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石原 正博; 柴田 大受
日本機械学会第12回計算力学講演会講演論文集, 5, p.289 - 290, 1999/00
多孔質セラミックス中の伝播波形について、入射波と気孔との相互作用を考慮して、乱数を用いたシミュレーション解析を行った。解析では、相互作用として気孔に当たらずに進む直接波、気孔の周辺を回る迂回波及び気孔により跳ね返される反射波の3つのモードを考慮した。シミュレーション解析と確率論的観点から求められる理論解との比較により、モデル化する気孔の層数が100程度で、試行回数を100回程度とすれば、伝播波が平均値及び波形ともに理論解とほぼ一致することがわかり、乱数を用いた伝播波形についてのシミュレーション解析の妥当性が示された。
高瀬 和之; 小瀬 裕男*; 秋本 肇
日本機械学会第12回計算力学講演会講演論文集, p.395 - 396, 1999/00
核融合実験炉(ITER)の真空容器内に水が侵入すると減圧沸騰を起こして圧力が上昇し、容器破損を引き起こすことが考えられる。そこで、ITERで真空容器内水侵入事象(ICE)が起こった場合の2相流挙動を軽水炉の安全評価解析で実績のあるTRAC-PF1コードを用いて数値解析的に調べた。解析モデルはITERのトカマク型真空容器及びサプレッションタンクを模擬した3次元構造である。解析条件はITERで予測されている最大ICE事象を模擬するように設定した。解析パラメータはダイバータのスリット間隔である。本解析により、サプレッションタンクの圧力上昇抑制効果とリリーフパイプ径の関係並びに総侵入水量に占めるサプレッションタンクへの流入量の割合と時間の関係が明らかになった。これらの結果をもとにICE事象時の効率的なサプレッションシステムを検討する考えである。