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論文

Cavity compensation studies in the JAEA-ADS superconducting linac using LightWin

Yee-Rendon, B.; 近藤 恭弘; 田村 潤; 明午 伸一郎; 前川 藤夫; Pla$c{c}$ais, A.*; Bouly, F.*

Proceedings of 22nd International Conference on RF Superconductivity (SRF2025) (Internet), p.316 - 320, 2026/04

加速器駆動システム(ADS)などの大強度加速器には、高い可用性と信頼性が求められる。高い可用性の達成には、高周波空洞の1つが故障した場合でも、空洞補償により運転を継続できる能力が重要な鍵となる。JAEA-ADS線形加速器のビームダイナミクス研究では、複数の高周波空洞が故障した場合でも、許容なビーム品質を維持した状態で運転が継続できることが示されている。海外の他の超伝導線形加速器でも同様の方法を採用し、独自の手順を開発している。LightWinツールは、線形加速器における空洞故障ごとの補償設定を自動的かつ体系的に特定する効果的なツールとなり、SPIRAL2の運転を容易にするためにテストと改良が進められている。本ソフトウェアは、MINERVAの線形加速器だけでなく、JAEA-ADS線形加速器の高エネルギー加速部でも効果的となることが示された。本研究では、LightWinを用いてJAEA-ADS超伝導線形加速器における空洞補償を解析し、過去の研究結果との比較により、その有効性を議論する。

論文

Beam dynamics studies of cavity failures for the initial operation phase of the ESS superconducting linac

Yee-Rendon, B.; 近藤 恭弘; 田村 潤; 明午 伸一郎; 前川 藤夫; Miyamoto, Ryoichi*; Milas, N.*; Eshraqi, M.*

Proceedings of 22nd International Conference on RF Superconductivity (SRF2025) (Internet), p.58 - 62, 2026/04

現在、試運転段階にある欧州核破砕中性子源(ESS)の超伝導陽子線形加速器は、最終的にビーム出力は2MWとなる。ESS科学プログラムの成功のためには、高い信頼性と可用性が必要となる。ESSでは空洞や四重極などの主要な線形加速器コンポーネントに障害が発生した場合でも、出力約50%以上の運転継続を目指している。この目的の達成ため、超伝導線形加速器の空洞の故障に対処可能な戦略的なビーム光学を開発した。RF空洞における振幅の制約のため、標準的な空洞補償技術を改良したビーム光学を実装した。その結果、ビーム品質の仕様を満たすビーム回復が可能になり、ESS線形加速器の可用性の向上が示された。

論文

Fabrication of the prototype spoke cavity for the JAEA-ADS linac

田村 潤; 近藤 恭弘; Yee-Rendon, B.; 明午 伸一郎; 前川 藤夫; 加古 永治*; 梅森 健成*; 阪井 寛志*; 道前 武*

Proceedings of 22nd International Conference on RF Superconductivity (SRF2025) (Internet), p.691 - 694, 2026/04

日本原子力研究開発機構(JAEA)では、原子力発電所で発生する高レベル放射性廃棄物を効率的に削減するための将来の原子力システムである加速器駆動核変換システム(ADS)実現のための研究を行っている。JAEA-ADSのための大強度陽子リニアックの詳細設計の第一歩として、現在、我々は低速陽子(光速比0.2程度)加速用の超伝導スポーク空洞を開発している。我が国においては超伝導スポーク空洞の製作経験がなく、JAEA-ADSの実現性を確保するためには、この空洞の試作と性能評価が必須である。我々は2020年度から実際の空洞製作を開始し、2024年度、電子ビーム溶接による空洞組み立てが完了した。この組立においては、最終溶接の前に空洞部品の端部を数回に分けてトリム加工することにより、目標とする共振周波数を実現した。最終溶接においては、空洞部品の真円矯正と端部薄肉加工を組み合わせることにより、平滑な溶接ビードを得ることができた。本発表では、ADS実現に向けた超伝導スポーク空洞の開発について報告する。

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