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報告書

酸化トリウムスラリーの沈降速度について

山崎 彌三郎; 吉田 健三; 圷 康雄

JAERI 1033, 12 Pages, 1962/06

JAERI-1033.pdf:0.86MB

水性均質炉臨界集合体のブランケットに酸化トリウムスラリーを使用するための試験の一環として、内外7種類の市販酸化トリウムについてそれらの懸濁液の沈降速度を求めた。また乾燥粉末についても密度・粒径分布・粒子形状及び数種の方法を用いた平均粒径・比表面積などを測定した。その結果、粒径や粒径分布は各サンプルによって相当差があっても、懸濁液にした場合は沈降速度にはそれほどの差を生じないことが明らかになった。それは添加物のない水の場合でも粒子はある程度凝集を起こしているためである。またスラリー濃度と沈降速度との関係について詳しく実験した結果、それは分散系の場合と非常に異なった傾向を示すことがわかった。濃度約7%の付近において沈降速度は著しく減少する。アルカリを加えると凝集の程度が大きくなり沈降速度の変化はさらに著しくなる。またこれら凝集スラリーのフロックの大きさなどについて検討を行った。

報告書

水性均質炉の技術的問題点

杉本 朝雄; 武田; 古橋 晃; 桂木 学; 引田 実弥; 内藤 奎爾; 近藤 靖子; 長崎 隆吉; 山崎 弥三郎; 黒井 英雄; et al.

JAERI 4018, 52 Pages, 1961/06

JAERI-4018.pdf:4.14MB

溶液炉心スラリーブランケット型を対象の中心として、水性均質炉の技術的問題点を検討した。水性均質炉は熱中性子増殖の最も高い可能性と多くの優れた点を有してはいるが、かなりの困難に直面しており、これらの困難は主として燃料の不安定性とスラリー技術の未熟さに帰することができる。燃料の不安定性はHRE-2で発生した炉心タンクの2つの孔の原因をなすものであって、これは二相分離といった相的不安定面が炉の運転領域の上に存在するため、ウランの沈着,過熱,溶融という自己触媒的な結果を生じたものと考えられる。スラリー技術に関しては、スラリーを使用した炉の運転実績がないことが最も大きい弱点であって、スラリーに対する放射線の影響が未だ十分には明らかでなく、また各種機器にも改良の余地が多く残されている。沸騰スラリーという概念は外部循環回路の省略によって、スラリー技術の開発に対する要求をある程度緩和するという点において有望であろう。今後研究を集中すべき主要な題目は、燃料の不安定現象が炉心の適当な流体力学的設計と材料改善によって克服できるか、スラリー炉で思わぬところへスラリーが蓄積することがないよう十分な制御が可能かということになる。

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