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口頭

紫外線分解法により生じたフリーラジカルを用いた動的核スピン偏極法と高感度液体NMRへの応用

熊田 高之; 能田 洋平; 小泉 智; 橋本 竹治

no journal, , 

動的核スピン偏極(DNP)法は、電子スピン共鳴の技術を用いた電子スピンから核スピンへ偏極移動により核スピンの超偏極状態を作り出す手法である。近年、極低温・強磁場下で核スピン偏極された試料を、瞬時に溶解してNMR装置に転送し測定を行う高感度・高分解能NMR(DNP-NMR)法が注目されている。DNP-NMR, DNP-MRI法を遂行するうえで問題となるのが、DNPのために試料中に添加した安定ラジカルが溶解後も試料中に残存し、試料の移送,測定中に核スピンの脱偏極を促進してしまうことであった。安定フリーラジカルと異なり、紫外線照射により極低温固体中に生成したフリーラジカルは、溶解と同時に瞬時に消失するため、溶液中の超偏極状態がより長く維持される。本研究では紫外線照射した試料を核スピン偏極することを実証した。

口頭

擬一次元反強磁性体Cu$$_2$$Cl$$_4$$H$$_8$$C$$_4$$SO$$_2$$のスピンダイナミクス

藤澤 真士*; 白木 高輔*; 大久保 晋*; 太田 仁*; 吉田 誠*; 田中 秀数*; 坂井 徹

no journal, , 

二重鎖構造を持つ擬一次元反強磁性体Cu$$_2$$Cl$$_4$$H$$_8$$C$$_4$$SO$$_2$$のスピンダイナミクスについて、電子スピン共鳴(ESR)を用いて研究した結果を報告する。この系はスピンギャップを持つことが知られているが、スピンギャップはスピン一重項と三重項の間の励起のため、ESR遷移はスピンの保存則により禁止されている。ところが、この系ではスピンギャップに相当するESR遷移が観測された。本研究では、このESR遷移のメカニズムがジャロシンスキー・守谷相互作用であることを立証し、ESR強度の角度依存性に選択則を適用することにより、その相互作用ベクトルの向きを特定することに成功した。

口頭

ESR法によるカルボキシメチルセルロースラジカルの検討

佐伯 誠一; 長澤 尚胤; 廣木 章博; 森下 憲雄; 玉田 正男; 工藤 久明*; 勝村 庸介*

no journal, , 

多糖類誘導体であるカルボキシメチルセルロース(CMC)は、高濃度水溶液条件下における放射線照射によりゲル化することが知られている。従来、多糖類及びその誘導体は放射線分解型であり、放射線架橋反応は分解反応とは異なる反応機構をたどると考えられる。そこで、本研究ではCMC水溶液の放射線架橋反応機構を明らかとするため、高分子水溶液の放射線架橋反応の起因となるOHラジカルとの反応に焦点を当て、生成するCMCラジカルについてESR法により検討した。過酸化水素の光分解をOHラジカル生成源としてCMCラジカルの生成及びESR測定に成功し、観測されたESRスペクトルは、超微細結合定数等のスペクトル解析によりカルボキシメチル基炭素上ラジカルと同定された。また、CMC濃度の増加につれて、スペクトルの線幅の増加を確認し、カルボキシメチル基炭素上ラジカルの運動性の低下をESRスペクトル上に見いだした。

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