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口頭

Precise measurements of projectile charge changing cross sections for intermediate energy heavy ions

太田 周也*; 安田 仲宏*; Sihver, L.*; 小平 聡*; 井手口 悠介*; 長谷部 信行*

no journal, , 

本研究は、宇宙線の起源解明のために有益な情報である、宇宙線起源の元素組成の解明を目標としている。宇宙線(陽子から鉄など重イオン含め)は発生してから、地球に到達するまでに、星間水素と核反応を起こして、さまざまな二次核を生成しており、地球近傍で観測した宇宙線の元素組成に混じっている。このため、宇宙線重イオンと水素の反応断面積(入射核電荷交換断面積)を正確に測定し、二次核の生成量を差し引けば、宇宙線起源由来の元素組成が求まる。本研究では、CR-39飛跡検出器を用いた高精度測定手法を開発し、100から1000MeV/nucleonのFeやMgビームと$$C$$,$$CH_2$$標的を用い、全断面積及び、各元素を生成する断面積(部分断面積)測定を行った。測定した断面積は、エネルギーの重複する範囲で過去の実験データと一致し、本測定方法の有効性が確認できた。また、300MeV/n以下では、本測定が初めてのデータとなったが、モデル計算から15%以上大きい値を示し、従来の断面積計算モデルの改良やさらなる実験データ取得の必要性を示すことができた。

口頭

Measurement of the $$^{12}$$C($$alpha$$,$$gamma$$)$$^{16}$$O reaction at TRIAC

牧井 宏之; 宮武 宇也*; 若林 泰生; 石山 博恒*; 仁木 和昭*; 岡田 雅之*; 今井 伸明*; 渡辺 裕*; 平山 賀一*; Jeong, S. C.*; et al.

no journal, , 

$$^{12}$$C($$alpha$$,$$gamma$$)$$^{16}$$O反応の断面積は恒星内のHe燃焼期後の$$^{12}$$C/$$^{16}$$O比,酸素から鉄までの合成量、及び超新星爆発直前の鉄コアの質量に影響を与えることが知られており、恒星進化を理解するうえで重要な反応である。しかしながら、現状ではその反応率の不確定性が大きい。恒星内温度に対応するエネルギーでの断面積に対して制限を加えるため、18GHzのECRイオン源を用いることにより、高強度のパルス化$$alpha$$ビームを供給することが可能な短寿命核加速実験装置(TRIAC)での測定を開始した。TRIACから供給されたパルス化$$alpha$$ビーム,高効率コンプトン抑止型NaI(Tl)検出器,濃縮炭素12標的を用いて重心系エネルギー2.4MeV近傍での測定を行った。講演ではその結果を報告する。

口頭

Comparison of nuclear mass models at nuclearmasses.org

Smith, M. S.*; Nesaraja, C. D.*; Lingerfelt, E. J.*; 小浦 寛之; Kondev, F. G.*

no journal, , 

原子核の質量は超新星におけるr-過程元素合成やX線バーストにおけるrp-過程元素合成など天体物理分野において極めて決定的な役割を果たしている。現在新たな核種の原子核質量測定や原子核質量理論計算等が世界的になされている一方で、それらを利用するという観点では、世界的にみてもまだ不十分な環境であるというのが現状である。われわれは、このような状況を緩和する一助として、オンラインで利用可能である原子核質量ツールキットnuclearmasses.orgを構築した。このシステムはユーザーが無料で利用でき、プラットホームに依存せず、原子核の質量データセットを手早く効率的に共有, 管理, 可視化, 比較, 分析をすることが可能である。このシステムでは利用者自身が用意した原子核質量データセットをアップロードすることでシステムに格納し、それらを共同研究者と共有したり、またカスタマイズ可能な1次元又は2次元プロットにより手早く容易にデータを可視化し、計算することができる。今回の発表では、さまざまな質量理論模型を取り上げ、それらの実験値から標準偏差等をこのシステムを用いて比較し、このツールの利便性を紹介する。

口頭

Three-dimensional calculation of inhomogeneous nuclear matter

岡本 稔; 丸山 敏毅; 矢花 一浩*; 巽 敏隆*

no journal, , 

中性子星のクラストと呼ばれる領域や超新星を構成する低密度核物質において、原子核パスタと呼ばれる非一様構造の存在が示唆されてきた。これまでパスタ構造に対する研究ではしばしばウィグナーザイツセル近似が用いられてきた。しかし、この近似では対称性の高いパスタ構造が低密度核物質において基底状態になるように制限をかけている可能性がある。今回われわれは相対論的平均場模型とトーマスフェルミ近似を用いて核物質の非一様構造に対して対称性を課さない空間3次元の計算を行った。周期的境界条件を課したセルを、その中に構造が周期的に現れる程大きく設定し、中間子とクーロン場に対する連立方程式を解いた。バリオン密度に関しては、初期条件としてランダムにフェルミオンを分散させた状態から始め、それらの化学ポテンシャルが一様になるように密度分布を求めた。その結果、従来示唆されてきたパスタ構造が空間3次元の計算においても現れることを確認した。またウィグナーザイツセル近似を用いた場合との定量的な比較や、新たなパスタ構造の可能性についても議論した。

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