸路*; 神山 健司; 鈴木 徹

no journal, , 

EAGLE ID1炉内試験を対象として予備的に実施した粒子法解析では、溶融プールから構造壁への熱伝達は溶融燃料と溶融ステンレス鋼の混合・分離挙動に大きく依存することが示唆されている。本研究では、密度差のある2つの模擬流体を用いた基礎的な実験を実施し、プール内での混合流動挙動に関する粒子法の妥当性検証を試みた。

口頭

磁気対相関関数を用いた金属磁性体Mn$$_3$$RhSiの局所磁気構造解析

樹神 克明; 本田 孝志*; 山内 宏樹; 社本 真一; 池田 一貴*; 大友 季哉*

no journal, , 

磁気対相関関数(磁気PDF)はある距離rの位置にある磁気モーメント間の相関をあらわす実空間の物理量で、波数空間でシャープな磁気ブラッグピークを示さない長距離秩序をもたない磁気配列を調べる上で有効と考えられる。我々は空間反転対称性のない金属磁性体Mn$$_3$$RhSiの磁気構造を調べるために、J-PARC全散乱装置NOVAを用いて粉末中性子回折実験を行った。得られた磁気散乱強度データから導出した磁気PDFを用いて磁気転移温度上下での短距離磁気構造を調べた結果を報告する。

口頭

金属磁性体Mn$$_3$$RhSiの磁気PDF解析

樹神 克明; 本田 孝志*; 山内 宏樹; 社本 真一; 池田 一貴*; 大友 季哉*

no journal, , 

金属磁性体Mn$$_3$$RhSiに対してJ-PARCに設置されている高強度全散乱装置NOVAを用いて粉末中性子回折実験を行い、得られた回折データから磁気散乱成分を抽出して磁気PDFを導出した。反強磁性転移温度以上での磁気PDFには最近接Mn距離に対応する2.7${AA}$付近にのみ負の対相関ピークが観測された。一方転移温度以下では反強磁性長距離秩序に対応して長距離領域まで対相関ピークがみられると同時に、転移温度以上でみられた2.7${AA}$付近の負の対相関ピークも観測された。このことは、2.7${AA}$の負のピークは長距離磁気秩序とは異なる磁気構造をもつ短距離磁気秩序によるものであり、転移温度以下ではこの短距離磁気秩序が長距離磁気秩序と共存していることを示唆している。

口頭

金属磁性体Mn$$_3$$RhSiの磁気PDF解析

樹神 克明; 本田 孝志*; 山内 宏樹; 社本 真一*; 池田 一貴*; 大友 季哉*

no journal, , 

金属磁性体Mn$$_3$$RhSiに対し、その短距離磁気構造状態の磁気構造を調べるために、磁気PDF解析を行った。その結果磁気転移温度以下では高温から存在する短距離秩序相と長距離秩序相が共存していることを確認した。また短距離秩序状態の磁気構造を決定し、それがMn原子が形成する正三角形クラスターの間に働くフラストレーションにより6重に縮退した状態であることがわかった。

口頭

磁気PDF解析を用いた金属磁性体Mn$$_{3}$$RhSiの短距離秩序相における磁気構造決定

樹神 克明; 本田 孝志*; 山内 宏樹; 社本 真一*; 池田 一貴*; 大友 季哉*

no journal, , 

反強磁性転移温度上下の広い温度領域で中性子磁気散漫散乱が観測される金属磁性体Mn$$_{3}$$RhSiに対し、粉末中性子散乱実験を行い、得られた強度データから磁気対相関関数(磁気PDF)を求めた。転移温度以上の磁気PDFは最近接Mn距離に対応する位置に負の対相関ピークを示す。このふるまいは転移温度以下の長距離秩序相の磁気構造では説明できないものであり、長距離秩序相とは異なり結晶の対称性を破る磁気構造で再現できることがわかった。

口頭

金属磁性体Mn$$_3$$RhSiの短距離磁気秩序相の磁気構造

樹神 克明; 本田 孝志*; 山内 宏樹; 社本 真一*; 池田 一貴*; 大友 季哉*

no journal, , 

粉末中性子回折データから金属磁性体Mn$$_3$$RhSiの磁気対相関関数(磁気PDF)を導出した。$$T_N$$以上の磁気PDFは、最近接Mn距離に対応する2.7${AA}$に負のピークを示し、$$T_N$$以上の磁気PDFはこの負のピークと長距離磁気秩序構造から計算される磁気PDFの重ね合わせで再現できる。このことは短距離磁気秩序相の磁気構造は長距離秩序相とは異なること、$$T_N$$以下では短距離および長距離の磁気秩序相が共存していることを示している。さらに結晶の対称性を破った磁気構造を考慮することにより、短距離磁気秩序相の磁気PDFを説明できることを明らかにした。

口頭

磁気対相関関数を用いたフラストレート金属磁性体の局所磁気構造解析

樹神 克明; 山内 宏樹; 本田 孝志*; 社本 真一*; 井川 直樹; 池田 一貴*; 大友 季哉*

no journal, , 

磁気対相関関数(磁気PDF)は、ある磁気モーメントから距離rの位置に存在する磁気モーメントの数および方向をあらわす実空間の物理量で、スピン液体やスピングラスのような長距離秩序を示さない磁性体の磁気配列を調べるうえで有効である。磁気PDFは粉末中性子回折データから磁気散乱成分を抽出し、それに規格化等を施したうえでフーリエ変換することにより得ることができる。これまでこの手法を約190Kの反強磁性転移温度$$T_textrm{N}$$上下の広い温度領域で磁気散漫散乱が観測されている金属磁性体Mn$$_3$$RhSiに適用することにより、この散漫散乱の原因である短距離磁気秩序相の磁気構造を決定することに成功している。今回我々はMn$$_3$$RhSiと同様の結晶構造をもち、約150K以下でincommensurateな位置にややブロードな磁気散乱が観測されるMn$$_3$$CoSiの磁気構造を調べる目的で、この系の粉末中性子回折実験を行い、磁気転移温度以下での磁気PDFを導出した。その結果、150K以下で得られる磁気PDFはMn$$_3$$RhSiのTN直下の短距離秩序相と長距離秩序相が共存する領域で観測される磁気PDFと類似していることがわかった。

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