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奈良 禎太*; Cho, S. H.*; 吉崎 貴哉*; 金子 勝比古*; 佐藤 稔紀*; 中間 茂雄; 松井 裕哉
International Journal of the JCRM (Internet), 7(1), p.1 - 9, 2011/01
本研究は原位置における初期応力測定結果等から広域的な応力場及び岩盤の弾性係数を同時に評価するための3次元有限要素法による逆解析手法を示したものである。本研究では、3次元応力場の評価精度を向上させるため、弾性係数の異なる不均質な地層モデルを考慮し、東濃鉱山,正馬様用地及び瑞浪超深地層研究所用地を含む領域の広域的な応力場の逆解析に適用した。
高安 俊一*; 吉崎 隼平*; 奥部 真樹*; 豊田 丈紫*; 井川 直樹; 佐々木 聡*
no journal, ,
M型Baフェライトは置換元素により異方性磁界の制御が可能なため、磁気ヘッドやGHz帯での電波吸収体材料として期待されている。本研究ではFeイオンをTiとMnで置換した六方晶系フェライトBaTiMnFeOについて、単結晶X線構造解析によりTi席の占有率を決定し、さらに中性子粉末回折実験を行って、Mnの席占有率及び5つの遷移金属サイト中の磁気モーメントを決定した。講演ではそれらの結果を用いて、Baフェライトの磁気構造と置換効果について議論する。
高安 俊一*; 吉崎 隼平*; 奥部 真樹*; 豊田 丈紫*; 井川 直樹; 佐々木 聡*
no journal, ,
磁気ヘッドやGHz帯での電波吸収体材料として期待されているM型フェライトBaTiMnFeOの磁気構造とサイト占有率をX線および中性子回折法によって解析した。本物質は空間群が6/である正方晶であり、Tiは41, 2, 2の各サイトにそれぞれ24%, 15%, 15%の割合で占有し、Mnは42, 12サイトにそれぞれ24%, 24%の割合で占有すること、また、8Kにおける2, 2, 41, 42サイトの磁気モーメントはそれぞれ3.56, 3.37, -3.86, -3.72 and 3.68であることが明らかになった。