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論文

静電加速器用小型ECRイオン源の設計

齋藤 勇一

INS-T-534, 0, p.130 - 134, 1995/02

静電加速器のイオン源として多価イオン源を用いればその価数倍だけ高いエネルギーのイオンビームを得ることができる。そこでTIARA400kU静電加速器用多価イオン源としてのECRイオン源を現在設計している。このイオン源は高電圧ターミナル上に設置されるため小型小電力でなければならない。今回計算機を用いて、10GHz用のECR磁場を永久磁石だけを用いて形成したのでこれを報告する。

論文

セラミックロッドの調製とOCTOPUSによるイオン生成試験

奈良 孝幸; 横田 渉; 荒川 和夫; 井出 勝*; 上村 豊*

INS-T-534, 0, p.45 - 50, 1995/02

高崎研のECRイオン源(OCTOPUS)で金属イオンを生成する試験を行った。金属イオンを生成するには、金属元素をガス状にしてプラズマ中へ取り入れなければならないが、常温・空気中で安定であることや、高融点であるセラミックを用いた方法でプラズマの熱で金属元素を蒸発させた。このセラミックは、電気化学工業との共同研究により調整され、イオン源において、金属イオンの生成に適した物質および物性を探索した。

論文

原研18GHz ECRイオン源の建設と試運転結果

横田 渉; Y.Wu*; 齋藤 勇一; 石井 保行; 奈良 孝幸; 荒川 和夫

INS-T-534, 0, p.84 - 90, 1995/02

放射線高度利用研究において必要性が高まっている、金属イオンの生成を主な目的としたECRイオン源を建設した。設計の主な指針は、(1)18GHzのマイクロ波で高い多価イオン生成能力を得て、原研サイクロトロンで重金属イオンを加速可能とする、(2)共鳴磁場の2倍以上の磁場強度で2$$omega$$モードを可能にする、(3)ミラーコイル間にソレノイドコイルを置いてプラズマ形状を可変にする、(4)種々の金属イオン生成用装置を取付け易い単純な構造とする、である。イオン源および電源の製作、搬入、設置は本年2月に完了し、設計通りのミラー磁場が得られることを確認した。真空ポンプの設置等を経て6月に最初のプラズマに点火、続いてAr$$^{2+}$$のイオン引出しに成功した。その後、プラズマ温度の上昇を示すX線発生量を増加させる調整を行っている。年度内はArイオンによる調整で性能を高め、来年度より本格的な金属イオン生成を開始する予定である。

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