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池添 博; 光岡 真一; 西尾 勝久; 渡辺 裕*; Jeong, S. C.*; 大槻 勤*; 廣瀬 健太郎*
Nuclear Physics A, 834(1-4), p.172c - 175c, 2010/03
被引用回数:1 パーセンタイル:13.60(Physics, Nuclear)重い原子核間のクーロン障壁は衝突時に核の励起効果や核子の移行過程が結合して、幅を持って分布する。クーロン障壁分布をPb標的にTi, Cr, Fe, Ni, Zn, Ge, Krを衝突させる反応系で実験的に導出した。その結果、障壁の中心値は簡単なクーロンパラメータでよくスケールされること、分布の幅はPbの8重極振動モードの結合と核子移行反応の結合で説明できること、さらに、導出した障壁は原子核同士の融合障壁とは異なること、がわかった。また、変形核に球形核が衝突する場合、変形核の長軸側での衝突は原子核同士の融合に向かわず、質量の非対象な準核分裂過程に向かうことを、ウラン標的にSi, S, Arを衝突させる反応実験で明らかにした。