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Urso, L.*; Zohm, H.*; Fischer, R.*; 諫山 明彦; 鎌田 裕; ASDEX Upgradeチーム; JT-60チーム
Europhysics Conference Abstracts (CD-ROM), 32D, 4 Pages, 2008/00
新古典テアリングモード(NTM)は、発生するとプラズマの到達ベータ値や閉じこめ性能を劣化させることが知られていて、多くの装置において観測されている。電子サイクロトロン電流駆動(ECCD)を用いたNTMの安定化はASDEX-UやJT-60U等において行われていて、安定化手法の開発も行われている。今回、ASDEX-U及びJT-60UにおけるNTM安定化実験の平衡及び分布データを用いて、NTMの時間発展を記述する修正Rutherford方程式に含まれる係数の値を評価した。その結果、同程度の大きさの係数で両装置のNTMが記述できることが明らかになった。また、NTMの成長時及び消滅時における時間発展に関しても実験結果を比較的よく再現する結果が得られた。
井手 俊介; JT-60チーム
no journal, ,
JT-60Uでは定常核融合炉実現に向けた研究を行っている。特に、ITERにおける先進運転や日本国内及び欧州との協力により進められているJT-60SAでの高圧力定常運転の最適化をターゲットとして課題の抽出及び解決をめざした研究に重点を置いている。中でも、プラズマ圧力(規格化ベータ:
)と自発電流割合(
)の増大及びその維持時間伸張は重要な課題である。これまで
4.2 and
100%の短時間(エネルギー閉じ込め時間程度)や、
=2.3の23秒間や
=70%の8秒間といった、より長い時間スケール(電流拡散時間の数倍から数十倍)での達成/維持に成功している。これらの成果は、基礎的なプラズマ物理における知見や理解に基づいたものである:プラズマ回転の抵抗性壁モードやエネルギー閉じ込め等への影響,局所電流駆動による新古典テアリングモード安定化,中性粒子ビームによる周辺電流駆動等。さらに、これらの知見に基づいた先進的複合フィードバックの開発も進めている。本講演ではこれらの成果を、将来の実験装置、特にJT-60SAとの関連を示しながら報告する。
及川 聡洋; Polevoi, A. R.*; Bonoli, P. T.*; Campbell, D. J.*; Henderson, M.*
no journal, ,
ITERにおける中性粒子ビーム(NB),電子サイクロトロン波(EC),低域混成波(LH)による加熱電流駆動を評価するためにこれまで整備してきた物理モデル,コードと、Q=10誘導運転と定常運転の参照シナリオにおける加熱電流駆動性能を報告する。NBコードはJAEAで開発されたもので、モンテカルロ法を用い、高速中性粒子の電離モデルとして最新の原子データを取り入れた鈴木モデルを採用した。ECコードもJAEAで開発された光線追跡と擬線形フォッカープランクを元にしたコードである。LHコードはMITとの協力で導入したもので、1次元フォッカープランクに衝突オペレータに2次元効果を取り入れており2次元コードと良い一致を示す。昨年NBと入射ポートの設計の見直しによりNB入射角の可動範囲が2001年工学設計よりも狭まったことにより、NB電流駆動分布は小半径で0.05程度内寄りになった。LHは近接条件のために磁場に平行方向の屈折率として2程度と比較的高い値を選ばざるを得ず、定常運転参照シナリオでは水平ポートから入射可能な20MWのパワーでLH電流駆動は0.83MA程度である。