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石山 新太郎
no journal, ,
Li(p, n)Be反応を利用したBNCT用ターゲット装置出力のハイパワーアップ化に伴う中性子照射によるブリスタリングやLiの蒸発損耗を防止するためLiターゲット表面を部分窒化させ高融点LiN(融点1086K)を合成させたターゲットモデルを提案しており、本研究では低温・低圧Nガス環境下においてLi表面を直接窒化合成するための条件の検討ならびに窒化された多層構造ターゲットの化学状態を調べるためXPS(in-situ X-ray photoelectron spectroscopy)による計測も実施した結果下記成果を得た。(1)Li表面で2765-548Kの温度処理により窒化が生じている。(2)窒化の反応速度は15mass%/min程度を評価された。(3)Li融点近傍までの加熱においてLiNの酸素汚染物質の乖離が観察された。
池田 歩*; 小野 竜平*; 松山 絵美*; 野村 幹弘*; 田中 伸幸; 久保 真治
no journal, ,
熱化学水素製造法ISプロセスにおいて、水素分離膜を組み込んだ膜反応器を用いてヨウ化水素(HI)分解反応の平衡転化率を向上させれば、熱効率の向上や機器の小型化ができる可能性がある。他の系で優れた特性を示すことが報告されている対向拡散CVD法で成膜した水素分離シリカ複合膜を試作し、本系への適用性を調べた。水素及びHIの透過性能を測定したところ、400C条件で、水素/HI透過率比6820、水素透過率5.010mol ms Paが得られ、本系への適応性を確認することができた。さらに、水素分離膜の透過性能評価に標準的に使用されているSFガスとHIガスの透過性能の相関性を検証し、正の相関が認められることを明らかにした。これは、SFの透過性能がHIの透過性能の指標となりうることを示しており、この知見を用いることにより、取扱いが難しいHIを用いずとも試作水素分離膜の性能データをSFにより容易に評価することができ、開発を加速させることができると考えられる。
小平 岳秀*; 大浦 琴音*; 池田 歩*; 小野 竜平*; 松山 絵美*; 野村 幹弘*; 澤田 真一; 八巻 徹也; 田中 伸幸; 久保 真治
no journal, ,
熱化学水素製造法ISプロセスのブンゼン反応器は、イオン交換膜を組み込んだレドックス反応器を用いることにより、熱効率の向上及び機器の小型化ができる可能性がある。この反応器の実現には、レドックス反応器の性能を左右する最適なイオン交換膜開発がカギとなる。本発表では、イオン交換膜の開発を進める上で、性能の基準とするNafion212を用いた反応試験によりその膜性能データ(プロトン輸率(t)及び電気浸透係数())の取得を行った。その結果、t及びはそれぞれ0.63, 2.82を示し、反応に必要なHのみならず、I及び水が膜内を透過していることを明らかにした。これらの成分の透過は電圧上昇や電極表面への硫黄の析出を起こす原因となり得る。これらの結果より、今後、Iや水の移動を抑制した新規なイオン交換膜開発が必要であることを明らかにした。