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高橋 史明; 佐藤 薫; 遠藤 章; 小野 孝二*; 吉武 貴康*; 長谷川 隆幸*; 勝沼 泰*; 伴 信彦*; 甲斐 倫明*
Radiation Protection Dosimetry, 146(1-3), p.241 - 243, 2011/07
被引用回数:24 パーセンタイル:83.15(Environmental Sciences)CT検査における被検者の被ばく線量を評価するため、web上で動作する線量評価システムWAZA-ARIを開発している。WAZA-ARIは、撮影条件を入力すると、システムに内蔵する臓器・組織線量のデータベースから、条件に対応するデータセットを抽出し、線量を評価する。本研究では、被検者の撮影時の条件等を詳細にモデル化し、PHITSコードを用いた放射線輸送計算により、線量データベースを作成する方法を確立した。ここで、人体モデルとして、身長(171cm)及び体重(65kg)が、日本人の成人男性の平均値に近いJMファントムを用いた。このファントムは、およそ1mm角のボクセルで小さな臓器も厳密に再現し、臓器質量は日本人男性の平均値に近い。また、胴体のCT検査では腕を頭上に置くため、両腕を胴体側面から除去したモデルも導入した。これらのモデルを用いて、CT装置に導入されているビーム成形フィルタでの光子減弱を考慮した輸送計算で、各臓器の線量を計算した。その結果、JMファントムと従来の解析で使用されていたMIRD型ファントムによる臓器線量に有意な差が見られ、精密な人体モデルの利用の必要性が確認された。
佐藤 達彦; 遠藤 章; 保田 浩志*; 仁井田 浩二*
Radiation Protection Dosimetry, 146(1-3), p.183 - 185, 2011/07
被引用回数:1 パーセンタイル:9.98(Environmental Sciences)国際放射線防護委員会ICRPは、その2007年勧告で、最新の科学的知見に基づき実効線量の定義を変更した。これに伴い、フルエンスから実効線量への換算係数の改訂が必要となった。そこで、われわれは、新勧告に基づき、放射線輸送計算コードPHITSを用いて、中性子・陽子に対する実効線量換算係数を計算した。そして、新旧の実効線量換算係数を用いて、高エネルギー加速器の作業員や航空機乗務員の実効線量を計算し、新勧告の導入が高エネルギー放射線防護に与える影響について検討した。その結果、新勧告に基づく加速器作業員や航空機乗務員に対する実効線量は、旧勧告に基づく値と比較して小さくなることがわかった。これは、おもに、放射線荷重係数の改訂に起因すると考えられる。
中川 貴博; 高田 千恵; 辻村 憲雄
Radiation Protection Dosimetry, 146(1-3), p.140 - 143, 2011/07
被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Environmental Sciences)TLアルベド線量計(TLAD)の評価値は、中性子エネルギースペクトルに大きく依存する。このため、筆者らは固体飛跡検出器(SSNTD)を組合せたTLADを中性子被ばくが見られる作業者に対して配付してきた。これは、両線量計の指示値の比(
/
)が中性子スペクトルの硬さの指標になるからである。ここでは、最近の
/
を把握すること、またTLADの換算係数の修正が必要なほど、作業環境が変化していないことを確認することを目的とした。分析の結果、
/
は10-20(3.363mm
)/(mSv
Cs eq.)であった。これは、1991-1993年度の分析データよりも小さい値である。
/
の減少の原因として、作業者のグローブボックス近傍での作業の減少が考えられる。一方、90年代から作業環境中の中性子スペクトルは大きく変化していないことから、TLADでの中性子線量評価は妥当であったと言える。
-
coincidence method for selective measurement of
Bi-
Po; Application to dust filter used in radiation management眞田 幸尚; 田辺 陽一郎*; 飯嶋 信夫; 百瀬 琢麿
Radiation Protection Dosimetry, 146(1-3), p.80 - 83, 2011/07
被引用回数:6 パーセンタイル:41.04(Environmental Sciences)ウラン系列核種に属す放射性核種の
Biと
Poのペアは、核燃料取り扱い施設の放射線管理に必要である空気中放射性物質濃度測定を妨げる。
Bi(
)と
Po(
)の時間間隔は
Po(164
s)が短い半減期のため、人工の放射性核種よりはるかに短い。空気中放射性物質濃度測定は
Bi-
Poの選択的測定で、このバックグラウンドを引き算できる。この研究の目的は、
Bi-
Poの選択的測定のための
-
同時計数法に基づく新しい分析方法(時間間隔解析法:TIA)を開発することにある。開発された方法は実際に使用されているダストフィルタ測定に適用された。
木名瀬 栄; Mohammadi, A.; 高橋 聖; 斎藤 公明; Zankl, M.*; Kramer, R.*
Radiation Protection Dosimetry, 146(1-3), p.191 - 194, 2011/07
被引用回数:4 パーセンタイル:30.45(Environmental Sciences)At the Japan Atomic Energy Agency (JAEA), several studies have been conducted on the use of voxel models for internal dosimetry. Absorbed fractions (AFs) and S values have been evaluated for preclinical assessments of radiopharmaceuticals using human voxel models and a mouse voxel model. Computational calibration of in vivo measurement system has been also made using Japanese and Caucasian voxel models. In addition, for radiation protection of the environment, AFs have been evaluated using a frog voxel model. Each study has been made by using Monte Carlo simulations. Consequently, it was concluded that these data by Monte Carlo simulations and voxel models could adequately reproduce those by measurements. Voxel models were found to be significant tools for internal dosimetry since the models are anatomically realistic.
Np and
Am in near-surface environments田中 忠夫; Ya-Anant, N.*
Radiation Protection Dosimetry, 146(1-3), p.303 - 306, 2011/07
被引用回数:1 パーセンタイル:0.00(Environmental Sciences)環境モニタリング及び放射線防護の観点から、再処理施設等を起源として地表面に沈着した
Np及び
Amの環境動態について実験的に検討した。収着特性が異なる2種類の土:砂質土及び赤色土を対象として、土カラム表面に収着させた
Np及び
Amを模擬地下水で溶離させる実験を行った。砂質土間隙水中で、
Npは陽イオン及び粒子状化学種で存在した。粒子状化学種は、砂質土と相互作用せずにカラム中を動いた。一方、陽イオン性化学種の移行は、可逆的なイオン交換反応と非可逆的な反応の両方に支配された。
Amは比較的大きな粒子を形成し、土カラム内にトラップされた。赤色土表面に収着した
Np及び
Amは、溶離液注入量の増加とともにカラム深部へと移行した。収着メカニズムはイオン交換反応に支配され、移行挙動は分配係数モデルで評価可能であることを示した。
伴 信彦*; 高橋 史明; 小野 孝二*; 長谷川 隆幸*; 吉武 貴康*; 勝沼 泰*; 佐藤 薫; 遠藤 章; 甲斐 倫明*
Radiation Protection Dosimetry, 146(1-3), p.244 - 247, 2011/07
被引用回数:22 パーセンタイル:81.07(Environmental Sciences)CT検査における被ばく線量を正確に評価するため、webシステムWAZA-ARIを開発中である。WAZA-ARIは、放射線輸送計算コードPHITSにJMファントムを組み込んで解析した臓器線量を計測可能な線量に規格化し、そのデータベースをXMLファイル形式で保存している。また、線量評価をネットワーク上のwebブローザーによりアクセス可能なLinuxサーバーで実行するため、ユーザーは表示画面を通じて撮影条件を設定する。ここで設定した条件に対して、最適なデータセットが選択され、撮影範囲内にあるデータを合算して臓器線量を算出する。この計算処理では、X線管の回転時間、ビームピッチというCTスキャニングに関係するパラメータが考慮され、臓器線量の最終結果はスキャニング中の総電流値(mAs)及びCT撮影の線量指標(CTDI)に基づき算出される。現在、規格化された線量データの整備は、未だ数種類のCT機種に限られているが、WAZA-ARIは高い有用性,簡便なメンテナンス法を既に達成した。また、さらなる適用の拡張に関する可能性を検討中である。
中村 圭佑; 前田 亮*; 安宗 貴志*; 前畑 京介*; 石橋 健二*; 田中 啓一*; 梅野 高裕*; 高崎 浩司; 百瀬 琢麿
Radiation Protection Dosimetry, 146(1-3), p.88 - 91, 2011/07
被引用回数:1 パーセンタイル:9.98(Environmental Sciences)エネルギー分散型のX線検出器として超伝導相転移端温度計(TES)型マイクロカロリーメータの研究が行われている。TES型マイクロカロリーメータは熱検出器であり、入射光子のエネルギーを温度上昇として測定する。本研究では、超ウラン元素から放出されるLX線を計測するため、吸収体に厚さ5
mのAuを用いたTES型マイクロカロリーメータを開発した。さらに、冷却システムには液体ヘリウムを用いないギフォード・マクマホン冷凍機を搭載した希釈冷凍機を用いた。このシステムの性能評価のため
Amより放出されるLX線の検出を行った。その結果、エネルギー分解能が約80eVとなり、TES型マイクロカロリーメータによるLX線検出が有効であることがわかった。
金盛 正至; 須藤 俊幸; 田中 憲一*; 高田 純*
Radiation Protection Dosimetry, 146(1-3), p.42 - 45, 2011/07
被引用回数:2 パーセンタイル:17.07(Environmental Sciences)東海村臨界事故終息作業を事例として線量管理方法の検証を行った。作業前の中性子線と
線の線量測定結果から、個人の線量予測を行ったが、作業の結果、作業員の個人線量は、事前の線量予測の約50倍程度となった。本報では、線源から40m程度から100m程度までの近距離の測定結果を基礎に、線量の再評価を行い、個人線量と比較し60から80%程度の精度で一致することがわかった。その結果、中性子線の高い線量場における作業の管理のための線量限度の目安は、(1)作業者の年間線量限度、(2)作業者の当該作業以外の線量、(3)測定誤差の三点を考慮し、5年間の20mSvの2分の1の10mSv程度とすることにより、ICRPの勧告の観点からしても安全尤度をもって作業できるものと考えられる。
遠藤 邦明; 百瀬 琢麿; 古田 定昭
Radiation Protection Dosimetry, 146(1-3), p.119 - 122, 2011/07
被引用回数:6 パーセンタイル:41.04(Environmental Sciences)Radiation protection methodologies concerned to individual monitoring, workplace monitoring and environmental monitoring in nuclear fuel facilities have been developed and applied to facilities in NCL of JAEA over 40 years. External exposure to photon, beta-ray and neutron and internal exposure to alpha emitter are important issue for radiation protection in these facilities. Airborne monitoring, surface contamination monitoring to alpha emitters and beta/photon emitters are also essential to workplace monitoring to avoid internal contamination of the personnel. Criticality accident alarm system developed by JAEA has been proven through the application to the facilities for long time. Centralized area monitoring system has been effective for emergency situation. Air and liquid effluents from the facilities are monitored by continuous monitors or sampling methods to comply with regulations.
保田 浩志*; 佐藤 達彦; 米原 英典*; 小佐古 敏荘*; 藤高 和信*; 佐々木 康人*
Radiation Protection Dosimetry, 146(1-3), p.123 - 125, 2011/07
被引用回数:17 パーセンタイル:74.51(Environmental Sciences)我が国における航空機乗務員の被ばく管理は、文部科学省放射線審議会が2006年に策定したガイドラインに基づき、2007年度より開始されている。放射線医学総合研究所では、その被ばく管理のため、原子力機構が開発した宇宙線スペクトル計算モデルPARMAに基づいて航路線量を計算するプログラムJISCARD-EXを開発し、その結果を航空会社に提供している。発表では、JISCARD-EXを用いて計算した2007年度の航空機乗務員被ばく線量について報告する。
橋本 周; 飯本 武志*; 小佐古 敏荘*
Radiation Protection Dosimetry, 146(1-3), p.65 - 68, 2011/07
被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Environmental Sciences)複数検出器を使った線量評価は閉凸空間最適化法で向上できる。これにより、放射線場に応じた柔軟な線量評価を可能にする。中性子周辺線量当量は混合ガス比例計数管で評価した。線量評価値の信頼性は現行の線量計と同程度であった。また、個人線量計への適用も検討した。応答特性の直交性の高い線量計の組合せが、線量評価の適性が高い傾向にあることがわかった。
栗原 治; 金井 克太
Radiation Protection Dosimetry, 146(1-3), p.144 - 147, 2011/04
被引用回数:8 パーセンタイル:50.12(Environmental Sciences)本論文では日本原子力研究開発機構・核燃料サイクル工学研究所のプルトニウム内部被ばくモニタリングプログラムの概要と過去の体内汚染事例から得られた知見について述べた。同研究所で発生した体内汚染事例の多くが、プルトニウムの吸入摂取に因るものである。過去に体内汚染した被検者の内部被ばく線量を最新の線量係数を用いて再評価した結果、平均値でMOX燃料製造施設の事例で0.1mSv、再処理施設で1.5mSvとなった。これらの数値は、現行の線量限度と比較して十分小さいものである。これまで、内部被ばく線量は初期便のデータのみから評価されている。したがって、作業区域に存在するプルトニウムの物理化学的性状に関する情報の蓄積が、内部被ばく線量評価の精度向上の観点から求められる。
薄井 利英; 高嶋 秀樹; 岩佐 忠敏; 浜崎 正章
Proceedings of 3rd Asian and Oceanic Congress on Radiation Protection (AOCRP-3) (CD-ROM), 3 Pages, 2010/05
As to the evaluation method of surface contamination used in radiation control of ORDC, where an evaluation method of surface contamination provided by JIS (Z4329, Z4334, Z4504: 2008) is introduced, an influence on radiation control was investigated. As a result of the investigation, measurement conditions and radiation control method need to be changed where the evaluation method according to JIS (Z4329, 4334, 4504; 2008) is adopted. The operated radiation control may not be able to maintain because the detection limit is higher than current one. Therefore the procedure of surface contamination control of JIS (Z4329, 4334, 4504: 2008) should be adopted after reviewing details considering the reasonableness of radiation control.
吉田 忠義; 辻村 憲雄; 山野 俊也*
Proceedings of 3rd Asian and Oceanic Congress on Radiation Protection (AOCRP-3) (CD-ROM), 3 Pages, 2010/05
反跳陽子を測定するZnS(Ag)シンチレータを用いた中性子サーベイメータを開発した。プローブはコンパクトな大きさで携行性に優れ、重量は約2kgである。MOX燃料施設を模擬した減速中性子校正場を用いた性能試験と、MOX燃料施設内の中性子スペクトルが既知の実際の作業場において、減速材を用いた従来の測定器との比較測定試験を行った。その結果、MOX燃料施設の作業場で満足な性能を示すことを確認した。本測定器によって、従来の測定器では難しかった、より細やかな中性子モニタリングが可能になると期待される。
大倉 毅史; 山澤 弘実*; 森泉 純*; 平尾 茂一*; Guo, Q.*; 遠嶋 康徳*; 飯田 孝夫*
Proceedings of 3rd Asian and Oceanic Congress on Radiation Protection (AOCRP-3) (CD-ROM), 3 Pages, 2010/05
大気中
Rnを大気の広域輸送の諸現象を解明するためのトレーサーとするため、東アジア域において大気中
Rn濃度の連続測定ネットワークを構築した。北京,名古屋,舳倉島,八丈島,波照間島などにおいて測定した。陸域に位置する北京,名古屋において高い濃度の
Rnが観測され、海域に位置する八丈島,波照間島においては、低い濃度の
Rnが観測された。大気中
Rn濃度の季節変動では、夏季に最も低く冬季に最も高い傾向が見られる。短周期の変動トレンドは、北京,名古屋では、1日周期の変動が見られ、八丈島,波照間島においては、1日周期の変動は観測されず、数日周期の変動が観測された。八丈島での大気中
Rn濃度の数日周期変動は、総観規模の大気擾乱に依存していることが確認された。後方流跡線を用いて、八丈島における大気中
Rn濃度と大気の輸送経路の関係を解析したところ、八丈島における大気中
Rn濃度は大気の輸送経路に密接に関係しており、八丈島で観測される
Rnは、おもに中国大陸北部からシベリアや日本列島を起源とした
Rnの長距離輸送成分に強く依存することが明らかになった。
金井 克太; 栗原 治
Proceedings of 3rd Asian and Oceanic Congress on Radiation Protection (AOCRP-3) (CD-ROM), 3 Pages, 2010/05
被験者の胸部厚は、Pu同位体又は
Amといったアクチニドの吸入による肺負荷量を、肺モニタにより決定するための重要な要素である。これまで多くの研究者により提案された体格指標の関数としてのCWT予測式は、超音波測定装置によるCWT測定に基づいている。本研究では、われわれの被験者のCWTデータからこのような式を導出し、われわれが現在使用している肺モニタによる測定への適用性を、大半のPu化合物の体内摂取事例において検出される唯一の指標となりうる
Amの量の精度を中心に評価した。導出した式の誤差は、CWTの実測値に対して-8mmから+6mmの範囲となり、直接測定における性能基準に適合した。しかしながら、われわれの肺モニタの測定ジオメトリの変化に起因するCWTの変化の影響を明らかにするための、さらなる研究が必要である。
Mohammadi, A.; 木名瀬 栄
Proceedings of 3rd Asian and Oceanic Congress on Radiation Protection (AOCRP-3) (CD-ROM), 3 Pages, 2010/05
The accurate dosimetry for murines such as mice is necessary since they are widely used in preclinical evaluations of new radiopharmaceuticals. Dose of organs in these animals can be evaluated in a voxel mouse phantom, which has a realistic anatomy, by Monte Carlo methods. Dose of each organ depends on density of that organ and the other organs around. In this study, we evaluated the effect of bones and lungs density on photon and electron absorbed fractions (AFs) and S values for
I and
Y nuclides in major organs and whole body of the Digimouse phantom. Source was considered to be distributed uniformly in the whole body of the mouse phantom. AFs and S values were evaluated by Monte Carlo methods in homogeneous and heterogeneous Digimouse phantoms. The density of skeleton and lungs in homogeneous phantom were changed to make the heterogeneous phantom. From the results it was found that the density changes affected on AFs and S values of all organs specially the heart however the effect in whole body was really much smaller than each individual organ. It shows that whole body dose is not sufficiently good as a quantity for accurate dosimetry.
竹安 正則; 中野 政尚; 住谷 秀一; 根本 宏美*; 菅野 光大*; 黒澤 直弘*
Proceedings of 3rd Asian and Oceanic Congress on Radiation Protection (AOCRP-3) (CD-ROM), 4 Pages, 2010/05
原子力施設の想定事故時の一般公衆の線量評価は、気象指針に記述された拡散式をもとに解析が行われる。しかし、気象指針の拡散式では放出核種の大気拡散中での放射性崩壊を考慮していない。そのため、半減期が数分以内の極短半減期核種が放出されることが想定される事故時においては、崩壊を考慮しないと線量を過大に評価することになる。本研究では、短半減期核種の大気拡散時の放射性壊変を考慮し想定事故時の線量を計算できるコードを開発・検証した。さらに、仮想的臨界事故時の線量を試算し、放射性壊変と考慮した場合と考慮しなかった場合について比較・検討を行った。
辻村 憲雄; 吉田 忠義; 高田 千恵
Proceedings of 3rd Asian and Oceanic Congress on Radiation Protection (AOCRP-3) (CD-ROM), 3 Pages, 2010/05
MOX燃料製造施設作業環境において中性子線量計がどれだけ正確に中性子線量当量(率)を測定することができるか予測するため、中性子線量計の線量当量レスポンスの計算をスペクトルフォールディング法によって行った。選択した線量計は、二種類の個人線量計(熱ルミネセンスアルベド中性子線量計・電子式中性子線量計),三種類の減速材付き中性子サーベイメーター,
(10)モニタと呼ばれる特別の計測器だった。本計算によって、仕事場中性子フィールドで観測された中性子スペクトルの変動範囲におけるそれらのエネルギー依存性が明らかになった。