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安立 裕人; 大江 純一郎*; 高橋 三郎; 前川 禎通
no journal, ,
温度勾配からスピン圧を生成するスピンゼーベック効果は磁性金属,磁性半導体,磁性絶縁体のそれぞれにおいて観測され、現在では強磁性体に付随する普遍的性質との認識が確立している。近年の理論及び実験的な努力の結果、スピンゼーベック効果には音波の自由度が重要であることが明らかとなってきた。ここでは、非平衡音波が低エネルギースピン励起を刺激する、いわゆるフォノンドラッグ効果について議論する。このシナリオでは、スピンゼーベック効果の信号は音波の熱伝導率を追跡する形で低温で増大することを予言する。講演では、この予言された振る舞いがごく最近の実験によって確認されたことなどを報告する。