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藤 暢輔; 前田 亮; 瀬川 麻里子; Patwary, K.; 木村 敦; 中村 詔司; 遠藤 駿典; 海老原 充*
no journal, ,
中性子ビームを用いた非破壊元素分析法として、即発ガンマ線分析(PGA)と中性子共鳴捕獲分析(NRCA)がある。J-PARCの物質・生命科学実験施設のBL04に設置されている中性子核反応測定装置(ANNRI)では、大強度パルス中性子を用いることで、PGAとNRCAを同時に測定する事ができるほか、更にこの2つの分析手法を組み合わせた分析(TOF-PGA)も同時に行うことができる。TOF-PGAは、ガンマ線のエネルギーと中性子のエネルギー(共鳴のエネルギー)を同時に用いることができるため、優れた峻別性能を持つ。そのため、試料内に共存する元素からの影響を受けにくいことから、複雑な組成を持つ試料の分析において威力を発揮する。本発表では、ANNRIにおいて難測定核種として知られているTc-99およびPd-107の測定結果のほか、高精度化を目指した試料密度に対する補正に関する成果などについて報告する。