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下茂 道人*; 堀田 政國*; 須藤 賢*; 日比谷 啓介*; 安野 雅満*
PNC TJ1449 92-007, 255 Pages, 1992/02
本研究は、我が国の地下数100m以深の地下水流動特性(流量、流速、流れの方向等)を評価するために、代表的な広域地下水流動モデルを作成する事を目的とする。今年度は、島部を除く日本列島を対象として地形、地質構造、水理地質特性、水収支等について広範囲な調査を実施し、その結果と、昨年度作成した2次元水理地質モデルを基に、日本列島の3次元水理地質モデルを作成すると共に、各地域の地質特性の概要をまとめた。なお、モデル作成にあたっては、地下数百m以深の地質データが非常に少ない事を鑑み、次段階におけるモデル改良の参考となるよう、今回のモデル作成の手順、仮定または問題点を明示した。また、中部・東北地域を例に取って、広域地下水流動解析用のモデル作成への利用を目的とした水平地質断面図を作成した。さらに、同じ地域を対象として、地形モデル作成法の検討を行い、水系をより良く反映できると思われる新しい地形モデルの作成法を提案した。この他、「水収支の検討」および「地下の温度分布が地下水流動に与える影響の検討」も併せて実施した。水収支の検討では、我国の107の1級水系における流量や流域面積等のデータを統計的に処理し、これらの河川特性を明らかにした。また、後者については、地下の温度勾配が地下水流動の影響を受けている事を、既往の資料調査結果から明らかにした。
村田 正敏*; 安野 雅満*; 若松 尚則; 鹿野 浩治*; 小林 公一
JNC TJ7440 2000-029, 158 Pages, 1991/07
本研究の1つの柱は、地表踏査結果と主に鉱山付近でのボーリングデータに基づいた当地域の地質構造の解明である。当地域内で行われた透水試験結果をもとに水理地質学的単位を識別し、その区分に従って地質図および地質断面図を作成することにより地質構造を表現した。本地域は起伏に富んだ大きなチャンネル構造をもつ基盤の花崗岩と、それを埋積した中新統(瑞浪層群)、さらにその上を覆う砂礫層(瀬戸層群)からなる。花崗岩の風化部と割れ目の分布の推定を行った結果、風化部は瑞浪層群堆積前の基盤地形に沿うと考えられる分布を示し、浅部での水平方向の割れ目と深部での鉛直方向の割れ目の卓越が認められた。もう1つの柱は、河川水の褐色期の流量と水質の測定ならびにそれらと地形・地質要素との相関の解明である。その結果、流出高は、流域の増大により減少し、瀬戸層群の平均層厚の増大により増加する傾向が見られた。また、瑞浪層群の分布が大きい流域では溶存物質量が大きなことが分かった。これらの点から、瀬戸層群の貯水層としての働き、瑞浪層群中での遅い地下水の動きが推定された。こうして解明した地質構造とその中の地下水流動の概要をモデル図として表した。
村田 正敏*; 安野 雅満*; 加藤 芳郎*; 伊藤 正樹*
JNC TJ7440 2001-007, 146 Pages, 1988/07
要旨なし