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八島 正知*; 廣瀬 輝夫*; 片野 進; 鈴木 康雄*; 垣花 眞人*; 吉村 昌弘*
Physical Review B, 51(13), p.8018 - 8025, 1995/04
被引用回数:118 パーセンタイル:97.3(Materials Science, Multidisciplinary)ZrCexO固溶体(x=0, 0.02, 0.05, 0.08, 0.10, 0.12, 0.15)の単斜相(P2/c)と正方晶(P4/nmc)の結晶構造を高分解能中性子回折実験により調べた。この結果、CeO濃度の増加とともに、単斜相の格子定数a, b, cは増大し、角度は減少した。この増加はZrのイオン半径に比べて、 Ceのイオン半径が大きいことによる。またCe濃度の増加とともに、陽イオン(Zr, Ce)の原子座標xとyは減少し、zは増大する。一方酸素原子の座標xは増大するが、y, zはほとんど変化しない。CeO濃度の増加に伴う角の減少と原子座標の変化は、単斜相の構造が正方晶の構造に近づいていくことを示している。
石井 克典; 山本 琢磨; 鈴木 政浩; 木原 義之; 加藤 良幸; 栗田 勉; 吉元 勝起; 吉村 忠宏*
no journal, ,
FaCTプロジェクトにおいて、簡素化ペレット法による燃料製造技術の成立性見通しを得るために、脱硝・転換・造粒の量産化開発を実施している。本報告では、これまでの小規模なウラン試験結果を踏まえ、量産に適した方式の選定結果について報告する。
西野 裕之; 栗坂 健一; 吉村 一夫; 西村 正弘; 深野 義隆
no journal, ,
高速炉の特徴、運転後の燃料交換時期を考慮して展開したイベントツリーから燃料損傷に至る事故シーケンスを抽出するとともに燃料損傷防止対策を抽出し、防止対策の余裕時間、及び必要な設備容量等を検討し、事故シーケンスを代表する重要事故シーケンスを選定した。
西村 正弘; 吉村 一夫; 谷中 裕; 山田 文昭; 森 健郎; 西野 裕之; 深野 義隆
no journal, ,
高速炉における特徴等を踏まえ、前報で原子炉運転停止時の「反応度の誤投入」「原子炉容器液位確保機能喪失」「崩壊熱除去機能喪失」「全交流電源喪失」の重要事故シーケンスが選定された。本報告では、これらの重要事故シーケンスについて、選定された燃料損傷防止対策の有効性を評価した。
廣内 淳; 高原 省五; 吉村 和也; 宗像 雅広
no journal, ,
家屋内外の放射能分布は、屋内にいる人の線量評価に必要な情報である。本研究では、福島県の帰還困難区域内の家屋内外の家材(床材, 壁材, 天井材, 屋根裏のグラスウール, 屋根材)と土壌を採取し、それらの放射能を測定した。土壌に対する各面の濃度比は、床面で0.010.09、壁面と天井面で0.00010.0005、グラスウールで0.0030.02、屋根材で0.0040.2であった。