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中村 龍也; 藤 健太郎; 小泉 智克; 鬼柳 亮嗣; 大原 高志; 海老根 守澄; 坂佐井 馨
Proceedings of 2020 IEEE Nuclear Science Symposium and Medical Imaging Conference (NSS/MIC 2020), Vol.1, p.483 - 484, 2021/09
J-PARCに設置されたSENJU回折計に増設するためのコンパクトな2次元シンチレータ中性子検出器を開発した。本検出器では設置部の空間制約に対応するため、オリジナルと同様の有感面積(256256mm)とピクセル分解能(4
4mm)を保持しつつ、奥行き170mm(従来比40%減)へ再設計し製作した。また、新開発のコンパレータボードを装填することでPMT印加電圧の低減と計数均一性を改善した。4台製作した増設用検出器はいずれも検出効率50-60% (2
)、
Coガンマ感度1
10
、計数均一性3-6%であり良好な性能を有することを確認した。
森下 祐樹; 黒澤 俊介*; 山路 晃広*; 林 真照*; 笹野 理*; 牧田 泰介*; 東 哲史*
no journal, ,
原子力施設内の作業員がプルトニウム粒子を吸入した恐れがある場合、内部被ばくを考慮することが重要である。そこで、原子力施設の作業現場におけるPu粒子のAMAD値をリアルタイムに測定するために、高感度CCDカメラと光学顕微鏡を用いた高分解能イメージング検出器を開発し、これを実際のプルトニウム粒子の測定に応用した。ZnS(Ag)シンチレータにより
線はシンチレーション光に変換され、シンチレーション光を電子増倍(EM)CCDカメラで撮像した。ズーム範囲は5倍
20倍の範囲で調整した。20倍のズーム範囲を使用した場合、解像度は0.81um/pixel、視野は412.9um
412.9umであった。アルファ粒子の半値最大全幅(FWHM)は17.9umと評価された。プルトニウム粒子からの放出される
線の位置をリアルタイムで特定することができ、その計数率は、市販のZnS(Ag)シンチレーションカウンターを用いて測定した数と一致した。測定された
数は、AMAD値に変換することができる。このように、超高分解能
イメージャは、原子力施設の作業現場でのプルトニウム粒子のAMADの測定手法として有望である。
森下 祐樹; 星 勝也; 鳥居 建男
no journal, ,
福島第一原子力発電所等の廃炉の現場における放射能は非常に高いため、ガイガーミュラー(GM)カウンターのような市販の
線用サーベイメータでは、
線の放射能を直接測定することができないという問題があった。この問題を解決するために、極薄プラスチックシンチレータを利用した
・
検出器を開発した。本研究では、厚さ7, 22, 24, 31, 39, 55
mの様々な厚さの極薄プラスチックシンチレータを用意した。感度を調べるために、各シンチレータをガラス板と2インチ角の位置検出型光電子増倍管に光学的に結合し、
線,
線,
線源を用いて測定を行った。
線スペクトルの結果は、厚さ55
mのプラスチックシンチレータのみが
線(5.5MeV)のピークが確認された(Full Width at Half Maximum 16.7%)。一方、高
バックグラウンド下での
線測定には、厚さ7
mのプラスチックシンチレータが最適であり、
比は652であった。7
mのプラスチックシンチレータの
感度が最も低く、1MBqの
Sr/
Y線源を測定してもわずか41.74
0.93cpsの計数率であった。したがって、厚さ7
mのプラスチックシンチレータを用いて、これまでの方法では不可能であった現場の
線の表面密度をリアルタイムで直接測定することが可能となると考えられる。